今日は「日馬富士引退考」です。
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大相撲の日馬富士が、平幕貴ノ岩を暴行し負傷させた事への責任をとって引退しました。
しか〜し、日馬富士の師匠の伊勢ケ浜と日馬富士本人は基本的に反省していません。
伊勢ケ浜親方は記者会見の席上、九州で引退を決めたことについては?
ともう一度質問されると、決めたというか、そうなったんじゃないですか、それを今言っているんだから、その質問はちょっとおかしいんじゃないですか、と逆ギレして答えていたのがそもそもの証左であります。
貴乃花親方が変な横車を押さなければ不問に付された話だ。
そもそも、相撲の世界で兄弟子というのは、げんこ篇に無理と書くんだ。
花田だって親子二代の相撲村の住民だ、そんなの百も承知二百も合点のはずだ、というのが本音でしょう。
そのような親方の発言の影響もあったのか、当の日馬富士も引退の会見で暴行の動機について聞かれた際に、後輩の礼儀がなっていない時に直し、教えるのは先輩の礼儀、と正直に答えています。
これは、正しいと信ずるなら、暴力を行使してもかまわない、と読み替えられます。
相撲の世界では、少しは文句を言いたくても、素直に親方や兄弟子の指導に従って、精進したから強くなったのです。お相撲さんの全ての技は相撲の基本が出来ていなければ生かされません。
その為には、つらくても親方や兄弟子の言う通りに素直に聞いて、下半身を鍛え、股割り、てっぽう、しこをふむ、すり足などなど、そういった基礎訓練を何度も何度も繰り返してきたから成長したのです。
強くなる力士は、もともと素質があったのでしょうが、その素質も適切な指導がなければ、十分伸びなかったのです。
要は村社会のルールに同じ住民の貴乃花親方が意を唱えたので大問題に発展していって、それにマスコミが飛び付いたのです。いずれにしましても、今の親方らが現役時代には、暴行ともとられかねないような厳しい指導を受けていましたので日馬富士には同情的なはずです。
従いまして、今回の事件を契機に今さらですが「暴力は許されない」との意識をすべての親方らが持ち、角界を内側から変えていかなければならないのです。

それにしても日馬富士は今回の暴行で全てを失ってしまいました。
年収1億円、パンチの数を20発としますと、1発5百万円です。
これこそげんこ編に損とかいて、殴り損と読むが如しであります。
今回の事件は、日馬富士は白鵬への忖度から自ら拳で貴乃岩を打擲(ちょうしゃく)したのです
そうであれば相撲協会は日馬富士の引退届をすぐに受理せず、全容がわかった時点で受付しても良かったのです。相撲協会も白鴎の思いを忖度したのでしょうか。
個人的には、諸悪の根源は相撲協会です。
相撲協会は今回の事態を貴乃花親方外しで反撃を開始しています。
具体的には、白鴎の申し出による冬巡業帯同させなかった事です。
会社のトップ成績の営業部長が、自らの査定が低いの事に腹を立て人事部長を更迭したようなものです。
これが横行するのであれば相互牽制は機能しません。
加えて、NHK解説交代は、相撲協会が貴乃花親方の敵対的姿勢を看過できなかったという事でしょうか。
これはある種の日馬富士的暴行と同質なものといるでしょう。
このような事をするのであれば、所詮プロレス同様の興業ですから、といえば良いのですが、国技の矜持がそれを阻んでいるのでしょう。
万が一、貴乃花親方が、貴野岩を通じて知り得たモンゴル人力士同士の情実的な取り組みを具体的に話し始めましたらそれこそ国技からの決別を意味します。
そもそも相撲を国技と決めた法律もなく、どうやら国技館という建物でやっているので国技らしいですよ。


この野球選手の神対応に感激する


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今日は北千住に出没です。
それにしてもイカガワシイ街であります。
加えて、この町は純粋の食べられるお店がありません。
困ったときにはこのお店です。
今日のお店は、私の大好きな「鮒忠」北千住店さんです。

住所: 東京都足立区千住2-52
電話:03-3881-3504
定休日: 不明

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

本日のオーダー「うな丼」@2,080円です。
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時間は19時で書き入れ時だというのに、店内はへべれけの酔客×2人だけです。
どうやらこの2人はネクスコ東日本に関係するビジネスマン達のようで、盛んに談合の話をしています。
私が公取の人間でしたら完璧にアウトです。
一応、仕事柄打合せ議事録取っておきましたがね(笑)
さら〜に、面白いのは手元が危なくなってきており、飲みかけの酎ハイをこぼしてしまいました。
すると、手元がおぼつかなくなってこぼしたんだ。
わざとじゃないと、と言ってこぼした分を継ぎ足してもらうようお願いしたのです。
お店の店員は、お代りですか、といえば、滅相もない、こぼした分だけですよ、と言い返しましたので、お店のご主人が、いいよそのくらい、と言って継ぎ足していました。
元大酒飲みでしたので、この気持ちはよくよくわかります。
しか〜し、手の運動神経がなくなるなんて、一体、何時から飲んでいるのでせうか?
ネクスコさん!
完璧な怠業(オサボリ)ですよね(笑)

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待つこと17分で「うな丼」の到着です。
どこから見ても「うな丼」ですが「うな丼」独特の馥郁たる香りがありません。

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気を取り直して実食です。
鹿児島産の鰻みたいですが、不味くはありませんが、美味しくありません。
香気がないとは、単に、セントラルキッチンで加工された鰻を温めただけでしょう。
この日は寒かったのですが店内には火の気がありません。
その為に、食べていながらも体に寒さが染みてきて、食べるやいなや退散しました。
このお店は私の大好きな「鮒忠」さんではありますが、当然のことながら再訪はありません。

それでは(^_-)