覚えてないの・・・
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お盆です。
高校のSNSでは皆が早逝した友人を偲んでおりました。
私の高校では男子より女子が多く亡くなっております。
その中の1人の渡辺さんは、著名なピアニストでありましたが、舌癌になり薬石効なく46歳の若さで天国に旅立ってしまったのでした。
在学中、私は渡辺さんとはおなじクラスになったことはなくあまりよく知りませんでした。
そんな私がなぜか2006年7月8日に開催された「ナベを偲ぶ会」に参加しました。
会自体は亡き渡辺さんを偲んで過不足なくつつましやかに行われていました。
その後有志で「養老乃瀧」に行き楽しみました。
このまま帰れば何もおきなかったのですが、私はなぜかあまり酒癖のよくない伊東君につかまり、これから飲める居酒屋に連れていけということになり彼を地元の美味しい焼鳥屋さんに連れて行ったのです。すでに彼は「養老乃瀧」でしこたま飲んでおり1CCもお酒は入らないのではと思っていましが私のヨミは甘かったのです。
ここで伊東君はこの世の終わりを迎えるような感じで、大丈夫かなと思うくらい酒をあおりました。私は底なし沼のような彼の飲酒に驚きを通り越してただただあきれていました。
終電の時間が迫ってきたので勘定をして帰える事にしました。
店を出た後、彼は完璧に酩酊していました。
そして駅に向かって歩いて行くと、彼は突然立ち止まって、あたかも大木がゆっくりと倒れるように後方に倒れて行きました。
私は彼特有のおふざけかと思っていたら起き上がりません。
彼は昏倒のショックで気絶していたのです。

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その後、救急車を呼び、彼は焼鳥屋から3駅ほど離れた処にある「丸尾病院」に搬送されました。
救急車のなかで伊東君は意識がもどりましたが、言っている事は脈絡のない意味不明のものでした。
そして病院にいきその日は安静ということで泊まる事になりました。
この「丸尾病院」の看護師さんはとても厳しい方で、なんでこんな意識がなくなるまで飲ませたのですか、と怒られたので、いや、飲ませたのではなく勝手にのんだのです、というと、それなら止めるのが友達でしょう、と火に油を注いだ形になりました。
結局、その日は私も病院の長椅子で仮眠する事になりました。
次の日、伊東君は復活しましたが、昨日の記憶はありませんでした。
彼は、私と一緒に病院にいる状況がまったく理解ができなかったようです。
あれから15年も経っていたのですね。
月日の移ろいの速さに驚かされます。
渡辺さん以外にも鬼籍に入った友人も増えてきました。
そんな故人たちを偲びながら、止まない雨のなか静かなお盆を過ごしていました。


【北の国から】ドラマの裏側では…



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今日は大泉学園に出没です。
最近、昭和の香りが塗りこめられたこの喫茶店によく行きます。
この勢いでこのお店の全メニューの制覇を狙っておりあす
という事で今日のお店は「喫茶アン」さんです。

住所: 東京都練馬区東大泉1-30-3
電話:03-3921-6909
休日:ほぼ年中無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「スモールピザセット&珈琲」@700円です。
時間をずらして出向いたので店内はガラガラです。

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座るやいなやお水が到着しました。

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待つこと5分で「スモールピザセット&珈琲」が到着しました。
今日のピザは「ベーコントマト」です。
見た目、 焼き加減が美味しそうです。

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それでは実食です。
カリっと焼かれて美味しいですね。
ほんまもんもピッツァに限りなく近いです。
とくにモッツァレラチーズとミックスチーズがベリ美味です。
具材のベーコン、トマト、ピーマンも良い味わいです。
チーズのとろけ具合も申し分ありません。
喫茶店のピザとしてはかなりのレベルです。
大満足でした。

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コクのある珈琲を飲みながら眼下の人波をみていますと幸せの魔法にかかったようです。
このような魔法は永遠に解けないで欲しいものです・・・

それでは(^_-)