今日は「ケンタッキー事件」です。
6月はやたら大学の友人に会います。
私の大学の友人は次の4グループに分類されます。
テニサー男子、テニサー女子、ゼミ、地元です。
今月だけでも3回パーティがありますので多忙なのであります。
かかる中、6月の始めにテニサー男子の飲み会があったので参加してくだらない話をし続けていたのですが、中に、すごく過去履歴をはっきりと且つ精密に覚えている友人がいて、その友人が私の旧悪を連綿と披露し始めたのです。最初は、そんな事もあったよな、と笑いながら聞いていたのですが、その内、顔が引きつってきました。
と申しますのは、時効だからいいのですが、大学時代の私のふるまいはほぼほぼ犯罪者の所業で構成されていて、よく桜田門に収監されなかったなという事ばかりだったのです。例えて申せば、16世紀の半ばにならず者の冒険を描いたヨーロッパのピカレスク(悪漢)小説みたいなものなのです。

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その中で、冷や汗三斗の話なのですが「ケンタッキー事件」というものがありました。
早慶戦の時の打上の時の出来事です。
たまさかテニサーみんなで早慶戦の応援に行った時に慶應が勝ち、当時はここぞという時は我が母校は必ず負けてくれて、久々の勝利ということも相俟って、渋谷の街で大ハジケしていたのでした。
ほぼほぼ泥酔の状態で渋谷駅を目指しての帰り道に、ケンタッキーフライドチキンがあったものですから、私は全く覚えていないのですが、その私が後輩に命じて、この慶應の勝利をカーネルさんと共にお祝いするのだ、とかなんとか言って、そのカーネルさんを胴上げ(1985年10月16日阪神ファンの投げ捨て事件前の話)させたみたいなのです。
お店の人は、泥酔した学生の悪ふざけですから、最初は静観していたのですが、私が、もっと高くもっと高くと気合を入れたらしく、最後の胴上げの時にかなり高くあがったものの、皆が胴上げに疲れ果てたこともあり、質量はF=m√2gh/tですので高く上がったことに比例してその落下衝撃が大きく、結局、カーネルさんのその巨体は、誰も受け取らず、地上にもろに落とされたれたみたいなのです。
勿論、カーネルさんは、痛いじゃないか、と文句は言わなかった代わりに事もあろうにその右手がポキンと折れてしましったのです。
なんということでしょう。
酔っていた私は、後輩にスグに包帯を買いに行かせたのですが、それと同時にその一部始終を傍観していた店長が怒り心頭ででてきて、学生だからと言っても、やっていい事と悪い事がある、と怒鳴り、この人形は弁償してもらいますよ。責任者の方、名前と電話番号をください、と畳み掛けてきたのです。
そこで責任者でもない私がしゃしゃり出てきて、一体全体いくらするんだい、と聞いたらしく、4万8千円です、と言ったものですから、人間が骨折したらって3千円くらいなのに、なんでカーネルはその16倍もするんだ、と絡んだみたいなのです。
すると店長は、お前が胴上げさせたんだろう。
私は見ていたんだ。
責任とってお前が払えと言ったものですから、今度は私が、カーネルと母校の勝利を一緒に喜んでどこが悪いんだ。しかも、ケンタは毎日食べているぞ、とブチギレて、店長を殴りかかりにいきました。皆が止めたもの、それを遠巻きで見ていたケンタッキーの店員もこの乱闘劇に参加して、大揉み合いになったようです。
この私の暴発行為にさら〜にブチギレた店長は、お前だけは許さん。渋谷警察を呼ぶぞ、といったものですから、今度は本当のテニサーの代表が青くなり、お金は・・・、本日そのような現金は持ち合わせていませんので。後日間違いなく払いにきますので、今日のところはお許しください、という事で色々とブツブツ言われたようですが結局のところ手仕舞いとなったようなのです。

以上が私の友人が皆に披露したと「ケンタッキー事件」いう話です。
勿論、彼の話は何のエビデンスもなくである種の印象誘導かもしれません。
その論拠は、当の私がそのような狼藉はしていいないと言っているからなのです。
しか〜し、そのような話をされると、懐かしい気持ちが体を蹂躙します。
もしかしたら、やったのかもしれない、いや、いくらなんでもそこまではしない、と記憶を反芻すればするほど、もしかしたら、後輩に包帯を買いに行かせたのは自分かもしれない。多分にウケねらいだろう。とかとか、いずれにしても全ては藪の中の事件であります。

A truth that's told with bad intent beats all the lies you can invent.
悪意から語られる真実は、どんなでっちあげの嘘も顔負けだ。
William Blake(ウィリアム・ブレイク)


手を使わずに靴紐を結ぶ



今日は番外編です。
今日のお店は、池袋では行列で有名なこのお店です。
奥様と私は時間があれば必ず並びます。
今日のお店の名前は「肉匠もりやす」池袋西武店さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 B2F
電話:03-5949-5246
定休日:西武池袋本店に準ずる

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行列の雰囲気

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牛ローストビーフ切り落とし@460円×224g=1,112円です。
肉匠もりやすのローストビーフは、10種類のスパイスと異なる温度で2回焼き上げた本格的な一品なのです。
池袋西武店と渋谷西武店では、夕方5時からローストビーフの切り落としをタイムセールとして特別価格で販売しており、人気商品のひとつなのです。
今日は 17時20分に並び買い求めたのは18時13分ですから約1時間です。
しか〜し、とても美味しいので並んで買う価値は十分あります。
購入したときにタレと西洋わさびが付いてきます。
もちろんこれもおいしいですけど、ローストビーフには既に下味的なものが付いているのですが、タレハかけた方が味はしまります。我が家ではこのローストビーフが食卓に並びますと秒殺で皆の胃袋に収納されてしまいます、そのくらい美味しいのです。
渋谷、池袋西武にお出向きの際は、是非、お買い求めください。

それでは(^_-)