今日は「こんな意外性はどうですか?」の話です
まずは以下の感動するお話をご覧ください。
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今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男が ひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。
エビの天ぷら一尾がのっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日 男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
「おやじ、今日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・そうかい。」
会話はそれで途切れた。
ほかに特に話題があるわけでもない。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の日であることを表していた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらが もう一尾乗せられた。
「おやじ、いいのか。」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。
些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからも、この店に通おうと心に決めた。
男は財布から500円玉を取り出して、
「おやじ、お勘定」
「800円」

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この話は「起承転結」の妙です。
没交渉の店主が、定年退職の男にさりげなく海老天×1尾を退職記念日として進呈しました。
当然のことながら、最後は、店主から気の利いた「ご苦労様でした挨拶」があろうかと思いきや、追加の海老天はサービスではなく加算されていたという急展開のオチであります。
人はこのような意外性を喜びます。

次は、最近私に起こった意外性の話です。
それはとある取引先との飲み会です。
一次会は神楽坂のミシュラン認定の高級中華店で行い、美味しい料理の数々に舌鼓を打ちプレミアムな余韻を残して終了しました。
普段はしないのですが、金曜日である事と、終わった時間が早かった事もあり、二次会にスナックへ行く事になりました。スナックではそれぞれ女性を脇につけてのカラオケです。
カラオケは取引先の購買責任者が口火を切って落としました。
ここでの約束は、最初に歌った人から時計回りに歌います。
私のカラオケはうまくはありませんがそれなりに歌いますので、素面であるというハンディキャップにより既に飲んでいる方に比べますと、トップギアに入るまでには時間がかかるものの積極的に歌います。
問題は私の左隣にいるのは取引先の開発本部長です。
簡単にその人となりを説明しますと、体形は達磨人形です。
性格は暗くて何事つけても懐疑的な感想を述べます。
言い方を変えますと「嫌な奴」であります。

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頭髪の残存面積はすでに40%を切っており、天井からのミラーボールのカクテル光線をその頭頂で乱反射させています。イタリアブランドの焦げ茶色のサレオツの眼鏡が、彼が私と同世代である事をそれのみが示しています。
忖度するに隣の同級生は、絶対にカラオケは苦手なはずです。
確認の為、その旨を確認しますと、彼は、歌うと必ず嫌がれるから、あまりしたくないんですよ、と言うではありませんか。私は気を利かせて、飛ばしの申告をしてあげましょうか、といいますと、自分の番にまで来たら場が乱れているでしょうから、誰も気にしない事を祈っています、と言って隣のホステスさんに、濃い目の水割りを頼んで動揺する気持ちを静めていました。
かなりの人数で飲んでいるので、時間が経つに連れて当然の如く場が乱れてきました。
カラオケが始まってから30分位で私の番にきました。
私は得意のモチ歌を披露しました。
右隣のホステスさんと左隣の本部長から、うまいね、とのお褒めの言葉をいただき、リップサービスとはいえご満悦となっていました。
そして問題の彼の番です。
選曲するときにひどく悩んでいましたのでおそらく歌える歌がないんだろうな、と同情していました。


彼が選んだ曲のイントロが流れてきました。
歌は山内惠介さんの「白樺の誓い」でした。
山内惠介さんは奥様がフアンなので、この歌は聞いたことがあります。
イントロが終わり、彼の歌声が流れてきました。
その歌声を聞くやいなや、隣のホステスさんに、ダメだよ、CDを流しては、と言ったもののそんなわけもなく、彼が歌う「白樺の誓い」は山内惠介さんに勝るとも劣らない歌声で朗々と感情をこめて歌い上げています。
どちらかといいますと、バリトンの利いた彼の歌声は、この曲に限っては山内惠介さんより上手いと思って聞いていました。
周りにいる人も雑談を止めて彼の歌を聞き始めていました。
誰もが彼の歌に魅了さていたのです。
歌が終わりました。
店内にいる全員の人から称賛の拍手のシャワーを浴びせられたのは言うまでもありません。

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私は歌い終わった彼に、うますぎるじゃない。
なんで迷惑をかけると言ったの、と聞きますと、自分は早稲田のグリークラブにいたから、歌うのはセミプロだよ。
普段は周りの人が嫌がるから歌わないんだ。
今日はと・く・べ・つ・・・と言うではありませんか。
私は唖然として開いた口がしばらくは締まりませんでした。
このような意外性はなぜか無性に腹が立つものであります。


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今日は池袋に出没です。
冷たい雨が体に刺さります。
熱々のラーメンでも食べるかと思いこのお店に立ち入りました。
今日のお店は「ラーメン二郎ラーメン」 池袋東口店さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋2-27-17
電話:03-3980-0210
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「らーめん(半麺)・野菜少なめ・にんにく・麺カタ」@700円です。

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コップに冷水とレンゲを入れて席でラーメンが来るのを待っています。

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待つこと3分で「らーめん」の到着です。
見た目、今日は野菜少なめにしたのでビジュアルがいいですね。

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それではリフティングのパチリを撮ってから実食です。
今日は丼からかなり熱量が感じられます。
美味しそうです。
まずはスープです。
乳化の状態が良いですね。
まろやかでコクのあるスープは美味しいです。
やはりスープは熱々でなければいけません。
麺は麺カタにしてありますので好みの硬さです。
チャーシューは柔らかく噛みしだくと肉汁があふれでてきます。
今日のチャーシューは特に味わいが深いです。
白眉は野菜です。
今日は野菜少な目にしたのでストレスなくいただけました。
今日のもやしは軽やかな弾力があり最高です。
大学から通算で約40年間もこのラーメンを食べています。
多分、私の体の臍下あたりまではこのラーメンでできているのでしょう。

それでは(^_-)