今日は「青春地獄編」です
私の卒業した大学の男子はモテオが多かったです。
所謂ブランド大学だからでしょう。
私の友人の独りに複数女性といつも付き合っている奴がいました。
最低でも3名とは絶えず付き合っていました。
当時を知る私としましては、正直、苦行を行っているなと感心していました。
スマホのない時代ですから、すべて固定電話若しくは公衆電話で会う日を決めていたのでそのデートのスケジュール調整は大変だったようです。
逆にoutdated(時代遅れ)だったから、多重交際がバレなかったのでしょう。
スマホのラインでしたらたまに送り間違えしてしまうのでアウトだったでしょう。
この多重交際の相手の内訳は、結婚を考えている女性を除けば、後はすべて彼の遊興費の金ヅルでした。
その財布代わりの女性も那辺をわきまえていて彼の思いに一生懸命に答えていました。
私もたまには友人の待ち合わせの時間つぶしに付き合い、その延長線で彼女たちと会う事がありました。
個人的には、あいつかなりレベル下げているな、と思っていました。
彼はそれらの女子には、実家はかつて裕福だったんだけど、親の事業が行き詰って仕送りが滞り苦労しているという絵図に基づき、だからお金に困っているんだ、と言っていました。
それは真っ赤な嘘なのです。
彼は岡山の素封家の出自で3人兄弟の末っ子です。
長男は東大、長女は東京女子、本人はできが悪くて私と同じ大学ということで、家では安くみられていました。
実際、夏休みに彼の実家に友人達と泊まりに行った事がありましたが、その家の威容に驚いたのと召使なるものを始めてみました。
たまさか、兄、姉も帰省したので、世間話をしたのですが、彼らは私の大学を色キチ・アホタレ大学みたいに思っていて随所に低能大学みたいなディスリスペクトの文言をはさんで会話していましたので、かなり私を憤らせました。
正直、あなたの弟だけがそうなんだ、と言ってやろうかと思ったほどです。
彼女たちだったバカではありません。
そんなにお金に困った人間が高級外車に乗ったり、高級マンションに住んだりするわけもなく、その絵図に乗りながらどこかでターンオーバーしようと虎視眈々とそのチャンスを狙っていたのでした。
そんなアホボンの友人が一つだけ心がけていた事があります。
それは彼女たちを名前で呼ばず全て「オマエ」と呼び捨てていました。
その理由を聞きますと、ファーストネーム(e.g美帆子)で呼ぶと、呼び間違えが起こりますので、それを避けるための自衛策なのでした。
就活時期になりました、彼は親のコネで早々と伊勢丹に内定が出ていて余裕のヨッチャンなのでした。
彼の頭にあったのは、今の多重交際の精算と結婚を考えていた女性とのクロージングでした。
いくら考えても妙案が浮かびません。
伊勢丹に入ったら東京勤務以外の勤務地例えば九州なんかに配属されればそれで精算できるとなと糖尿病の患者のような甘い考えをもっていたのです。

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破局は意外な処で訪れたのです。
ある日、酔っぱらって友人は3人の彼女の内の独りに電話しました。
ところが酔っていたのでかけ間違えたのですが、呼び名はオマエで会話したので相手間違いに気がつかなかったのです。さら〜に、彼に取って不幸だったのは電話に出た相手が酷い風邪をひいていて声が変わっていたのでした。
電話にでた相手は、間違い電話に気が付き風邪で声が出ないと言ってあまり話をせず、聞き手に徹して、最終的に私の友人が電話した相手の名前を成りすまして聞きだしてしまったのです。
そこから後はくだんの彼女が友人の家に遊びに行った時に、発信履歴を全部メモして、最終的には多重恋愛の女性をすべて調べ上げたのです。
しばらくして、この女性たちは集まりこの複雑恋愛に結論を出したのでした。
そして大学の卒業式の一週間前、赤坂の高級ホテルに結婚を考えていた女性に呼び出された彼は、これから起こる未曾有の愁嘆場を微塵も感じずに大きな窓ガラスから差し込む陽光を浴びながら席に着いたのです。
そして、急な呼び出しだったけど、いい話?と言って煙草に火をつけて細長い紫煙を立ち昇らせていたのでした。
すると彼の背面から、いい話のワケがないじゃない、とよく聞き慣れた二人の声が彼の背中に刺さったのでした。
これから後の出来事は皆さまなのご想像のとおりで宜しいかと思います。
爾来、彼は心を入れ替えて、伊勢丹の見習いを終えて、実家のデパートの経営に参加して、いまやその関連子会社の社長を務めています。
めだたし、めでたしの話であります。


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今日は4時起きです。
早起きは苦にならないのですが、真っ暗な駅に立つのは寂しい気持ちに襲われます。
今回の目的地である松山空港に着きましたら、迎えにきていた取引先の車に即乗り込み、重要顧客との打合せです。
そして昼飯をとってから夕方の東京の打合せに間に合わせるべく飛行機に飛び乗りました。
まるでジェットコースター状態であります。
という事で、今日のランチは松山で一番美味しいうどん屋さんです。
今日のお店は「踊るうどん永木」さんです。

住所: 愛媛県松山市須賀町2-1 リバ−サイドナカオ
電話:089-953-5162
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「肉しょう油うどん&ちくわ天」=@850+@100円=950円です。
店名に踊るがついているので、店員さんが踊りながらうどんを持ってくるのかなと思いきや、湯きりの時に全身を使って行うので「踊っているように見える」からだそうです、ハイ。
個人的には踊りながら持ってきて欲しかった。
それじゃ、おつゆがこぼれるだろうって、それは言えます。

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待つこと2分でカット檸檬、大根おろしと竹輪天の到着です。

待つこと9分で「しょう油うどん」の到着です。
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まずはお約束のレモンを絞ってかけ回して大根おろしのっけてお好みの醤油をかけていただきます。

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それでは実食です。
甘辛い肉美味し、うどんの味が讃岐うどんと比べて濃いですね。
レモンがナイスなアシストです。
美味しいです。
特段に美味しいわけではありませんが、松山のうどんを堪能しました。
ごちそうさまでした。

それでは(^_-)