今日は「長寿DE万歳」
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日清食品の創始者である安藤百福さんは、インスタントラーメンが体に悪いというイメージを払拭するため、48歳でチキンラーメンを発売してから96歳で亡くなるまで、365日毎日欠かさず昼食にチキンラーメンを食べ続けていたとされています。
健康の秘訣を聞かれると「週2回のゴルフと毎日お昼に欠かさず食べるチキンラーメン」と答えていたそうです。
また小食であることも心掛けていたそう。
確かに小食や適度な運動習慣は、肥満や生活習慣病を予防してくれます。
チキンラーメンは主に炭水化物なので単体では栄養バランスが偏りますが、一日トータルで他の食品もバランスよく摂れていれば大きな問題はないのかもしれません。
Livedoor Newsより転載

即席麺の開発に成功した時、私は48歳になっていました。
その為に、遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎるということはない。
50歳でも60歳からでも新しい出発はある、という言葉を百福さんは残しました。
何歳になっても生きがいや目的をもって意欲的に人生をまっとうする、そんな姿勢こそが健康で長生きできる秘訣なのかもしれません。

実は今回のフリネタは長寿DE万歳です。
日清食品の創始者が96歳で亡くなりましたが私の母方の祖母は98歳です。
祖母は特段生きがいや目的を持って長寿を全うしたのでなく、チキンラーメンではなく伊豆という温暖の地で海や山の恵みを食べながらストレスない生活をしていたのでした。
心残りは後2年頑張れば天皇陛下から100歳を記念して顕彰される事を待ち望んでいた事くらいでした。
漁師町という背景なのでしょうか。
祖母の葬式はカラッとしていてほとんどお祭り状態でした。
叔父さんの説明では、この町では90歳を過ぎて亡くなると仏に転生するということで地元の古老はそれにあやかろうとするのです。

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どうやったらあやかれるのかと申しますと、出棺する直前に親族がその棺をかつぎ町内一周を練り歩くのですが、その先頭の親族は祖母を見送る人達に100円玉を1〜2枚紙に包んで撒き銭をするのです。
この100円玉は使ってはいけなくてお守りとして肌身に付けておくと長寿のご利益があるそうなのです。

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それは老人だけであって、それ以外の人たちは不労所得が得られるものですから、そのオヒネリ争奪戦はG1レースの出走前の盛り上がりに近いものがあります。
母の兄姉はみな富裕な方々でして、その当時の数万円をみな100円玉にくずして、オヒネリの原資にしたのであります。私の父も商売に成功しており気前よく10万円を供出していました。
今の貨幣価値でいえば50万円くらいですかね。
今このように思い返してもサンバカーニバルのようなものでした。
私も途中から撒き銭に参加したのですが、お金を撒くというのは気持ちの良いものでした。
この金満一族の行進の最後は自宅前にあるこの日の為に組まれた櫓(やぐら)の上で、喪主や親族が高いところからこのお金を撒くのですが、よくぞ怪我人がでなかったと思わせる程の沸騰状態でありました。
喪主のオジサンも完璧にノッテおあり、これで最後ズラ、これで本当に最後ズラ、といいながら、後ろに隠してあったオヒネリをおもむろにだして眼下の人たちを何度も何度もいじっていました。
このような楽しい葬式を経験できたのは良い思い出として今日まで残っております。
親族の眼に涙があふれたのは火葬場での最後のお別れの時だけでした。
祖母が骨になったら、また壊れたジェットコースター状態になり、お清めの場はもともとネアカの親族のバカ話で盛り上がり笑いが途絶えたことはありませんでした。
今は昔の話であります。


昭和20年代 日本の風景



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今日は次男とランチに出向きました。
今日のお店は高級住宅街にひっそりとたたずむ高級蕎麦屋さんです。
今日のお店は「こねり庵」さんです。

住所:東京都練馬区下石神井6-41-30
電話:03-6913-3706
休日:水曜日(祝日の際は翌木曜日)お盆前後などその他水曜日営業する場合あり

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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このお店のご主人が修行をした「竹やぶ」の阿部さんの掲載雑誌です。
蕎麦ができるまで読んでいましたが良い蕎麦の求道者でかなりの頑固者さんですね。
酒を呑んで酔って蕎麦を食べにくる客とはかなり喧嘩していたみたいです。

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待つこと7分でお茶の到着です。
このお店の花番(客の注文を奥に通したり、できたそばを運んだりする人)はアワテです。
加えて動作に滑らかさがありません。

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今日のオーダー「天せいろ(10割そば)」@2,370円です。
待つこと23分で到着しました。
見た目上品そうです。
天麩羅はUFOのように丸い形をしています。


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花番さんから、天麩羅をそのまま天つゆにつけてくから召し上がってください、と言われた通りしますとゴヮゴヮジュジュジュという異音がお椀から響き渡りました。
これはご主人が修行をした竹やぶの店主安倍さんが揚げたてですよという事に加えてお客様へのサプライズという事でのパフォーマンスだそうです。

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まずは天麩羅からいただきます。
油は太白ごま油100%です。
これはごまを生のまま搾ったごまの香りのしないごま油です
揚げたての天麩羅は大ぶりの海老がゴロゴロっと入っています。
これは美味しいです。
天麩羅自体は外剛内柔です。
外はサクッと揚がっていて内はトロっと仕上がったお見事な仕上がりです。
例えて申せば作り立てのシュークリームみたいな感じです。
これは美味しい。

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せいろそばは十割そばです。
香りは強くなくて上品な香りです。
コシや喉越しもなかなかのものですが。
つけダレが熱いのは私の好みでしたので高評価です。
鰹出汁がたっていて美味しくいただだけました。
コスパが悪いような気がしましたがセレブの町ですので致し方ありません。
アワテの花番さんは食べている最中に付きだしを持ってきましたが今さら食べたくもなく「手を付けず」です。
残念なのは蕎麦湯も忘れたことでした。
まぁこんな日もありますがなかなかの味わいでした。

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食べ終わりましたら駐車場を共有している地元の有名なパティスリーである「ノア」さんのケーキを買うのがお約束です。たんまりと口直しにもとめました。
ここのケーキも美味しいですよ・・・

それでは(^_-)