今日は「2019年秋の京都 其の四」の話です
恒例の秋の京都も数えること12年目を数えました。
春秋通産しますと24回になります。
継続は力なりとはまさにこの事であります。
今日は二日目の「秋の京都の其の四」です。
天気予報では今日は絶望的な雨でしたが私たちの行いがよかったみたいで天気はすっきりではありませんが回復してきました。
今日は最終回です。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

#元気のある商店街「出町商店街」
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美味しいおばんざいを堪能した私たちは家族のオミヤを買いにとあるお店に出向きました。
道すがら出町商店街を通りました。
なんとも元気のある商店街であります。

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いきなりコシが抜ける程驚いたのはこの魚屋さんでは「てっさ」を売っているではありませんか、マジですか。
まさかの坂です。
「てっさ」とはふぐ刺しの「てっさ」は「てっぽうの刺身」を短縮したものです。
ふぐの刺身は高価なものですし且つふぐ処理には限られた資格保有者が必要という点からもさりげなく商店街の魚屋さんで置かれているとは驚きです。

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ふぐ刺しは確かに美味しいです。
その為にふぐ刺しを食す際には、ゆっくりと口の中で絶妙なハーモニーを感じながら味わわなければなりません。
きっとふぐに秘められた、奥深い味わいにどなたも魅了されることでしょう。
それにしても寺町の方々が旨味溢れるふぐ刺しを求め続けてきた結果、このようにさりげなく店頭に置かれているのでしょう・・・

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一瞬ここは「アメ横」かと思わせた八百屋さんです。
満艦飾(まんかんしょく)の店頭のみかんは楽しめました。

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京都大丸ではこの「阿闍梨餅」を求める観光客で長蛇の列ができています。
しか〜し、寺町商店街ではこの程度の行列です。
我が家では「阿闍梨餅」を食べ飽きたので求めませんでした。

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羊羹
その代わり、京納言を求めました。
これは甘さがトロリとしていて絶品です。
小豆本来の風味が好きな方にお勧めです。

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天麩羅屋「天鈴」さんです。
トリ天、スルメイカ天、ホタテ天がさりげなくショーケースにおいてある懐の深さには感動しました。
正直申して買って帰りたかったのですが、隣の方が反対すると思って見送りました。
下町にはかつて天麩羅屋さんはありましたが、いまでは絶滅となっております。

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満寿形屋(ますがたや)
このお店も行列です。
本当はうどん屋さんです。
しか〜し「鯖寿司」が本/7,000円ですと・・・
これも買って帰りたかったのですが、これまた隣の方が反対すると思って見送りました。
近所の小学生の、いつも新鮮で美味しい鯖寿司を作ってくれてありがとう、という店頭に貼ってあったファンレターを見てこれまたホンマモンのお店何だろうなと臆断しました。
今度来ましたら、このお店の「松茸うどんと鯖寿司セット」を食べましょう、と日記に書いておきました。

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井上呉服店
一生に一度の特別な記念日。
明治、大正、昭和初期の貴重なアンティークの品をレンタルさせていただきます
百年続く京町家にて最高の思い出作りをお手伝いします、というのがこのお店のキャッチです。
ここも京都ならではのお店ですね。

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そして私たちのオミヤを求めるお店です。
今日は行列が短いと思い列の最後尾に着いたのですがそれでも求めるまで30分かかりました。
今日のお店は「出町ふたば」さんです。

住所: 京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
電話:075-231-1658
定休日:火曜・第4水曜 (祝日の場合は翌日)*お正月休みは長めです

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ここの豆餅を頂くのは今回で3回目です。
食べる回数が増えるのに比例して口が慣れてきたみたいです。
最初の美味しさの感動は希釈されてきました。
確かに群を抜いた美味しさでありますが和菓子は和菓子です。
多忙の中の京都観光ではこのお店は卒業させていただきます。
それでもこのオミヤを食べた我が家の次男は大絶賛していたことを申し添えます。

#下賀茂神社
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下賀茂神社は再訪なのでゆったりっと境内を散策しました。
紅葉はイマイチでした。

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河合神社は女性の美麗を守る神様です。
参拝客はほとんど女性で占められていました。

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相生社の真横にあるご神木「連理の賢木」は2本の木が途中から1本に結ばれているという、まさに縁結びの神様のパワーを授かったご神木です。
この画像をみてほしいのですが、2本の木が本当に繋がっていますでしょう。

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相生社は縁結びのパワースポットです。
結ばれたいカップルはこのように紐を引っ張るのです。

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この方は既に結婚されているみたいでご主人が、なんで今さら引っ張るんだ、とブツブツ言っておられましたが問答無用で紐を引かせていました。

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この夫婦の将来はこのようになるのではないでしょうか・・・

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下賀茂神社での参拝が終わり次が最後の観光地です。

#旧三井家下賀茂別邸
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三階建ての主屋の望楼が印象的な三井家旧下鴨別邸の主屋はもともと木屋町三条にあった木屋町別邸を移築したもので、望楼(二階、三階望楼は通常時は非公開)からは大文字山など東山の眺望や周囲の町の景色が楽しめます。
この旧三井家下鴨別邸は、戦後国に譲渡された後、長らく京都家庭裁判所所長宿舎として利用されてきましたが、平成23年に重要文化財に指定され、京都市などによって修復が進められた後このたびはじめて一般公開されることになったという事で訪れました。

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高精細複製の伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」です。
この場所でこのような名画が見られるとは感激です。

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なかなか見応えのあるお屋敷でした。
紅葉はいまちでしたが・・・

ということで雨に降られたのは石清水八幡宮に行くまでで済みました。
京都はなんど来ても良いところです。
今回はホテルレストランのレベルの高さをあらためて知ったのでこれからのディナーはホテルに移行します。
奥様から春の京都のリクエストが出ましたので帰宅してからホテルを予約しなければなりません。
夫婦だから気がねしないで好きなところに行けるのがこの旅の魅力です。

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次回は25回目の京都です。
という事で京都タワーにしばらくのロンググッバイを言ってから車中の人になりました。

それでは(^_-)