今日は「狐と狸の化かし合い」です。
学生の就職活動も本番を迎え、大手企業を中心に内定が出始めた。複数の内定を得た場合、本命以外の企業には辞退の連絡をすることになるが、その際に人事担当者が学生に厳しい言葉を浴びせるケースがある。  
「君1人を採用するのになんぼカネかかったか、わかっとんのか」(関西の大手部品メーカー)
「お前のゼミからは二度と採用しないからな」(大手信託銀行) 
こうした人事担当者の発言の背景には、採用計画に狂いが生じることで発生する多大なコストや、自身の評価が下がることへの恐怖感などがある。ただし、行き過ぎた言動は脅迫となり、法に触れる可能性があると雇用問題に詳しい弁護士は指摘する。
一方、学生の側にも、最近は怒られるのを怖がり内定辞一退を伝えずに連絡を絶つ者がいるという。
ビジネスでは自分の行動に責任を負えない者一は信頼を失う。学生も企業も誠意を持った対応が重要だ。
「内定辞退の修羅場に見る人事の本性」日本経済新聞より転載

人事を経験したものとして、このフリネタの内容はよくよくわかります。
勿論会社側としての立場で、ですよ。
新入社員の募集人員は、基本的には中期計画を基に年度毎の採用人数はきまっているのですが、実態は各部署からの必要人数、会社の業績、景況感を併せ持って調整しています。どうですかね、どこの会社でも非営業部門があります、非製造業なら管理部門、製造業なら管理部門に加えて工場ですか。
大雑把でいえば上場企業であれば、非営業部門の負担額は年間50百万円/人(含む俸給諸給与)くらいですか。
まして新入社員は教育投資を含めてcostの固まりですので言わずもがな良い人材を採るのはmustであるのは言うまでもないと思います。
要は、人事は定員割れをしないように希望をいえば定員ぴったりに採るのですが、フリネタのように内定辞退者もいるので、多少歩留まりをみて多めに採るのです。
このあたりのコスト増が問題なのですね。

余談ですが、定員以上とかやたら大量人数の採用する企業は入社してからふるいにかけますので、根性のない方はそのような会社には上場企業といえども入社しないほうが良いと思います。
加えて給料のよい会社は、当り前ですが滅茶苦茶に仕事がきついのです。
言い換えればそれだから給料が良いのです。
給料がよくて仕事が楽な会社など存在しません。

閑話休題おはなしはもどりまして
詰まるところ定員割れが問題なのです。
万が一定員割れしますと、二次募集をします。
人事としては一仕事終わったと思っていたのに、学生の身勝手な内定辞退によりあらたな仕事が増えるといのは、なんともやりきれないものです。
学生も二次募集によい会社がないのと同様に、会社側も二次募集では良い人材はすでに払底していて採れないのです。
この辺りが頭を抱えてしまうところであります。

狐と狸の化かし合い
かつて当社と当社の競合会社の二股かけていた女子学生がいました。
当社は早々と彼女に内定を打ち、最終の役員面接に臨んだのです。
そして最終面接日の日程調整の為に連絡を取るのですが、ある日から音信不通となりました。
今みたいに携帯電話が普及していなく、固定電話でのやりとりですから隔靴掻痒感は否応なしに強いのです。
断片的にわかったことは、彼女は盲腸の緊急手術で入院している、という事でした。
人事担当としてはそのような状態であれば、役員面接も無理なので内定取消しをしたかったのです。
しか〜し彼女との連絡が取れずしまいで、ちなみに彼女は東京のマンションに親元を離れて一人暮らしでした。
どうしようもなく彼女の自宅に電話したところ、彼女の母親が電話口に出て、事もあろうに私の事を競合会社の人事担当者と錯誤し、娘は今日御社の面接に間違いなく行っている、とのたまったではないですか。
彼女の気持ちもわかります。要は二股をかけ続けたかったのですね。
しか〜し嘘はいけません。
嘘がわかったので、その後の彼女への応対は冷徹であったように記憶しています。
フリネタのように、「お前のゼミからは二度と採用しないからな」と言いたくなるような気持ちはよくよくわかるのです。
要は企業と学生は採用に関しては、フリネタのように「狐と狸の化かし合い」と申したかったのです。


害虫駆除会社の戦略としては十分理解できる。ゴキブリは病気を媒介する害虫で、駆除しなくてはならないものだからだ。このリストのユーモラスな第一発目として、顧客の心をつかもうとするオーキンの奮闘は、おぞましい効果はそれほどないかもしれないが、あなたがゴキブリ大嫌い人間なら、その笑いは虚ろなものになるだろう。


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今日は有楽町に出没です
最近カレーづいています。
暑くなってきたからですかね?
今日のお店は「ムンバイ」丸の内店さんです。

住所: 東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル B1F
電話:03-5293-0115
定休日:無休

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お店の外観です。
彼女はやたら日本語が上手いので、どこで日本語を習ったのですか、と聞きましたら、在日の印度人です、との事でした。なるほど納得です、

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「シェフの気まぐれ豆カレー」@920円です。
ここは歌舞伎の中村獅童さんのおすすめのお店の様です。

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待つこと、3分でサラダの到着です。
見た目美味しそうです。
一口頂きますと、レタスはエッヂが立っていてイケます。
サウザンアイランドドレッシングもイケています。
美味しいですね。

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待つこと10分で「シェフの気まぐれ豆カレー」の到着です。
個人的には本格印度カレーでは「豆カレー」が大大大好きなのです。
色々な豆が入っていて美味しげです。
それでは実食です。
豆の風味がいかされていて美味しいです。
プラ〜ス以外にあっさり風の印度カレーであるといえます。
辛さは普通ですか、どちらかといえば辛くありません。
ナンに難ありではないのですが、甘さ不足です。
個人的にはパイ生地みたいな香り高いナンが好きなのです。
で〜も場所からして「コスパ良し」のお店でしょう、ハイ。

それでは(^_-)