今日は「三社祭宵宮」の話です
今日は松が谷(浅草の隣町)で打合せが終わりました。
上野に向かって歩いていますと角度がきつい射すような西日の煌めきが私の目を細めさせます。
もう少ししたらマジックアワー(日没前に数十分程体験できる薄明の時間帯)かなと思いながら歩を進めていると、どこからともなく祭囃子が風に乗って運ばれてきました。
今日が三社祭の宵宮である事を思い出しました。
踵を返して浅草に歩を進めました。
という事で今日のフリネタは「三社祭宵宮」です。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。
#昔の祭り
昔の神輿はこの画像の通りワッショイ担ぎです。
さてお神輿の掛声はいつの頃から「ワッショイ(和一緒意)」から「ソイヤ(素意也)」に変わったのでしょうか。
色々な古い写真誌を見る限り東京オリンピックの前当たりかと推察できます。
その証左は担ぎ方で分かります、ワッショイ担ぎは練り歩きです。
ソイヤ担ぎは直進ですので一目瞭然です。
ワッショイ担ぎは練り歩きながら蛇行して進行して行くため、交通規制が大変で警察当局は直進性が高いソイヤ担ぎを好んだという話がありますが定かではありません。
しか〜し、因果関係は充分にあると思いますし、もしかすると担ぎ方が先で、それに呼応して掛声が遷移していったのかもしれません。
私の記憶によると始めてソイヤ担ぎを見たのは「三社祭」でした。
仲見世通りをあれだけの人数が練り歩いたら大変なので、担ぎ手を管理している方と警察当局の思惑が合致しいち早く取り入れられたのでしょうか。
当時の下町っ子のお祭りの頂点といえば「三社祭」です。
そこに担ぎにいった下町っ子がソイヤ担ぎをイナセと思ったのでしょう。
そして各々の地元に持ち帰り伝播していったのではと憶断しています。
昔、神田明神で神輿を担いだ時、神田の古老の人と話しました。
古老曰く、そもそも今の担ぎ方は「棺桶担ぎ」って言って葬式の時にやるもんだ。
ご神体をお神輿に乗せて各氏子の五穀豊穣を願う祭礼に仏様を担ぐ担ぎ方がそぐうわけがねぇ。
世も末だ、と言われていました。
さもありなんですね。
#三社一色
浅草の祭風景を纏めて見ました。
いかがですか。
この祭りの為に、日ごろ額に汗して働き続けていた人達の我慢の蓋がはずれてしまうのでしょう。
だから祭りには華があるのです。
あたかも一年に一度の桜の開花に似ています。
とういう事で夕食です。
浅草でこの時間といいますとこのお店しかありません。
今日のお店は「末っ子」さんです。
住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ガツニンニク&キンシャリスープ付+餃子」@900+@250+@400=1,550円です。
待つこと1分、お水の到着です。
あれ今日はご主人がいません。
もしかしたら昇天したのかと思い心が痛みました。
御年81歳ですから、為念確認しました。
確認しましたところ、どうしても抜けられない用事があって外出しているとの事です。
早とちりの私は浅草の戸籍から中華店の名物店主独りを抹消したようです。
という事で今日の炒め場担当は娘さん?です。
豪快に中華鍋を煽っています。
待つこと10分で 「ガツニンニク」の到着です。
見た目美味しそうですが、ご主人に比べますとネギが少ないですね・・・
気を取り直して実食です。
艶めかしいガツを口にいれて噛みしだきますと口内に驚きの世界が広がってきます。
そしてガツのクニャクニャした部位が舌にからんできます。
この食感は筆舌に尽くせないような快感であります。
とどめはニンニクのエキスをたっぷりと吸った醤油ソースです。
美味しい。
掛け値なしに美味しい。
このガツ炒めは何十回食べても美味しいのです。
時間差で餃子の到着です。
良い焼き加減です。
これは食べる前にわかります。
美味しいでしょう。
それでは辣油多めの漬け汁を創ってから頂きます。
皮美味しです。
そして餡美味しです。
一口サイズですから食べやすいです。
あっという間に完食しました。
#神輿渡行
「末っ子」を出た後、神輿渡行をみながら浅草駅に向かいました。
神輿渡行からは元気をもらいました。
これを見ないと一年が始まりません。
寿司屋横丁当たりで一本の面倒くさいメールがiPadairに入りました。
仕方ないのでマックでシコシコトと仕事をしてから家路に着きました。
こんな日もあります。
今日は松が谷(浅草の隣町)で打合せが終わりました。
上野に向かって歩いていますと角度がきつい射すような西日の煌めきが私の目を細めさせます。
もう少ししたらマジックアワー(日没前に数十分程体験できる薄明の時間帯)かなと思いながら歩を進めていると、どこからともなく祭囃子が風に乗って運ばれてきました。
今日が三社祭の宵宮である事を思い出しました。
踵を返して浅草に歩を進めました。
という事で今日のフリネタは「三社祭宵宮」です。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。
#昔の祭り
昔の神輿はこの画像の通りワッショイ担ぎです。
さてお神輿の掛声はいつの頃から「ワッショイ(和一緒意)」から「ソイヤ(素意也)」に変わったのでしょうか。
色々な古い写真誌を見る限り東京オリンピックの前当たりかと推察できます。
その証左は担ぎ方で分かります、ワッショイ担ぎは練り歩きです。
ソイヤ担ぎは直進ですので一目瞭然です。
ワッショイ担ぎは練り歩きながら蛇行して進行して行くため、交通規制が大変で警察当局は直進性が高いソイヤ担ぎを好んだという話がありますが定かではありません。
しか〜し、因果関係は充分にあると思いますし、もしかすると担ぎ方が先で、それに呼応して掛声が遷移していったのかもしれません。
私の記憶によると始めてソイヤ担ぎを見たのは「三社祭」でした。
仲見世通りをあれだけの人数が練り歩いたら大変なので、担ぎ手を管理している方と警察当局の思惑が合致しいち早く取り入れられたのでしょうか。
当時の下町っ子のお祭りの頂点といえば「三社祭」です。
そこに担ぎにいった下町っ子がソイヤ担ぎをイナセと思ったのでしょう。
そして各々の地元に持ち帰り伝播していったのではと憶断しています。
昔、神田明神で神輿を担いだ時、神田の古老の人と話しました。
古老曰く、そもそも今の担ぎ方は「棺桶担ぎ」って言って葬式の時にやるもんだ。
ご神体をお神輿に乗せて各氏子の五穀豊穣を願う祭礼に仏様を担ぐ担ぎ方がそぐうわけがねぇ。
世も末だ、と言われていました。
さもありなんですね。
#三社一色
浅草の祭風景を纏めて見ました。
いかがですか。
この祭りの為に、日ごろ額に汗して働き続けていた人達の我慢の蓋がはずれてしまうのでしょう。
だから祭りには華があるのです。
あたかも一年に一度の桜の開花に似ています。
とういう事で夕食です。
浅草でこの時間といいますとこのお店しかありません。
今日のお店は「末っ子」さんです。
住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ガツニンニク&キンシャリスープ付+餃子」@900+@250+@400=1,550円です。
待つこと1分、お水の到着です。
あれ今日はご主人がいません。
もしかしたら昇天したのかと思い心が痛みました。
御年81歳ですから、為念確認しました。
確認しましたところ、どうしても抜けられない用事があって外出しているとの事です。
早とちりの私は浅草の戸籍から中華店の名物店主独りを抹消したようです。
という事で今日の炒め場担当は娘さん?です。
豪快に中華鍋を煽っています。
待つこと10分で 「ガツニンニク」の到着です。
見た目美味しそうですが、ご主人に比べますとネギが少ないですね・・・
気を取り直して実食です。
艶めかしいガツを口にいれて噛みしだきますと口内に驚きの世界が広がってきます。
そしてガツのクニャクニャした部位が舌にからんできます。
この食感は筆舌に尽くせないような快感であります。
とどめはニンニクのエキスをたっぷりと吸った醤油ソースです。
美味しい。
掛け値なしに美味しい。
このガツ炒めは何十回食べても美味しいのです。
時間差で餃子の到着です。
良い焼き加減です。
これは食べる前にわかります。
美味しいでしょう。
それでは辣油多めの漬け汁を創ってから頂きます。
皮美味しです。
そして餡美味しです。
一口サイズですから食べやすいです。
あっという間に完食しました。
#神輿渡行
「末っ子」を出た後、神輿渡行をみながら浅草駅に向かいました。
神輿渡行からは元気をもらいました。
これを見ないと一年が始まりません。
寿司屋横丁当たりで一本の面倒くさいメールがiPadairに入りました。
仕方ないのでマックでシコシコトと仕事をしてから家路に着きました。
こんな日もあります。
御神輿は見るものではなく、
担がたいほうなので、
出向くことがなくなりましたが、
すごい賑わいです
末っ子さん、祭でも空いててよかったです。
餃子、良い仕上がりであります
寿司屋通りで火事になった 中華あづま
再開してましたでしょうか