今日は「ジョンさんとマキさん」です
私はあまりTVを見ないのですが、奥様は意外にもTV好きです。
TVを見ない私ですが、日曜には家にいますので、14時からフジテレビで上映されています「ノンフィクション」は付き合いでみています。
この番組はフジテレビで1995年から放送されているドキュメンタリー番組です。
これまでにも大きな反響を呼ぶ作品を次々に世に問うてきたなかなかの人気番組なのです。
著名な人物を取り上げることもありますが、基本的には市井の人の人生を追いかけた作りになっています。
かかる中、最近以下の番組「マキさんの老後〜絶望と希望の旅立ち〜 後編」を観ました。
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女性姿の方が夫のマキさんこと宮本昌樹さんは早稲田大学教育学部卒(60歳=昭和33年生)です。
宮本さんの実家は市議会議員を40年以上も続けた地元の名家です。
跡取り息子の生き方が許せない母からは遠い昔に勘当されています。
妻の佳江さんは(68歳=昭和25年生)です。
佳江さんはこのあべこべ夫婦のたつき(家計)を支えるために2011年に介護福祉士の資格を取る程の頑張り屋さんなのです。一方、ご主人の宮本さんは水商売をやめて、家でゴロゴロしているのですが、これでは生活は苦しくなるのが当然です。
そこで宮本さんは宝くじで一攫千金を狙うのですが絵に描いたように失敗して以下のフジテレビの紹介文に繋がるのです。
2008年放送から続く大人気シリーズ「マキさんの老後」
ご存じ、おかまの夫マキさんとオナベの妻ジョンさんのあべこべ夫婦が主人公。
2人は、老いへの不安と生活苦の中でもがき苦しんでいた・・・
そこへ、番組を見てマキさんに興味を持ったという1人の男優が現れる。
ポルノの帝王と呼ばれる久保新二さんである。
同性愛者の老いや多くの哀れな末路に、自らにも忍び寄る老いも重ね合わせ、2人に共感するものがあるというのだ。久保さんは、マキさんに自分の舞台に出演するようお願いをする。
だが、この9年余、定職も持たず、ジョンさんの世話になってきたマキさんの煮え切らない態度に久保さんは怒り爆発、仕事の依頼もよそにマキさんをののしり始めてしまう。
痛いところを突かれたマキさんは、帰宅し、今度は、ジョンさんに八つ当たり、最悪の事態に・・・
だが、強引で老獪な久保さんの話術にマキさんは、ついに老骨にむち打ち、ステージに立つ決意をする。
果たして、マキさんは、ショーダンサーとして復活できるのか・・・
同性愛者として生きる道を決心したものの、世間の波に翻弄され、自らの性に悩み、傷つき、もがく老いた同性愛者2人のつらい現実と深い絆を描きます。

正直に申してこの「マキさんの老後」シリーズに限ってはそのノンフィクション性を全く信用していません。
もしこれが本当に真実ならばご主人は地獄に落ちるべきです。
この夫婦を見ていますとアルコール依存症がいる家庭のアルコール依存症維持連鎖を想起します。
宮本さんのような怠惰な生活の常習者は、飲酒をやめさせようとすればするほど逆効果になり、その結果、本人は飲酒にはしるというアルコール依存症にかぶります。
アルコール依存症にはenabler(後押しする人)という家族がいます。
何らかの依存症にある人物に対して、その依存状態を支えてしまう人のことや共依存の関係を後押しする人のことを指します。多分に妻の佳江さんはこれに当たるのでしょう。

しか〜し、番組を観ていますと、宮本さんはかなりスマート(頭がいい)なので、プロデューサーと番組の構成、シナリオ等を綿密に打合せしているのではないかと臆断しています。
カット割りにしても、結構、上手に組んでいます。
もしこれが偶然の産物というのであれば、その偶然の連鎖は確率的にありえないでしょう。
一番の疑念はこれだけこの番組の視聴率が良くて、経済的利得を得るのは、CX(フジテレビ)のプロデューサーとこの宮本夫婦だけでしょう。
加えて、この番組にでた演劇集団が今にもつぶれそうな演出をされたので驚いたみたいです。
番組放送後に自らのブログで視聴者(多分に関係者)に、そんなことはありません。
CXの演出ですから、と訂正していたのを見たことがあります。
実際の舞台裏はこんなものです。
いずれにしましても宮本夫人は御年70歳ですから、介護士からは早くリタイアされて安寧な暮らしを仲良く送られる事を祈っております。


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今日は神田は小川町に出没です。
カレーは食べたくなかったのですが、気がつきましたら入店していました。
今日のお店は「チャントーヤ ココナッツカリー (CHANTOYA COCONUT CURRY)」さんです。

住所: 東京都千代田区神田小川町3-28-7 昇龍館ビル 1F
電話:03-5281-4747
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

きょうのオーダー「チキンとナスの焼きチーズカレー」@1,030円です。
このお店は圧倒的に女性客が多いです。
女性はカレーが好きなのでしょうか?

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待つこと0分でサラダの到着です。
見た目、色鮮やかなグリーンサラダです。
イケますね。

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待つこと7分で「チキンとナスの焼きチーズカレー」の到着です。
なにか溶岩ドームのような風情です。

それでは実食です。
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白いご飯の上にルーを少しずつかけ回していただきます。
このお店はタイカレーと日本のカレーのフュージョンです。
その中で特にこだわっているのはパクチー、カー、ライムの葉、レモングラス、ココナッツミルクは本場タイ産を用いているようです。
それでは実食です。
一口食べた瞬間に私の味覚中枢が震えました。
これはとても美味しい。
チキンのジューシーさは群を抜いています。
ナスはこの味に染まっておりよい意味でのバイプレーヤーです。
特筆するのはほのかな酸味がするトマトです。
味を引き締めています。
本場のココナツミルクがルーをマイルドに仕上げています。
そしてこれらの個性を大きくつつみこみ抱きしめているのがこんがりトロトロチーズです。
なんというオーケストレーションでしょう。
久々に食べても美味しいでしょう。
女性に人気があるのは納得です。
理由ですか、ココナッツミルク効果でしょう・・・

それでは(^_-)