今日は「井之頭先生追慕 其の壱」
私は中学生になってから剣道を始めました。
学校でも部活として剣道をしていましたが実態は道場での剣道がメインでした。
中学校の側にある「若虎剣友会」という道場に通っていました。
道場の先生は井之頭先生といいます。
先生は新潟の有名な肉寺(儲かっているお寺の)の放蕩息子でした。
極道を散々しまくり89383との命のやり取りもかなりあったようです。
あまりの悪行の数々でとうとう逃げる処がなくなってしまいました。
そしてここなら8983も追い込みをかけられないという事で軍隊に下足(ゲソ)をあずけたのです。

憲兵
軍隊ではどのように立ち回ったのかわかりませんが、先生には似つかわない憲兵になりました。
その後、中国に渡りその兵務から抗日中国人ゲリラの首を100人は撥ねていたとのことでした。
戦後無事帰国したのですが、上述の通り中国で大殺戮をしていたことから、B級戦犯の嫌疑がかかりました。
さすがに13階段を登るのは嫌だったようです。
日本中を逃げ回り、結果とある小学校の用務員に身を潜め事なきを得たのです。
武道は、剣道6段、柔道3段、居合3段、空手2段、合気道2段という猛者でした。
この井之頭先生は日本剣道連盟最大のヤクネタ(度外れ者)でその振る舞いは無茶苦茶で、ひとたび酒が入れば誰も先生の不行状は諌められませんでした。

右翼街宣車
とある日曜日、午後から剣道の区大会があり会場に参りました。
この日は午前中に右翼の演説会があり体育館周辺には多くの街宣車が駐車されていました。
試合会場の体育館には紅白の段だら幕の片付けが済んでおらず、多くが体育館の壁に垂れ下がっていました。
先生はそれを見て、右翼のやつらけしからんな。
このままだと昼一番からの試合開始はできんぞ、とブツブツと怒っていました。
そして体育館の中に入り片付け作業をしている右翼の若い者に、私は日本剣道連盟の井之頭である。
午後からはこれからの日本を背負ってたつ若者の剣道の試合が始まるんだ。
早く片付けなさい、と気合を入れていました。
すると、戦闘服の面々は、押忍、と言い作業の手を速めていました。
これを見ていた同級生は、さすが先生だな。
右翼に対しても少しもビビらないや、と感心しきりであります。
当時の右翼はかなり怖いものでどちらかというと89383的な怖さでありました。
先生は私たちに早く道着に着替えて身体をほぐしておくように指示してから小用を済ませに行きました。
私と仲間もそれに便乗しました。
トイレに行くとガタイのよい特攻服姿で角刈りの親衛隊の面々がその前に立ちふさがっていたのです。
ちょっとトイレには入りにくい雰囲気があります。
それを見た先生は、午前中、体育館を貸し切っているというのは聞いているがトイレを貸し切っているというのは聞いてない。
入るぞ、いいか、というと幹部の1人が、これから赤田先生がこれからトイレを使われるので、終わるまで待つこと、といったものですから、青田だが赤田だが知らんがそれがどうした。
「出物腫れ物所嫌わず」と言うて便所は皆のものだ。
かくいう私は、日本剣道連盟の井之頭である、と大音声でバシッと決めた後、中に入るぞ、お前らも付いてこい、といってトイレの扉を開けて、小用を始めたばかりの右翼の領袖、赤田先生の隣で放尿し始めました。
そして大きな声で、先生のところは体育館に及ばずトイレまで貸し切りですか。
料簡が小さいですね。
そんなんでは息子も小さいのじゃろ、と言って右翼の大物の一物を覗き込みました。
蟻のチンチンじゃ、と笑い飛ばしたものですから、たまらず右翼の大物も先生のものをのぞき込みますとそこにはマンモスの鼻みたいなものがぶら下がっていました。
言うだけのことがあるわい、と笑い飛ばしたそうです。
先に用を済ませた青田先生は手を洗いながら、日本の将来の為に立派な武道家を育成してください。
そして腰に挿してある手拭いで手を拭きながら、失敬、と言ってトイレを出ていきました。
トイレから出ると親衛隊の面々が、妙にいきおいのある剣道オヤジが来て、トイレにいれてしまいました。
すみません、と謝る声が聞こえてきました。

辻説法
井之頭先生がからんだ右翼の領袖である青田先生は銀座数寄屋橋での辻説法で有名でした。
彼の講演活動やスピーチは多くの青年たちに影響を与え、彼の死後も影響を受けた多くの青年右翼が育っていったのであります。
その当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの右翼の大物にビビりもせず、トイレでひと悶着をつけた先生に私たちはあらためて尊敬の念を抱いたのでした。


【お客さん大喜び】ハチャメチャのムエタイ



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今日は池袋に出没です。
池袋でランチといえばこのお店です。
今日のお店は「タカセ」さんです。

住所: 東京都豊島区東池袋1-1-4 3F
電話:03-3971-0211
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「グリルチキン(シャリアピンソース)とサーモンのチーズ焼き」@900円です。

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座るやいなやお水とテーブルセットが到着しました。

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待つこと3分で味噌汁が到着しました。
この味噌汁は見た目より美味しいです。

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待つこと5分で「グリルチキン(シャリアピンソース)とサーモンのチーズ焼き」が到着しました。
見た目美味しそうです。
今日は盛り付けもきれいです。

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それでは実食です。
まずはグリルチキンからです。
ソースは玉ねぎの甘味と赤ワインのコクとしょうゆと砂糖のうま味がとても 秀逸です。
ここのシェフさんこのような味付けは安定感があります。
チキンも柔らかくて弾力があります。
美味しいです。

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続いてサーモンのチーズ焼きです。
このような見た目と味が一緒な料理は私の好みではありません。
無理して2品にするならグリルチキンだけでも良いのでは。
不味くは有りませんが策がないかなという一品です。

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珈琲は鐵板の味わいで美味しいです。
このコスパで@900円はお得に思います。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)