今日は「Taking a day trip to Kofu」の話です。
折角の夏休みなので旅行に行こうと考えていました。
この日のBlogの通り、長野に避暑を兼ねて美味しい蕎麦を食べに行きたいとは思ったのですが、ハイウェイ情報をみると帰省する人達がまだ若干いるようなのでLong tripは避けようという判断をくだしました。
結果、甲府で美味しい「鳥もつ煮」を食べて、すべすべ温泉に入って早々と帰宅し、家でくつろぎながらマラソンの応援をしようと決めたのです。

家をでたのが、10時丁度です。
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最初の休憩point談合坂に着いたのが、ほとんど13時です。
要は家から談合坂まで3時間もかかってしまったのです。
そうなのです。私は12日()に帰省する人はさすがにこの時間帯にはいないと踏んだのですが、世の中には天の邪鬼の人が多い様で、中央高速は大渋滞でした。朝一番で確認の為にハイウェイ情報をみたら、ほとんど渋滞は解消されていたのですがね。
まあそれならそれで帰路はスキスキなのでこの渋滞を甘んじて受けた次第なのです。

甲府についたのが14時です。
さすがにだいぶお腹が空いたので、今日の第一目的である、美味しい「鳥もつ煮」のお店「奥藤丸の内第八分店」さんにお邪魔しました。

住所: 山梨県甲府市丸の内2-22-10
電話:055-222-4381
休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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私のオーダー「もりそばセット(もりそば、生野菜、とりもつ煮、漬物)@850円です。
待つこと20分で着盆です。
とりもつ煮は色鮮やかですネ。照りがきれいで見た目も美味しそうですよ。
それでは実食です。
鳥もつ煮は醤油と砂糖?(味醂)で煮詰めています。ハツ、レバー、砂肝、きんかん(産まれる前の卵)が入っており、それぞれの食感が楽しめます。

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子供の頃、鳥もつ煮って東京の下町の定番でした。
したがって当時の鳥もつ煮は特別に美味しいというものではなく、ご飯の好まれたオカズでした。
味ですか、鳥もつ煮は臭みが全く無くて良かったです。
甘辛く煮付けた味は、蕎麦の味とほぼ同じcategoryなのでカニばって(共食い:cannibalization)しまって合いません。
奥様の半ライスをわけてもらって食べてみたらこの美味しさがよく分かりました。
この鳥もつ煮は、昭和の味です。すごく美味しかったのと共にとても懐かしい味でした。
肉種の中では当然ながらハツが一番美味しかったですよ、次にきんかんですか。
B-1グランプリになったのは納得です。

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蕎麦は手打ちです。茹ですぎなのか正直コシがありません。
しかし蕎麦の香りは充分あって、いけました。
これは単体で食べたほうがよいでしょう。

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奥様のオーダー「天ぷらセット(天ぷらそば、半ライス、鳥もつ煮、漬物)」@1,050円です。天ぷらはかなり量が多いですね。カラッと揚がっていて風味は良いです。しいていえば蕎麦汁がすこし濃いでしょうか。
これも鳥もつ煮は合いません。


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その後は甲府駅前に行き、武田信玄の象に挨拶をしました。
武田信玄は我が国戦国時代きっての名将であります。
大永元年(1521年)当神社の背後に控える石水寺要害城に誕生し、天正元年4月12日に上洛の夢半ばに信州駒場で53歳の生涯を終えますが、21歳の時に国主となって以来30年余、緒戦に連戦連勝を重ねるのみならず、 領国の経営に心血を注ぐ中、特に治水工事、農業・商業の隆興に力を入れ、領民にも深く愛された武将です。

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そして甲府駅左脇にある舞鶴城公園にいきました。
甲府城は、武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城されました。関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点として築かれたといわれ、徳川体制になってからは西側への備えとしての重要性を保ち続けたといわれています。かつては20haほどの広大な城郭でした。
現在は、城跡の一部が「舞鶴城公園」「甲府市歴史公園」として開放されています。

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さらに舞鶴城公園から武田神社に行きました。
武田神社は武田信玄を御祭神として祀られています。
きれいな神社ですね。
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さざれ石です。
国歌「君が代」に由来する「さざれ石」のある岐阜県揖斐川(いびがわ)町で産出されたさざれ石が2012年6月12日、甲府市古府中町の武田神社(土橋勝夫宮司)に奉納されたそうです。揖斐川町は君が代の歌詞のもとになったといわれる伝承があり、巨岩のさざれ石が保存されて岐阜県の天然記念物となっています。
武田神社のさざれ石は7年後の神社創建100年を控え、総代の数野(かずの)三郎さん(64)【甲府市大手町】が奉納し、その姿形から土橋宮司が縁起の良い「亀石」と名付けられたそうですよ。


そして武田神社の後は、本日の目玉の温泉「はやぶさ温泉」です。

住所: 山梨県山梨市牧岡町隼818-1
電話:0553-35-2611・4141
休日:火曜日

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温泉の外観です。

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この温泉の利用料金です。

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温泉の庭園です。

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野菜・果物の即売所です。

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ここのイメージキャラクター「ゆらりん」さんです。

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浴場の入り口です。

はやぶさ温泉
露天風呂です。
この温泉の泉質は笛吹川断裂温泉帯特有のアルカリ性単純泉(低張性アルカリ性温泉)と呼ばれています。昭和23年施行の温泉法では、泉温、液性、浸透圧で泉質が決められます。本泉の低張性アルカリ性単純泉とは、ヒトの体液の浸透圧(1kg中8.8g)を基準に8g未満の低張性(日本の大部分の温泉が低張性です)、Ph9.95という高アルカリ、泉温が42℃なので温泉ということになります。Ph値が大きいアルカリ性になると、肌の角質を溶かすのでツルツルする感じを得られます。いわゆる美人の湯です。

ここの温泉は100%かけ流しで、しかも沸かし湯は一切ないという、極めて超rareな温泉です。美人になりたい女性にはお勧めです。
本当肌がツルンツルンしますよ、本当ですから
それと沸かし湯ではないので温泉の温度がそれほど熱くなくて、身も心もトロケそうになりました。実はトロケテいたりして・・・それは頭か。

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休憩室の雰囲気です。
平尾昌晃さんのスナップが休憩室に飾ってあったので、温泉の人に聞いたところ、平尾昌晃さんはこの温泉の常連さんだそうです。
皇太子夫妻のスナップも休憩室に貼ってあったので、続けて温泉の人に、皇太子夫妻もここに入浴にこられるのですか、と聞きますと、皇太子夫妻はこの温泉にはこられないのですが、近くの山にはよくこられるので、その時に記念で写真を撮らせてもったんですよ、とのことでした。さすがにね、こんなマニアックな温泉に皇太子夫妻がこられた日には、警備の人でこの町が埋め尽くさたでしょう、もしかしてこの町の人より、警備の人の数の方が多かったりしてね(笑)

という事で私の小旅行は無事終わり、後はオリンピックの男子マラソンを見に帰るのみとなりました。17時に温泉を出発したので遅くとも18半には家に着いて、ゆっくりとTV観戦だったのですが。中央高速が大渋滞で家に着いたのは22時でした。

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途中談合坂で軽い夕食をとったのですが、皆さん疲れきっていてSAにあるミストシャワーで生気をとりもどしていました。しかし日曜日に帰省して戻る人っているのですね。
もしかして私たちみたいな日帰り旅行ですかね。
ちなみに男子マラソンは車中のTVで見ることが(正しくは、私は運転手なので聞くだけ)できました。藤原新さんガス欠で残念でしたね、それにしても金メダルのキプロティクはナイスランでした。まさかあのキプサングに競い勝ちするとは、本当にスゴイものです。

それでは(^_-)