今日は「食卓考」です。
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明治の昔の食卓はめいめいのお膳だったそうです。
それがちゃぶ台にかわり、やがてダイニングテーブルに遷移していきました。
食卓の変化は時代を映します。
今の若い人には「巨人の星」の星一徹のちゃぶ台返しを話しても、ほとんどの方はその画像が頭には浮かんでこないでしょう。
かつては、家の中での地位を示し、しつけの場としての役割も担った食事の席は、戦後、一家だんらんを象徴する場となりました。
約20年間、1960年以降に生まれた親がいる家庭の食事を追った岩村暢子さんの新著「残念和食にもワケがある」には驚ろかされます。
現在の食卓は、そもそも全員がそろうことがないそうで、加えて席が決まっていないそうです。
父親が補助椅子や、折り畳み式の卓を使うことも多く、オフィスで導入が進む「フリーアドレス」は一部の家庭では当たり前のようになってきています。
ちなみに我が家の席は、かつての常勝巨人軍の打順のように固定制であります。
私が幼少の頃の父親というのは、床の間を背にして、如何にも「I am a master of this house(俺はこの家の家長であ〜る)」と偉そうに鎮座していました。
まさか、フリーアドレス制の日が来るとは想像だにもありあませんでした。
当時の父親の料理は特別で、必ず家族とは別な一品が添えられていましたし、私たち子供はそれが父親の食事だと思い何らかの疑問を挟む余地はありませんでした。
食事への向き合い方やメニューも変わってきています。
子供の誕生日だったので、外でそれぞれ好きな弁当を買ってきて食べたみたいな事はそんなに驚くことはないそうですね。
目玉焼き丼、シチュー丼といった新種の丼物が増え、スプーンばかり使う家も目立つそうです。これも時代の変遷でしょか。
食卓は家族の団らんです。
いくら遅くても、皆が揃うのを待って、夕飯くらいは一緒に食べたいものです。


女性の夢をちょっとだけ叶えるドッキリ

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今日は商都大阪に出没です。
綺麗な夕陽を見たら、夜の街を同様に赤く染め上げるしかないでしょう。

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という事で、取引先と夜の街に繰り出しました。

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開けて次の日は、淀屋橋に出没しました。

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ところでこの川柳の「優秀賞」どこが優秀なのでしょう。
意味がわかりません(笑)

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この銅座跡の建物は今でも「大阪市立愛珠幼稚園」として使われていて、現役では日本で3番目に古い幼稚園だそうです。

今日のお店は、大正七年創業の伝統ある老舗料理店さんです。
今日のお店は旬菜庵「やなぎ」淀屋橋さんです。

住所:: 大阪府大阪市中央区今橋3-2-16
電話番号:050-5594-6983
定休日:日曜・祝日

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お店の外観です。

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メニューです。

本日のオーダー「やなぎ御膳」@900円です。
店内は老舗小料理屋さん的風情を出しています。
店内は12時前だというのに超満員です。
どうやら11時45分前に来店しますと100円引いてくれるみたいです。
「道理で」であります。

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待つこと1分でお茶とお箸が到着しました。

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待つこと6分で「やなぎ御膳」が到着しました。
見た目、豪華です。

それでは実食です。
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まずはうどんです。
いかにも大阪のうろんと言う感じで鰹出汁が良く効いています。
美味しいのですが、熱すぎてたべられませんでしたので、冷めるのを待つことにしました。

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天麩羅です。
鱚、海老、ピーマンです。
これはよく揚っています。
塩で食べさせるのが乙ですね。
美味しいです。

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お創りは特段のサプライズはありませんでしたが、所謂、鐵板の味わいです。

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豆腐は名物なのでしょうか。
味わいが深く結構な味です。

これで@900円は「コスパ良し」でしょう。
接客も良く、大阪勤務でしたら普段使いのお店にしていたでしょう。

それでは(^_-)