今日は「元気な私たち」です
最近、私は宿痾(長い間治らない病気)である声帯萎縮症という声が出にくい病気が進行してきて、頃合いかなと思い、喉の手術をしようかなとか思っています。
要はこのままだとしゃべれなくなるのです。
当然のことながら、その手術の為に3週間ほど入院しなければならず、その間、私の仕事に関わっている人に迷惑をかけるのも嫌なので、仕事の引き継ぎをして退職しようかなと考えています。
要は定年まで働く「滅私奉公」から、自らの価値観を優先する「自分ファースト」の旅に出るという選択をするのです。
そうしますと、自らをがんじがらめにしていた時間の概念が頭から消え去り、私はおおいなる幸せを感じるはずです。

パパラギ
「パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集」という書籍があります。
この本は、1920年にドイツの画家で作家のエーリッヒ・ショイルマンによって出版されたものです。
ヨーロッパを訪問したサモアの酋長ツイアビが帰国後、島民たちに西洋文明について語って聞かせた演説をまとめたものとしていますが、実際はショイルマンの手によるフィクション(偽書)なのです。
このフィクションの中で、パパラギ(ヨーロッパの人々)の当たり前の生活とりわけその価値観に警鐘を鳴らしています。その例として時間を取りあげています。
パパラギが(ヨーロッパの人々)とりわけ好きなのは、手では決してつかめないが、それでもそこにあるもの即ち時間である。
時間は静かで平和を好み、安息を愛し、むしろの上にのびのびと横になるのが好きだ。
パパラギ(ヨーロッパの人々)は時間がどういうものかを知らず、理解もしていない。
それゆえ彼らの野蛮な風習によって時間を虐待している。
エーリッヒ・ショイルマンはこのようにこの本で現代人の生産性や効率性を揶揄していますが、果たして自らの身に置き換えた時にそれができるのでしょうか。

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私もかつてそのような時間を気にしない時代がありました
それは赤ん坊の頃です。
赤ん坊は太陽の温かい光線の方に顔を向けます。
傍らにあるものを掴んで、小さな手の中でその形、その重さを確かめています。
かすかな物音に耳を澄まします。
その意識の中では、おそらく外界の時間と内部の時間がきれいにシンクロして、考えている事もその原型というか本能のままの形を採って流れ、感情も原始的な無垢の状態を保っています。
それ故、赤ん坊のふるまいはそれを取り巻く人を幸せな気持ちにさせます。
赤ん坊にとって時間というのは彼らの成長をうながす協力者なのです。
ところが本能でふるまっていた赤ん坊も脳の成長により、本能から大脳で考えるようになってきますと自我が芽生えてくるのです。
さすがに、今さら先祖帰りはできません。
しか〜し、人は還暦を超えると赤子に戻るという事を、幼き頃、下町の古老から聞いた事があります。
あわてなくても赤子でなくて自然に帰れるですと。
その移行期間が以下の歌です。
よくよくしっかり聞いてください。
「元気なわたしたち♪」です



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マジックアワー (magic hour)を画像に納めようとこのレストランにやって参りました。マジックアワーとは日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態をいいます。
今日のお店は「練馬展望レストラン」さんです。

住所: 東京都練馬区豊玉北6-12-1 練馬区役所本庁舎 20F
電話:03-3948-3315
定休日:第4日曜 及び年末年始

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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時間が早すぎたみたいでマジックアワーの画像は撮れませんでしたが20階からのパノラマをご笑覧ください。

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メニューです。

今日のオーダー「海老マカロニグラタンセット」@1,200円です。
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待つこと4分でボタージュとサラダの到着です。
見た目、美味しそうです。
まずはボタージュをいただきました。
味は宜しいのですがダマができていました。
よくよく攪拌してから供して欲しかったものです。
サラダは特筆するものがありません。

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待つこと14分で「海老マカロニグラタン」の到着です。
プリプリした海老が美味しそうに焼かれています。

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それでは実食です。
ホワイトソースが美味しいです。
コクがありクリーミーで優しい味です。
加えてプリプリの海老が美味しいです。
このシェフさんかなりの腕ですね。
夜景を楽しみながらの夕食は時間の経過を忘れさせてくれました。
ボタージュにダマがあった事も忘れていました。
ここは穴場ですね・・・

それでは(^_-)