今日は「覆水盆に返る」の話です
私がいつも出くわす通期電車での電車待ちの光景ですが、今日現在、それは私の中では塗りこまれたルーティンになっています。
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そのルーティンというのは65歳位のビジネスマンと75歳位の初老の女性が交わす挨拶です。
なんでこの挨拶が始まったのかは記憶の他でありますが、おぼろげに思いだすのは男性が女性に席を譲ったのが嚆矢かと臆断しています。
最初は微笑ましく思っていたのですが、あまりにもその女性の挨拶が濃厚で鼻についてきたのです
振り返りますと昔の下町では皆がこのような濃厚な挨拶を至るところで繰り返していたのですが今は令和の世です。
完璧に時代錯誤です。
個人的にはこの濃厚な挨拶に巻き込まれたくないので、この女性とは目を絶対に合わす事はしませんでした。
この女性は年齢を割り引いても美人ですし且つ裕福な暮らしをしているのはその服装からも伺えます。
濃厚な挨拶を除けば優雅な老後を暮らしている貴婦人であります。
しか〜し、毎日通勤をしているのでどこかで何か宝飾店のようなものを経営しているかもしれません。
宝飾店が頭に浮かんだのはいつも豪華な指輪をしているからです。
ある日、この女性が悲しむ出来事が起こりました。いつも彼と彼女は前後の差こそあれ同じ列に並んでいるのですが、この日の彼は違う車両の列に並んでいたのです。
それを見届けた彼女の目の曇りを私は見逃しませんでした。
多分、彼は彼女が繰り出す濃厚な挨拶に辟易していたのだと思います。
それなら隣の車両ではなくてはるか彼方の車両に乗れば良いのです。
よりによって隣の車両に並ばなくても良いのにと思ったのですが、本当にデリカシーのない男です・・・
数日たってから彼はまた彼女と同じ列にならぶようになりました。
何が彼をそうさせたかは不明ですが、それを見た彼女の破顔一笑は忘れる事ができません。
私は、男はいかなる理由があろうとも女性を悲しましてはいけないのだ、と彼にテレパシーを送ったのでした。
覆水盆に返るとはこの事です。
メデタシメデタシの話であります。


鉄拳パラパラマンガ「名もない毎日」 RAM WIRE ミュージックビデオ




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今日は池尻大橋に出没です。
今日は美味しいパスタが食べたくなりました。
今日のお店は「ピッツェリア パーレンテッシ」さんです。

住所: 東京都目黒区東山3-6-8 エクセル東山 2F
電話:050-5869-6010
定休日:月曜日※祝日が月曜日の場合火曜日になります

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「牡蠣とズッキーニとカラスミのペペロンチーノ」@1,690円です。
本当は「カジキ鮪と浅利のペペロンチーノ」を食べたかったのですが売切れでした。
それではと創っていただいたのが「牡蠣とズッキーニとカラスミのペペロンチーノ」です。

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座るやいなやお水が到着しました。
ここのお水はセルフサービスです。

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待つこと3分でサラダが到着しました。
ここのサラダはシャキシャキしていて美味しいです。
特にエクストラバージンオイルと20種類で構成されたシーズニングを自らかけ回していただきますと絶妙な味わいになります。

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待つこと20分で「牡蠣とズッキーニとカラスミのペペロンチーノ」の到着です。
見た目、カラスミの黄金色がきれいです。

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それでは実食です。
レモンの酸味がたっていて清冽な味わいです。
これが牡蠣の味を締めます。
カラスミの塩気と香りが味を膨らましています。
美味しいです。
今日のパスタは目と舌で味わえてご機嫌でした。

それでは(^_-)