今日は「新年初詣 其の参」の話です
私たちの初詣は浅草の被官稲荷で決まりです。
その前に菩提寺で両親に新年の挨拶をしてからの浅草行きがルーティンなのです。
今日は副次的に私の浅草観光ガイドを奥様にチェックしてもらうという目的もあり、この為に年末から4時間睡眠でガイド資料を作っていました。
実はこの4時間睡眠が後で起きる悲劇の幕を開ける開演前のベルだったのです。
新年初詣編ではちがう悲劇の紹介となります。
すいませんかなり悲劇を引っ張ってしまいました。
本日その全容を明らかにします。

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ここで暗闇に浮かび上がるスカイツリーを奥様と見あげていましたらポケットの軽さに気がつきました。
今日は新年なのでかなり浄財をしたからかなと思いながら、そうじゃいなにかどろっとした黒い塊が私の頭に張り付いてきたのです。
その不安が悲劇に変わるまでに要した時間はわずかでした。
その為か、周りの雑踏も耳障りの音になってきました。
頭の中には冷たい雨が音を立てて落ちてきました。
車の鍵を落としたのです。
なんていう事でしょうか・・・
家に帰れません。
人間の真骨頂は不幸な状態からはい上がっていくリカバリーだと常日頃から思っています。
まずは冷静になりました。

リカバリー策を考えました。
まずは戦線を拡大させない為に奥様に単独の帰宅を促しました。
すると帰り方がわかないという想定内のアンサーがあったのでメトロ浅草駅まで誘導しました。
これで身軽になりました。
負傷兵を帯同したまま戦闘にはいるのは勝てる戦いも負け戦に変じてしまいます。
そして立てた戦術はまずは今日立ち寄ったところ特に金銭の授受をしたところへの電話確認です。
車の鍵を落とすとしたらこの場所しかないからです。
これは領収書があるので簡単でした。
まずはタクシー会社、レストラン、ビバレッジを買ったお店、揚げ饅頭屋さんの順に電話しました。
タクシー会社を除けば皆異口同音にそのような鍵はありませんとのことです。
領収書がないところは被官稲荷(お賽銭)とスマートボール屋(遊興代)さんだけです。
時計の針は17時半を少し廻った処です。
このような時は良いイメージを持つことです。
悲嘆は人の思考を狭窄させるからです。
加えて、不幸とはその人間が不幸と思いこんだ時点から不幸となるのです。
最悪は明日の朝、スペアキーを持って駐車場に行けばよいだけですから。

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私の中の仮説はタクシーしかありえません。
タクシー会社の調査回答を待ちながら浅草の雑踏の中を、スマートボール屋さんに向かって歩を進めました。
仲見世まで来たときに、スマホのコール音が響きました。
おもむろに電話にでると、車の鍵はタクシーの中にありました、との事で一安心しました。
すると管理センターの人間は、今、タクシー乗務員は六本木におります。
勿論、これから浅草に向かわせますが、六本木から浅草迄の料金はお客様負担になりますが宜しいですか、との事でした。
意外な展開になりました。
そこで私は、六本木から浅草迄の料金は3,000円前後ですか。
そのくらいのお金は苦にもなりませんが、よいのですか、と確認しました。
よいのですかとはどういう意味ですか、と聞いてきました。
向こうが慌てているのが声でわかりました。
わからないのですか?と聞きますと、わからないので教えてください、というので普通のタクシー乗務員なら降車の際に、忘れ物ありませんか、と必ず確認します。
今回の場合は、そのような再確認はありませんでした。
もしされていたら、その時に鍵を落とした事に気がついたはずです。
そこを怠っていて、移動運賃を請求するのは、いま電話しているあなたの判断それとも会社の指示どちらですか、と聞けば絶句しています。
申し訳ないけれど、今の会話は録音していますから、よくよくセンターの責任者と相談してくださいな。
お金は請求されたら払いますよ、と言いましたら、△○※△●、と言って電話を切りました。
勿論のロン、録音なんかしていません。
5分後に先ほどの管理センターの人間から電話がありました。
電話口にでますと、今、乗務員を浅草に向かわせています。
18時には着くと思われます、というので、運賃は払えばよいのかな、と確認しますと、
当方の手落ちですので結構です、というので私は、ご配慮ありがとうございました、と言って電話を切りました。
すかさず奥様に電話しますとこれまた想定内で銀座線の浅草駅のホームにたどりつけずでした。
そこで車の鍵が戻る事を話して浅草の地下街で合流しました。
多分に乗務員はタクシー会社の幹部から叱責を受けたことでしょうからコジャレタお菓子を鍵配達のご苦労様代と用意しておきました。
こんな日もあります。
このようなボーンヘッドを起こした私ですが、すでにこの時に病気で頭が壊れていたのでした。
だから鍵を落としたのです。
To be continued・・・


ビートたけし 「浅草キッド」 Live



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今日は横浜中華街に出没です。
今日のお店は攻略店です。

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今日のお店は「南粤美食 (ナンエツビショク)」さんです。
このお店はつい最近「孤独のグルメ」でフィーチャーされておりましたので行列必至でしたが今日は行列が少ないので並びました。

住所: 神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
電話:045-681-6228
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「香港海老雲呑麺」@980円
プラス持ち帰りの「アヒルの炭火焼(半身)」@3,000円です。
なんの事はありません。
入店まで43分かかりました。
と申しますのも1回の入店は6名です。
私は7番目だったのでセカンドグループだったのであります。
加えて皆さんここの名物料理である「釜飯」を頼まれますので待つこと必至なのであります。

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待つこと4分で「香港海老雲呑麺」の到着です。
これは麺相でわかります。
美味しいでしょう。

それでは実食です。
スープが濃厚で且つ美味しいです。
魚介系のスープですが中華街でもこの美味しさはトップクラスです。
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麺は細麺ですが固めで美味しいです。
太麺ですとこの濃厚スープに負けてしまうからですかね。

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白眉は雲呑です。
プリンプリンの海老がみっしりと詰まっています。
これは中華街の絶巓でしょう。
店主は絶えず穏やかで且つ大黒様のような笑みを振りまいてくれます。
笑うたびに幸せのオーラが店内中に花開きます。
Feel Good!
であります。

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家族にオミヤと丸鶏の塩蒸し焼きを求めたのですが既にsold-outでした。

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そこで当惑の表情を浮かべていましたら「アヒルの炭火焼(半身)」ならあるよとの事でそれを頼みました。

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帰宅して家族でいただきました。
アヒルの炭火焼はスーパージューシー且つゼラチン質の部位が蠱惑的な味わいなのです。
これは絶ウマです。
家庭でも口福の花々が咲き乱れました。

それでは(^_-)