下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

兵庫県

2017年京都・神戸旅行 其の四

今日は「2017年京都・神戸旅行 其の四」です。
催行二日目の朝です。
今日は移動マシンが自転車から自動車にバトンが渡りました。
今日はレンタカーで大阪から神戸に向かいます。
天気予報は15時から雨です。
それまでに戻って参りませんと。
神戸旅行です。
宜しかったらお付き合いください。

#六甲縦走キヤノンボールラン
IMG_9051

IMG_9054

IMG_9056

IMG_9057
掬星台に行く途中でキャノンボールランの方々と遭遇しました、
キャノンボールランとは、基本的にトレイルランなのですが、ルールがちょっと変わっています。
エンジン以外何でもありのマラソンなのです
人力、MTB、馬、ミニチュアポニー・ウィングスーツ、グライダー、スケボーなどなど、とにかく六甲縦走路を一番早くゴールした者が勝者になります。
本当に自転車担いで階段を上る人がいたり、スケボーの人がいたりしましたが、さすがに馬に乗った人はいませんでした・・・
o0320024013780577079
コースは宝塚から須磨公園までの52kmを片道でもいいですし、往復もいいのです。
私たち夫婦は会うランナー達に、頑張ってくださ〜い、と声掛けしていたのですが、皆思い思いに手を上げてリアクションを取ってくれて気持ちが良かったです。
トレイルランも良いですよね。
52kmならあまり疲れも残らないしご機嫌ですね。

#摩耶山掬星台
IMG_9058

IMG_0048

IMG_0049

IMG_0050
日本には日本三大夜景と言われる美しい夜景が3つ存在します。北海道・函館山からの夜景、長崎県・稲佐山からの夜景、そして、兵庫県神戸市の摩耶山掬星台(まやさんきくせいだい)から観る神戸の街の夜景です。
さすがに私たち夫婦は、夜景を見るのはスケジュール的にできませんので昼間お邪魔しまして日本三大夜景の昼景を堪能しました。
天候は曇りでしたが眼前には神戸のポートアイランド等がパノラマ状に広がり眼福となりました。

View_of_Kikuseidai_from_Mount_Maya_Kobe
ちなみに夜景はこのような感じです。

#ジェームス亭
ジェームス➀
今回の旅行の目的は、京都では、わら天神で安産御守りを買うのと、神戸では、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に登場しているすみれの生家・坂東家のお屋敷のロケ地である「旧ジェームス邸」でランチを食べる事です。

IMG_9070

IMG_0082

IMG_9126

IMG_9120

IMG_9118

IMG_9123

IMG_9074

IMG_9128
撮影に用いられている「旧ジェームス邸」は昭和9年(1934年)に完成した洋館で、「ジェームス山」の中でも海が見晴らせる素晴らしいロケーションに建築されています。
瀬戸内の海を借景とした芝生が美しい広大な庭と、オレンジ色の屋根瓦、赤みがかったクリーム色の土壁は異国情緒にあふれ、内装も煌(きら)びやかです。
現在は「レバノーゼ」という会社により婚礼施設兼フレンチレストランとして活用されているとのことで、現役の建築物としてその美しさを保っています。
2012年に同建築は「神戸市指定有形文化財」に指定されています。
ちなみに現在のこの建物の所有者はパナソニックです。
もともとは三洋電機の井植社長のご趣味の洋館だったのですが、三洋電機がパナソニックに吸収されて所有権が移転したのです。

IMG_0071

IMG_0081

99cd16d279d360deefd2965d19d83402
目をつぶりますと、すみれやゆりやさくらが現れてきそうな気分に陥ります。
ちなみに「旧ジェームス邸」での「べっぴんさん」の撮影は早朝から深夜までぶっ通しの10日間で終えたそうです。

ということで今日のランチは「ジェームス亭」さんです。

住所: 兵庫県神戸市垂水区塩屋町6-28-1
電話:078-752-2266
定休日:第二水曜 ※土日祝は不定休

IMG_9086

IMG_9108
店内から臨む海辺の景色です。

IMG_9080
メニューです。

今日のオーダー「イベントランチ」@5,000円です。

IMG_9083
テーブルセットです。

IMG_9085
手拭きタオルです。

IMG_9090

IMG_9091
食前酒(ノンアルコール)
私はノンアルコールビール
奥様はミモザカクテル
です。

#Hors d'oeuvre(前菜)
牛カリブの燻製
ジャガイモのパンケーキ

IMG_0056
美しい前菜です。
真ん中の半円球は温泉玉子です。
この料理は温泉玉子の妙です。
加えてバジルタルタルソースが秀逸です。
美味しい。

#自家製の仏蘭西パン
IMG_9094

IMG_0060
厨房で焼いたパンです。
バターがキレイです。

#Deuxieme(温かい前菜=二番目に出す前菜)
ごろっとマッシュルームのロワイヤル
クリームスープ

IMG_0062
これはロワイヤル即ちコンソメの浮き身に玉子豆腐のようなものが入る代わりに茶わん蒸しが入っています。
大分県出身のシェフのアイデアですが、掛け値なしに美味しい。
あまりの美味しさに天使のように背中に羽根が生えて飛び立ちそうになりました。

#Main(主菜)
炭火焼ローストビーフ
真鯛のポワレ

IMG_0066
まずは炭火焼ローストビーフです。
このレストランのスペシャリテだけあって美味しいですね。

IMG_9102
あまりの美味しさにこの肉の塊にも歯を立てそうになりました。

IMG_0067
そして真鯛のポワレです。
身が厚いです、量がa little bit too muchですね。
ナンチュアソース(海老の殻と生クリームを合わせて作ったソース)が味を引き立ています。
これまた美味しです。

IMG_9105
リフティング画像で肉厚を感じ取ってください。

#Dessert(デザート)
クリームキャラメル 塩キャラメル風味
フランボワーズソルベを添えて

IMG_0068
見た目色鮮やかです。

IMG_0069
しか〜し、このデザートの底部にはクレームキャラメルが息を殺して潜んでいるのです。
これはサプライズです。
噛みしめるたびに味がふくらんでいきます。
驚天動地の美味しさです。

当初は観光フレンチかと思い期待していなかったのですが、想定外の美味しさです。
随所に見られる作り手の斬新なこだわりには拍手で称えたいと思います。

#イカ焼き
IMG_9133

IMG_9134

IMG_9152

IMG_9153
雨との競争です。
なんとか雨雲に捕まる事なく大阪に戻ってきて梅田に帰ってきました。
それに呼応するように大きな雨粒が落ちてきました。
阪神百貨店に出没しました。
ここでは子供に「イカ焼き」をお土産で買う為です。
大阪の味とされる「イカ焼き」はイカの姿焼きではなく、大阪の食文化と言われる粉もんの1つです。
秘伝のダシとこだわりの小麦粉、歯ごたえの あるカットしたイカを練り合わせ、上下高温の専用鉄板で挟んで 一気 に焼き上げます。
それに控えめに特製ソースを塗って完成させます。

shop_momodani_photo
個人的には、昭和25年、大阪桃谷の地で創業の大阪名物「いか焼き」元祖のお店である「桃谷いかやき屋」さんのモノが一番好きなのですが、阪神百貨店のもそこそこの味です。

IMG_9151
新大阪駅構内です。
めずらしくゆったりとした二日間の旅行でした。
旅はやはり時間をふくらませます。
22回目の旅行に向けて次のプランを作りますか。
正直申しまして、私はこの旅プランを作るのが最大の楽しみなのです。

それでは(^_-)

2016年神戸・京都旅行 其の壱

今日は「2016年神戸・京都旅行 其の壱」です。
14238265_1856724557894863_8581387670252338136_n
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」と、なにも俳聖松尾芭蕉を気取るわけではないのですが、我が夫婦の京都旅行はとうとう今回で20回を数えることとなりました。
前回も、京都行きはこれで終わり、とキメを打ちました。
しか〜し、どこからともなく地の底で轟(とどろ)き、そこから伝わり湧き上がっていくようなパシオン(pasion)が、二人を突き動かしてまた京都に行かせてしまうのです。

京都の夜のにぎはひに
まぎれ入り
まぎれ出で来しさびしき心

やはりこれですかね。
今回は神戸・京都旅行です。
宜しかったらお付き合いください。

#波止場で結婚
IMG_6261

IMG_6260

IMG_6262
神戸 泣いてどうなるのか♪
捨てられた我身が♪
みじめになるだけ♪
まずはみじめにならないシアワセ画像の紹介でスタートします。

#ハーバーランド
IMG_6284

IMG_6285

IMG_6270

IMG_6280
あれだけ元町、三ノ宮で飲み倒していたのに波止場には行った事がありませんでした。
という事で初見参ですが、神戸は横浜に似ていますね。

IMG_6266

IMG_6268

IMG_6267

IMG_6271

IMG_6277
観覧車に乗りました。
実は私たち夫婦は観覧車に乗るのが好きなのでした。

#南京町(中華街)
IMG_6323

IMG_6327

IMG_6328

IMG_6324

IMG_6325

IMG_6330
横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられる「南京町」です。
神戸の南京町は横浜の中華街と比べるとかなりコンパクトですので、横浜の中華街の気分で散策していますと拍子抜けしますね。

IMG_6257
という事でランチです。
今回の神戸往訪はこのお店の料理を食べたかったのです。
今日のお店は「グリル一平」三ノ宮店さんです。

住所: 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-5-26 サンハイツ三宮1F
電話:078-252-2527
定休日:水曜日 第三火曜日

IMG_6240
お店の外観です。

IMG_6241

IMG_6246

IMG_6244
店内の雰囲気です。

00_img_001
オーナーシェフです。
1988年にグリル一平に入社。
自らが13年間やってきた喫茶店を、父である山本隆正が経営する「グリル一平」の味を守る為に閉店しました
32歳と遅い転身ながら「味を守ることの使命感」から洋食の道をひたむきに邁進してきた中、 震災により料理長が退任された事をきっかけに新料理長として就任したという遅咲きのコックさんです。
数々のメディア取材のほか、ニチレイの冷凍食品開発(上等洋食デミ・マカロニ)や、自店コックの独立支援、震災復興活動など「洋食屋として出来る事」に尽力し現在に至るという経歴の持ち主です。

今日のオーダー
私は「ヘレビーフカツ(130g)」@2,100円
奥様は「タンシチュー」@2,200円
です。

IMG_6247
待つこと13分で私の「野菜サラダ」の到着です。
このサラダはエッジが立っていて且つお店のオリジナルドレッシンが絶妙でとても美味しくいただきました。

IMG_6248

IMG_6249
待つこと21分で「ヘレビーフカツ(130g)」の到着です。

IMG_6251

IMG_6253
待つこと24分で「タンシチュー」の到着です。

IMG_6250
まずは私の「ヘレビーフカツ(130g)」ですが、こんな分厚いビーフカツは見たことがありません。
口にいれますと、その柔らかさにノックアウトされました。
衣もカラッと揚がっていて香りが高く美味しいです。
これは絶品です。
またここの特性ソースがカツによく合います。
満足の一皿です。

IMG_6252
続いて奥様の「タンシチュー」です。
なななんとこの「タンシチュー」はお箸で切れます。
そのくらいトロトロで柔らかいです。
デミグラスソースも味が深く濃いです。
偶然にも、今年一番の料理だね、口をそろえて言ってしまいました。
これまた満足の一皿です。

IMG_6256
お店を出ましたら行列ができていました。
このお店の味なら並ぶ価値ありです。

それでは(^_-)

甲子園口 ありがた屋

今日は「女性は夢を食べて生きている」です。
先週部下の女性(26歳)が退社するので個人的な送別会をやってあげました。
この好機をどこからともなく同期の女性も聞きつけjoinしたのでかなり賑々しい会となったのです。
迎え撃つ男性陣は私と若手対応ということで新人君を招聘しました。
場所は赤坂で、それ〜も高級イタリアンレストランで開催したのです。
当然のことながら二次会は私の隠れ家的バーにいき、彼女達のガールズトークに耳を傾けていたのです。
停酒中の私は当然のことながらノンアルコールビールとコーラでお付き合いです。

ガールズトークの内容はほとんど恋愛論でした。
ある女性が仏蘭西の愛の詩人プレヴェールの話をし始めたのです。
私はプレヴェールの事は全く知らないのでnetで彼の経歴をちょい見してみたら、プレヴェールは1900年生まれで1977年に没しており、映画「天井桟敷の人々」の脚本や「枯葉」の詩を書いていた方です。
仏蘭西では彼はパリの詩人と言われていました。
愛の詩人と言われていました。
反権力・民衆の詩人と言われていました。
それだけ仏蘭西人に愛された詩人だったようです。
パブロ・ピカソ、マルク・シャガール、マックス・エルンスト、ジョルジュ・ブラック、ジョアン・ミロ等と交友がありました。
住んでいた場所はなな何とムーラン・ルージュの裏のアパルトマンだそうです。
オサレですね・・・

彼女曰くこの詩を見てくださいといってある一冊の本を私に差し出しました。

「夜のパリ」

闇の中でひとつずつ擦る三本のマッチ
はじめのはあなたの顔をいちどに見るため
次のはあなたの眼を見るため
最後のはあなたの唇を見るため
そしてあとの暗闇はそれらすべてを想い出すため
きみを抱きしめながら

ジャック・プレヴェール

何ともすごい詩です。
この詩は第二次世界大戦中に人々が身を寄せ合って暮らしているパリを描いた作品だそうです。
個人的には、この詩は短い詩なのですが色々な情念がつまっていて胸が押しつぶされるような感じでした。
戦時中の明日も知れぬ暮らしの中で、わずかな灯(ともしび)に明日の幸せを信じたい、と読めたのです。
そして心の底からわき上がる力を感じました。
ということを彼女に訥々(とつとつ)と話しましたら、私の感想をshareされて妙な盛り上がりになっていったのです。

菊池風磨
さらに彼女はスマホからあるアイドルの画像をみせてくれました。
彼女が現在一番応援しているアイドルでコンサートには必ず行っているそうです。
それはジャニーズのSexy Zoneの菊池風磨さん(17)のものでした。
彼はご覧のようにルックスもよく嵐の櫻井翔さんに続き2人目の慶應ボーイだそうで頭もsmartなのです。
それを聞いて私は唖然としました。
というのも、まず彼は彼女より年下ではないですか。
さら〜に万が一出会う事ができても、彼女は彼の性格も知らないし、彼が彼女に好意を持ってくれるのかどうかわからないではないですか。
そのことを婉曲的に彼女にいいましたら、なな何と彼女は、彼に会える喜びが、私の苦しみさえ美しいものに変えるのです、と言い切ったのです。
私は今日の今日までどのような人生を送っていたのでしょう。
女性は夢の中で生きているものだったという事を忘却の彼方に置き忘れていたのでした。
どちらかというと女性は冷徹な現実主義者だと今日の今日まで思っていたのですが、そうではなくその裏返しの世界では夢のなかに生きていたのですね・・・
久々に瞠目した瞬間です。
まだまだ青いなと自分に言い聞かせたのです。

最後にジャック・プレヴェールの名曲「枯葉」で締めさせていただきます。
彼の情感あふれる言霊(ことだま)に酔いしれてください。



IMG_7425

IMG_7407
今日は甲子園経由で甲子園口に出没です。
丁度lunchtimeになったのでなにか食べるところないかなと思っていたら、この街にはそのようなものがほとんどありません、何でやネン。

IMG_7408
唯一あったのが焼鳥屋さんですが夜営業でした。
ちょっと待って下さい。
焼鳥屋さんですか、実は関西で初めてみました。
私の行動範囲がいびつなのか関西で焼鳥屋さんをみかけたことがなかったのです。

そんなことよりlunchです。
駅の反対側に出向いたら唯一食事をすることころがありました。
砂漠で彷徨(さまよ)うキャラバン隊がオアシスを見つけたような気分です。
という事で今日のお店は「ありがた家」さんです。

住所: 兵庫県西宮市二見町3-20 興信ビル1F
電話:0798-66-4455
定休日:無休

IMG_7417
お店の外観です。

IMG_7411
店内の雰囲気です。

IMG_7410
メニューです。

本日のオーダー「からあげ定食」@700円です。
多分このお店、夜は居酒屋さんなのでしょう、店内の雰囲気がそのように物語っています。
今日はかなりの混雑です。
一人親方が手際よく料理をつくっているもののてんやわんや状態です。
さらにご飯がなくなりそうなので急速炊飯でご飯を炊いています。
そんなしっちゃかめっちゃかの厨房の困惑を見かねてか女性のホールスッタフが如才なく立ち回っています。
女性陣は頑張っていますね、見ていて気持ちいいです。

IMG_7413

IMG_7416
待つこと15分で「からあげ定食」の到着です。
「からあげ定食」のからあげは5個です。
それでは実食です。
からあげはまずまずの味です。
衣はカラッと揚がっていますし鶏肉はjuicyです。
しか〜し残念な事に急速炊飯で炊いたご飯が蒸らしがたりないためベチャベチャです。
折角のからあげもご飯がこれでは台無しです。
で〜もこういう時は小怒多笑でいきましょう。
わざとしたわけでもありませんしね!
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)



訪問者数

    Archives
    Categories
    記事検索
    • ライブドアブログ