今日は「京都の馴染みのお店」です。
京都へ奥様と行き始めてから通算で10年間、回数で21回を数え、もはや第二の故郷札幌に勝るとも劣らぬ親しみある街となっています。
よく友人から、もういくところないでしょう、といわれているのですが、何故かいきたい場所が出てくるのです。
多分に京都はコンサバティブな風情を漂わせていますが、その実態はラディカルであります。
換言すれば不易流行(残し伝えるべきものを残し、変えるべきものを変えること)が徹底されているのです。
その典型が祇園の芸舞妓でしょう。

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業界紙「花街タイムズ」によりますと、芸舞妓は、北は北海道の芸妓ふく尚さんから南は沖縄のつる葉さんまで43人おりますが、その中で京都府比率は7%です。要は京都の芸舞妓はその歴史的存続の為に、京都純潔主義をいち早く断念し、その人材を他府県に求めたのです。

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余談ですが、京都人がいう京都生まれはこの画像の地域で生まれた人だけです。
京都府比率について突っ込んでもしますと、京都府比率には純粋な京都生まれ以外の芸舞妓の数も含まれており、さら〜にハードルを上げると、10代以上住まないと京都人ではないともいわれていますので、京都人の芸舞妓は全くいないと言い換えても差し支えないでしょう。


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今日の馴染みのお店はお蕎麦屋さんです。
はじめて行ったのは2017年10月25日です。
ここで食べた「かつ丼」の味は私たち夫婦のカツ丼の美味しさの基準を一変させました。
トロトロの玉子と熱々のカツと過不足ない甘さの割下はまさに至福の味でした。
爾来通い詰めています。
そしてたまには宴席にも使います。
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ここでの宴席で一番驚いた食べ物は「白魚のおどり」です。
実は、江戸っ子を自任している割には「白魚のおどり」を食べた事がなかったのでした。
加えて、お蕎麦屋さんでこのようなみやびな食事が供される事に対して驚きを禁じ得ませんでした。
まさにアメージングです。
なんでこの様な料理が供されたのかと申しますと、ここの奥様が私の事を常連の京都府警の人間だと思っていたようで、その錯誤によりこのような常連メニューが出されたのです。
この錯誤の理由は不明です。
個人的には、私の相貌はそんなにこわもてではないはずです。

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今回、こそっと私が奥様に頼んだ隠れメニューを紹介します。
という事で今日のお店は京都の「丸福」さんです。

住所: 京都府京都市下京区東洞院通七条下ル塩小路町530-5
電話:075-371-4258
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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まずは「湯葉豆腐」です。
濃厚で大豆の匂いが立っています。
シュッとした口どけには心が沸き立ちます。
美味しいです。

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続いて「茹で海老と海老しんじょ」の到着です。
海老美味し、海老しんじょ美味しです。
しんじょがふっくらと炊けています。
海老の香りがたまりません。
美味しいです。

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続いてお刺身です。
今日のお刺身は「伊勢海老、鮑、バフンウニの盛り付け」です。
伊勢海老はまだ生が残っており、皿の上でうごめいています。

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鮑の新鮮さは画像でもわかりますよね。
とても贅沢な海の幸を頂きました。
美味しすぎます。

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雲丹はバフンウニです。
雲丹は種類によって旬の時期も違うのです。
雲丹の種類ごとの旬の違いがあります。
3〜4月はバフンウニ。 6〜8月がムラサキウニ。 7〜8月がエゾバフンウニ、 9〜11月がキタムラサキウニです。
産卵期前の3〜4ヶ月のバフンウニが一番美味しいとされています。
昆布のミネラルをたっぷりと蓄え、まるまると肥えたウニが不味いわけがありません。
たまらずホッペタがおちてしまいました。

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続いて「季節の天麩羅」です。
これで一人前です。
白眉は海老と帆立です。
他の追従を許さない程の美味しさです。
ちょっとtoo muchなところもありましたが、熱々での出来立ての天麩羅を堪能しました。

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締めは「穴子の天麩羅の茶漬け」です。
穴子美味し、茶漬けの出汁美味しです。
最高のエンディングです。
大満足な夕餉でした。

料金はこれで@6,000円です。
この料金を祇園で頂きましたら@20,000円ですよ。
京都による機会がありましたら是非お立ち寄りください。
ちなみにこれは裏メニューですので、この料理を頂きたかったらあらかじめお店の奥様とご相談してくださいね。

それでは(^_-)