今日は「神様お願い」の話です
そうだ黄泉にいこう
戦場での戦闘経験のない軍隊上がりの父親は、物心をついた私に折れ曲がった皇国史観を移植し続けてきました。その薫陶により私は次第に右傾化していきました。
その副産物として神道を信ずるようになっていたのです。
長じて神輿野郎になったのは那辺がその礎となっていたのでしょう。
要は子供の時は「神様命」だったのです。

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昨日、NHKの人気番組「「チコちゃんに叱られる!」を見ていましたら、なぜ、おにぎりは三角なの?というチコネタの答えは「神様が宿りやすいから」だそうです。
チコちゃんによりますと、弥生時代の頃には、既に三角のおにぎりが作られていたそうです。
そのおにぎりは、神様へのお供え物で、神が宿ると言われていた山の形を真似て作れたものだったのです。
ちなみに、最近になっても三角おにぎりが主流となっているのは、コンビニが運搬や陳列の際に安定性の高い三角形のおにぎりをメインに販売したことが原因で、世の中に広がったと言われています。
そうかそれなら神様が宿っている可能性が高い三角おにぎりを食べると、我が体内に神様が宿るのです。
日本人なら毎日三角おにぎりを食べないといけないでしょう。

最近、神様に対して懐疑的であります。
「自分の信仰することを繰り返し主張することは不安の表れである」とはジッドゥ・クリシュナムルティの箴言であります。まさに苦しい時の神棚だのみであります。
即ち、神に傾斜するときは、自分の弱さを認識している事に他ならないでしょう。
その裏返しで私の神様に対する信心が希釈しているのは全てが順調であることの証左でもあるのです。
はるばるご利益のある寺社仏閣に行く事がありますが、もし受験生が喫緊な勉強を置き去りにしてそれでもいくのであれば、その行為は怠業であります。
ライバルがその間勉強しているわけでありますので、それを承知の助で神様仏様に「合格祈願」をするのはまさに心の弱さに他なりません。
しか〜しわかっちゃいるに「神様お願い」なのですね。
これって酔っ払いがしらふの人間より幸せなことに近いものがあります。
「貧乏を愚痴って飲んでいる暇があれば働けば」なのですが、なぜか仕事がないことを酔って愚痴っている人たちに微笑を感じます。

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今日も沢山の難題が積まれている仕事に向かいます。
神様に柏手を打って、難問解決・商売繁盛、をお願いしてから出かけますか。
こんな日もあります・・・


「二人の天使」レーモン・ルフェーブル< br />


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今日は神田に出没です。

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東大発祥の地の石碑に目が留まりました。

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この建物は学士会館ですね。
という事でランチです。
今日のお店は「紅楼夢」さんです。

住所: 東京都千代田区神田錦町3-28 学士会館 1F
電話:03-3292-0880
定休日:日曜日

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学士会館内の雰囲気です

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「四川麻婆豆腐ランチ」@1,250円です。
こちらは主に旧七帝大ご出身の方が利用する所でありますのがその実態は東大OB会館です。
それを抜きにしても歴史的にも価値ある荘厳な建物の内外には瞠目させられました。

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テーブルセットです。

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セレブリティのお店ですがお茶はセルフサービスです。
この落差が面白いですね。

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待つこと4分「搾菜」の到着です。
緑色の搾菜ってあまり見かけません。
一口味見しましたがさわやかな辛さが楽しめました。

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待つこと11分「「四川麻婆豆腐ランチ」の到着です。
辛いのが食べたくて「四川麻婆」にしたのですが、この色合いでは辛さは期待できませんね。

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気を取り直して実食です。
まず「四川麻婆」そのものは熱々で高評価です。
ソースの味がやはり優しいですね。
折角「四川」という名を料理名に冠しているのですから、もう少し豆板醤、辣油、花山椒たっぷり入れて欲しかった。
最後の方は物足りませんでしたが、普通に美味しいと思います。

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白眉は杏仁豆腐です。
これはこのレストランのレベルの高さを表しています。
やはり辛い料理の後は透明感ある甘さが欲しいものです。
私の好きな杏仁豆腐です。
ご機嫌です。
このレストランは雰囲気が暗いのを除けばまずますではないでしょうか。

それでは(^_-)