今日は「不健康に乾杯」の話です 
この間、カウンターのある高級な和食店で独り夕飯をしていました。
私の左隣は若い男性の2人客です。
と申しましてもお互い子供がいるようです。
年の頃なら30〜35歳くらいでしょうか。
会話からこぼれる2人の素性は日本でも有名な会計会社の社員とそのクライアントのようであります。

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従いまして、その服装はかなりサレオツです。
かなりきこしめており高級なワインをさしつさされつ飲(や)っております。
横文字の会計用語を多用して会話をやり取りしていました。
難解な横文字用語(デット・アサンプション、クレジット・デリバティブ等)を駆使して会話を組立ていますと、たいした事もいっていないのですが、不思議なことに妙な威圧感を相手に与えてしまうものです。

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例えていうとお猿のマウント状態であります。
仕事の話が出尽くしたのか、お酒が廻りすぎたのかは不明ですが、そういえば△△さん、最近、γ‐GPTはどうですか、と会計事務所の人間が話題を変えました。
それを受けたクライアントは、あいも変わらず200だけど。
どうして?と聞き返しますと、実は私の数値は今月になって200から120に下がったのですよ、と自慢げに答えていました。
ここで補足します。
γ-GTP値で注意しなくてはいけないのは100以上になった場合です。
100〜200ですと、脂肪肝が進行している可能性があります。
かなりお酒の飲みすぎで、病的状態になっているおそれがあるのです。
200以上になった場合は、アルコールだけでなく、さら〜に胆石や胆道がんなどによって胆道がつまっている可能性があります。
その場合はくわしい検査が必要になります。
閑話休題(お話は戻りまして)
そこで会計事務所は、実は・・・
週に2回ドライディ(禁酒日)を作ったからです。
効果覿面(こうかてきめん)です、と胸を張りながら、下の子供はまだ生まれたばかりですからね。
健康には留意しなければです、としみじみと言っていました。
クライアントはそれを受けて急にしょんぼりしながら、俺にはできない。
無理だ・・・、と嘆息をつきながら、君がそのような鋼(はがね)意志をもっているとは、尊敬に値するよ、と言いながら、よし、今日は君の肝機能の改善に乾杯だ。今日はとことん飲もう、と言いだしたのです。
すると今度は、向こうが大きなため息をついたのです。
実は、私の父方は癌家系なのです。
祖父、父、ともに大腸がんで早逝しています。
実は私、先週から血便がでているのです。
なぜか止まらないのです。
もしかしたら、私は大腸がんになったのかもしれません、と青い顔でつぶやきました。
クライアントが、そういうのってほとんどが痔だろ、と笑いながらいうと、悲しいかな痔になったことはありませんから・・・
しばらく空白の二文字が二人の間にぽつんと浮かんでいました。
しばらくしてクライアントがいつか病院にいかなくちゃまずいよな。
いつ行くんだ、と聞きますと、明日です。
マジに明日なのです。
多分、私は癌で死ぬ設計図が生まれたときから組み込まれていたのです。
だから、今日△△さんをお誘いしたのです。
多分、これがこの世の飲み納めです、と涙声でキメていました。
今度はクライアントが驚く場面です。
なんて不吉な事を言うんだ。
怒るぞ!
とは言ってはみたものの、彼の心の中にほとばしるような漢気の炎が灯ったみたいです。
よしわかった。
よくも最後の日に俺に声をかけてくれた。
この世の最後の酒か。
俺がとことん付き合ってあげるよ、と言って、ママ、ママ、今日は特別な日だ。
シャトー・マルゴー、フルボトルで出してよ。
お金大丈夫ですかだって、出すときは出す男よ。

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景気よくここに持ってきて。
とどこから見てもお札の匂いがする仏蘭西のボルドー地方マルゴ村を代表する偉大なるシャトーで作られたワインは、しばらくしてそのボトルの表面に沢山の冷たい水滴を身に纏いながら到着したのでした。
「不健康な話は盛り上がる」の一席であります。
会計事務所の男性の気持ちはよくよく分ります。
で〜も、そのような家系ならもっと早くドライディを作るべきだったのでしょうね。


竹内 まりや feat. 山下 達郎 (Takeuchi Mariya) - 家に帰ろう ~マイ・スイート・ホーム~



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今日は東京に出没です。
私はこのお店を訪れますと後で良いことが起こります。
そういう意味では「a happy come-come-restaurant」なのかもしれません。
今日のお店は「きじ」さんです。

住所:  東京都千代田区丸の内2-7-3東京ビルB1
電話:03-3216-3123
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日オーダー「モダン焼き」@1,150円です。
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待つこと2分でお水の到着です。

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調味料の面々です。

ここの「モダン焼き」はまず焼きそばを炒めるのですね。
炒め終わった焼きそばは、ステンレス製の円筒状の容器にいれて、その中にあるお好み焼きの生地にからましてから、一気に鐵板の上に流し込んで焼くのです。
ある程度焼けたらお客様の前に出します。
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待つこと8分で「モダン焼き」の到着です。

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マヨネーズを頼みましたらビニール入りで出てきました。
これは始めてのサービスです。

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それでは実食ですがまずはマヨネーズを用意します。
私はこのくらいのマヨネーズが適量です。
そしておもむろに実食です。
今日の「モダン焼」とは、とろとろの玉子がいつもよりそばに絡みついていて美味しいです。
何という美味しさでしょう。
これを食べているとあたかも天国にいるような気分に陥ります。

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後半になってきますとモダン焼きがスフレ状態になってきます。
このカリカリ感がたまらないのです。
美味しい美味しいとこの言葉が呪文のように頭の中でリフレインしています。
これだけ美味しいのを頂いたのですからきっと良い事がおきるのでしょう。

それでは(^_-)