梶原平三誉石切余話
IMG_6614

jan2024kabuki_flyer2_f

IMG_6613

IMG_6615

IMG_6616

IMG_6618
去年から、先輩に誘われて古典芸能(歌舞伎、能、狂言)を見に行っています。
能と狂言は、古くは一つの芸能でしたが、室町時代に歌舞を中心とした能とセリフ劇である狂言に分かれました。
狂言が今のような姿になったのは江戸時代中期です。
能とともに、大名を中心とした武家の好みに合わせ、芸術性の高い芸能として完成しました。
今、集客の多いのが歌舞伎です。演技や音楽はもちろんのこと、舞台美術や衣裳にいたるまで、洗練された「様式美」に満ちあふれています。
江戸時代に大きく花開いた町人文化の中で育まれた歌舞伎は、敏感に時代の流れをつかみながら、いつまでも新しい試みに挑戦し続ける「永遠に未完成」の芸能でもあります。

今回は歌舞伎です。
「梶原平三誉石切」を見てきました。
あらすじは以下の通りです。
#目利き
r601kabuki_03
紅白の梅が満開の早春の鎌倉八幡宮に、源頼朝の挙兵を石橋山で破った平家方の武将・大庭三郎景親(おおばさぶろうかげちか)と俣野五郎(またののごろう)兄弟が参詣に来ている。そこへ同僚の梶原平三景時(かじわらへいぞうかげとき)が、梅を観にやってくる。梶原の誘いで一献汲み交わすところに、青貝師(螺鈿細工の職人)六郎太夫(ろくろだゆう)と娘梢(こずえ)が訪ねて来て、大庭に家宝の刀を買ってほしいと頼む。大庭は梶原に刀の目利き(鑑定)を頼む。梶原は一目見て「天晴れ稀代の名剣」と賞賛する。

#二つ胴
r601kabuki_05
大庭は大喜びで買おうとするが、俣野が横から口をはさみ、二人重ねて一刀に斬る「二つ胴(ふたつどう)」を試すべきだという。しかし、試し斬りにするにも、死罪と決まった囚人は剣菱呑助一人しかいない。すると六郎太夫がわざと嘘を言って娘を家に使いにやってから、自ら犠牲になるから二ツ胴の試し斬りをしてくれと言う。それを聴いて梶原が試し斬りを買って出る。戻ってきた梢が驚き嘆く前で、梶原は呑助と六郎太夫を重ねて斬るが、わざと失敗したように見せて、上になった呑助と、下になった六郎太夫の縛めの縄まで斬って止める。

#石切
N5A_7344_s
二つ胴が斬れなかったと見た大庭兄弟は、嘲けり立ち去る。梶原は父娘が刀を売るのは源頼朝再挙の軍資金調達のためだと見抜き、二人にわざと試し斬りに失敗したこと、自分の本心は源氏方にあることを明かす。そして刀が名剣である証拠に、神前の手水鉢を一刀両断にして見せる。喜ぶ父娘に刀を買い上げる約束をして、連れだって屋敷へ帰って行くのだった。

IMG_6620
実はこの演目は80分の長丁場なのです。
確かに面白い内容ではありましたが三幕目は冗長でした。
強いていえば説明がおおくてテンポが悪くなりました。
二幕目までのハラハラする展開がこれで取り消されたよう気持ちです。
演目が終わってから劇場で先輩に会ったので、その旨を聞きますと、少し考えてから、難しいところだね。
で〜も歌舞伎は「様式美」なのでストリー的なものは重きを置かなくてもいいのだよ、と言われました。
それはそうかもしれませんが、筋の運びのおもしろさで観客を魅了するのも演出としてはあるのではと強く思いました。


IMG_6621
歌舞伎の後の楽しみは飲み会です。
劇場から近くに美味しい中華料理店を見つけました。
お店の案内によりますと、オーナーシェフのおまかせ料理で且つストップオーダー制です。
果たして何皿まで食べれるでしょうか。
今日のお店は「龍口酒家本店(ロンコウチュウチャ)」さんです。

住所: 東京都渋谷区幡ケ谷1-3-1 幡ヶ谷ゴールデンセンター B1F
電話:050-5869-0597
休日: 月曜日 、火曜日

IMG_6623
お店の外観です。

IMG_6628

IMG_6630
店内の雰囲気です。

IMG_6624
オーナー紹介

IMG_6627
おまかせ料理の内容

IMG_6629

IMG_6631
まずは「お疲れさま乾杯」です。

IMG_6632
前菜です。
大仙鶏のロースト、霧島豚のチャーシュー、クラゲの冷製、トマト、キュウリ、菊の花、蕗の薹です。
前菜はみんな美味しかったですが、大仙鶏のローストは柔らかく、そのテリと甘タレはトリコになる味わいです。

IMG_6634
黄ニラと自家製ベーコンの炒めものです。
黄ニラはネッチャリとしていますが、この口内感触が良いのです。
自家製ベーコンも弾力がありジューシーで美味しいです。

IMG_6635
帆立の団子とそら豆の炒めものです。
これは団子よりそら豆の塩味が高評価です。
そら豆がこんなに美味しいとは思いませんでした。

IMG_6637
大海老のチリソース炒めです。
これは美味しいです。
大海老はプリプリしていて弾力があります。
揚げ麺がカリッとしていて美味しくてニンニク風味のぴり甘辛チリソースによく合います。
こんなに美味しい大海老のチリソース炒めは食べたことがありません。
キョウイチです。

IMG_6638
エゾシカのカシューナッツ揚げです。
エゾシカは初めて食べましたがまずまずです。
これはカシューナッツがイケていますね。
美味しいです。

IMG_6639
スズキとアスパラと豆鼓炒めです。
スズキが柔らかく揚がっていて美味しいです。
豆豉は発酵食品ならではの旨味とコクがあり軽い塩味がアクセントになっています。
美味しいです。

IMG_6640
牛肉とウドの炒めです。
片栗粉でトロミをつけた牛肉は口内感触がいいです。
ウドもシャキシャキしていて美味しいです。

ここで私たちはお腹がいっぱいになってきました。
そこでお約束の締め料理です。
締めにはクロレラ麺を使ったオリジナルの里麺やシンプな味わい深いチャーハンをいただきます。
食べ比べたかったので両方頼みました。

IMG_6641
クロレラ麺です。
これは麺の色でしかクロレラの存在が分かりませんでした。
ちょっとオイリーかもしれません。

IMG_6642
チャーハンです。
ふわっと炒めてあって塩味控えめで美味しいです。
これはイケますね。

いずれも三分の一を食べてギブアップでもう食べられません。
お店のスタッフから残すのも、もったいないと言われたので持ち帰りにしました。
次の日、私の奥様がお昼にいただいたのですが、両方とも美味しかったと申していました。
やはり満腹ですとベロメーターの感度が落ちるようですね。
料金は二人で13,000円(お酒は別途)した。
想定内の支払いでした。

それでは(^_-)