今日は「正射必中」です。
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ゴディバジャパンのジェローム・シュシャン社長は自ら弓を行うので弓道の精神に基づいたチャレンジをビジネスにおいても行っています。
一見対極にあるビジネスと弓道などの伝統文化の世界を矛盾なく融合させ、実際に確かな成果を上げ続けているところにその真骨頂があります。
社長就任以来5年間でゴディバジャパンの売上が2倍になり、今や全世界のゴディバの売上の3分の1を占めるまで伸張させました。
この飛躍の根底には弓道の教えがあったといいます。
売上2倍を目標として掲げたものの、無理を押して達成したわけではなく、ビジネスに必要なプロセスを正しく行った結果として売上2倍という数字が付いてきたのです。
弓道でいう「当てるのではなく、当たる」「正射必中」(正しく射られた矢は、必ず的に当たる)という考え方の実践であります。これら一連の施策は、的である消費者の心(喜びや感動)と一体化したところから生み出され、「的を狙ってはいけない」「的と一体になりなさい」というある弓聖の教えにしたがったものです。
すなわち消費者との距離をなくし、自然と「当たる」状態を作ったのです。

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今回このゴディバが「正射必中」をきれいに決めました。
それはゴディバが打ち出した「義理チョコ反対文化」ですが、義務化された職場の義理チョコ文化を苦痛に感じている女性たちからは賞賛の声が上がる一方、本命チョコレートとしてチョイスされることが多いゴディバが、消費者を囲うために打ち出したキャッチコピーなのではないかとの揣摩臆測がありました。
結論として、これは周到に用意された情報戦術だったのです。
2018年のバレンタインは本命の彼氏にはゴディバを送るというルールが一段と加速されたみたいで結果対前年比の売り上げを大幅に更新されたようです。
これには驚きました。
こういう事例をまさに「深謀遠慮」というのでしょう。
すなわち深く考えを巡らし、のちのちの遠い先のことまで見通した作戦だったのでしょう合格合格合格合格合格


昔の西郷(せご)どん



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今日はバレンタインデー前夜です。
今日はこのお店で仕事をしていましたが、その実はこれを飲みたかったのです。
今日のお店は「アトリエ ドゥ ゴディバ」さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話:03-3981-0111
定休日:無休(西武池袋に準じる)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

きょうのオーダー「ショコリキサー スペシャル タンザニア 75%」@1,296円です。
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店内はガラガラでしたが売場は店員さんが声を枯らして、キチンと並んでくだ〜さい!を連呼していましがた。
この熱気でチョコレートが溶けてしまうのではないかと気になるほどでした。
このお店は、ゴディバの伝統と革新が詰め込まれた新しいコンセプトショップが生み出す贅沢なチョコレートの数々と伝統と革新が出会うここでしか味わえない特別なゴディバ体験をしてみましょう、というコンセプトで創られました。

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待つこと3分テーブルセットと試食の生チョコの到着です。
生チョコはイケてました。

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待つこと 6分で「ショコリキサー スペシャル タンザニア 75%」の到着です。
ビジュアルは綺麗です。

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それでは実食です。
特段美味しいものではありません。
トップのチョコレートクリームに期待したのですが何の変哲もないもので、所謂、観光名物みたいな「一度だけなら食べてあげる」的なものです。
それよりも、ガラガラな店内なのに、スグに席を立たそうとして支払いを迫るホールスタッフが許せず、その濃厚さに嫌気がさすだけでした。
濃厚なのはチョコレートだけにしていただきたいものです。

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折角ですので作りたてのケーキをお持ち帰りしました。

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シン ガトー ショコラ@832円
カカオビスキュイとダークチョコレートガナッシュが織りなす上質なチョコレートケーキです。
美味しいです。

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クープショコラ プラリネ@918円
香ばしいヘーゼルナッツのブリュレとムース、コク深いチョコレートの濃厚なレイヤーが楽しめます。
美味しいです。

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タルト オ フレーズ@843円
繊細なチョコレートカップに、ビスタチオクリームやサブレ、フレッシュなストロベリーを贅沢に重ねた、食感も見た目も楽しいタルトです。
美味しいです。
ここのケーキは皆美味しいですね。
特に、このタルト オ フレーズは秀逸でした。
ただしお値段がそれなりに高いので普段使いはできませんね(笑)

それでは(^_-)