今日は「天晴パイロットコーポレーション!」の話です
フリクションペン
この話は私が見たNHK逆転人生「消せるボール逆転ヒット!」というフリクションボールペンの開発秘話を見て感動した話から始まります。
このNHKの番組は「夜中に目を覚ます恐怖の人形」というホーラブルのキャッチとは裏腹に真摯の刻苦奮闘のサクセスストーリーであります。
この主人公の中筋憲一さん(76)は、筆記具製造会社のお荷物部署に配属され、希望していた筆記具の開発とは無縁のサラリーマン人生を歩んでいました。
しか〜し、34年の苦難を経て、会社のピンチを救う大ヒット商品を生み出すことになりました。
それがフリクションボールペンであります。
そして事もあろう、この開発者である中筋憲一さんは最終的にはこの会社即ちパイロットコーポレーションの社長に昇りつめるというハッピーエンドで幕を閉じたのであります。

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この番組に触発された私はこのメガヒットになっているフリクションボールを持っていない不明を恥じてツアーガイド研修の際にこのフリクションボールペンを猿江のローソンで求めたのです。早速、研修の筆記用具として使い始めました。
ところが・・・
このボールペンで字を書きますと書いた字がかすれるのです。
勿論の論、このボールペンで字を書くのは始めてなのでこんなものなのかなと臆断していました。
次の日、会社でこのフリクションを愛用している部下のものとその書き具合を比べてみましたら明らかに違うのです。
明らかに私が猿江で求めたものは劣るのです。
多分に不良品かもしれません。
そこで私はこのフリクションボールを我慢してこのまま使うのかそれとも買い替えるのかを考えました。
お陰様でお金にはあまり困っていなので買い替えようと決断をくだしたのです。
ところが頭の中のもう独りの自分が、買う前にメーカーであるパイロットコーポレーションの見解をきいてからにしたら・・・、とささやいたのです。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥かなと思い、パイロットコーポレーションのお客様相談室に電話してみました。
電話では、私はクレーマーのたぐいではありません。
新品で求めたフリクションボールの書き具合がよくありません。
しか〜し、字がかけないようなレベルではありませんが、高いものではありませんので買い替えようと考えています。
そもそもこのボールペンのヘビーユーザーではないので今の書き具合がノーム(基準)なのか判断できません。
御社の見解を聞かせてください、と話したのです。
すると電話口からは、ご購入間もないのに、初めから書きにくいという不具合が生じて大変申し訳ございません、というお詫びの言葉から始まったのです。
さら〜に、当社は品質を重要視しているので、今回の不具合を軽視できません。
お手数ですが、代替品をご用意いたしますので、ご自宅の住所等をお聞かせください。
さら〜に、代替品が届くまでの間はご不便をかけますがお許しいただけますでしょうか、とこれ以上はないというような真摯な対応の声が電話口から聞こえてきます。
これには衷心より驚きました。
この申し出に従いまして代替品を待つことにしました。
次の日には新しいフリクションボールが我が家の郵便ポストに速達で届けられていました。
早速開梱して、新しいボールペンで字を書きましたら、スラスラとペンが進みます。
やはり不良品だったのかなと思い、猿江で求めたボールペンと領収書を同梱して返送しました。
世の中にはこのような凡事徹底(当たり前のことを人には真似できないほど一生懸命やる)をできる人は多くありません。今回のパイロットコーポレーションさんの対応には感動しました。

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ところがこの話には続きがあります。
私がこのフリクションボールペンから1週間後に見慣れたPILOTのアイコンの封書が届いたのです。
もしかしましたらこの不具合の見解書かなと思いきやまさしくその通りでした。
書面には当該製品には瑕疵がなくローソンの店頭に置かれるまでの何処かの作業で異常なテンションがかかったものとの見解が書かれていました。
世の中には「画竜点睛を欠く」という言葉がありますが、ことパイロットコーポレーションにはこのような箴言(戒めの言葉)は同社の辞書にはないようであります。
まさにこれこそ顧客満足度の極みであります。
あっぱれであります。
皆様もこの拙文を読まれましたらパイロットコーポレーションの秀逸さを多くの方に展開してください。


Sailing- Rod Stewart



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今日は池尻大橋に出没です。
今日は美味しいパスタが食べたくなりました。
今日のお店は「ピッツェリア パーレンテッシ」さんです。

住所: 東京都目黒区東山3-6-8 エクセル東山 2F
電話:050-5869-6010
定休日:月曜日※祝日が月曜日の場合火曜日になります

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「北海道牡蠣と白菜のゆずクリーム」@1,790円です。

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座るやいなやお水が到着しました。

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待つこと6分でサラダの到着です。
ここのサラダはシャキシャキしていて美味しいです。
私が色々と食べ歩いているイタリアンレストランの中で、サラダのシャキシャキ感はこのお店が頂点であります。
特にエクストラバージンオイルと20種類で構成されたシーズニングを自らかけ回していただきますと絶妙な味わいになります。

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待つこと15分で「北海道牡蠣と白菜のゆずクリーム」が到着しました。
今日は北海道の牡蠣が払底していて広島の牡蠣だそうです。
見た目、牡蠣がこんもりと且つみっしりと入っていて美味しそうです。

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それでは実食です。
これは素晴らしすぎる美味しさです。
濃厚なクリームソースは至福の味と申しても過言ではありません。
白菜とズッキーニの野菜は軟と硬の組合でこの美味しさを極みに持ち上げています。
熱々なのも高評価です。
牡蠣は牡蠣でまったく臭みがなくまさに海のミルクであります。
永い間、食べ歩きをしていますが、こんなにも美味しいパスタを食べた事はありません。
シェフはまだお若いようですが天才に年齢は関係ありません。
本当に池尻大橋に引っ越して来ようかなと思っている今日この頃であります。
ごちそうさまでした