今日は「double-faced」です。
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高倉健さんはスクリーンで見せる渋い演技とは裏腹にかなりひょうきんな方です。
その対極にある軽妙洒脱な演技を見せる渥美清さんは、狷介孤高(自分の意志をかたくなに守って他とは触れ合わずひとり超然としている)な方です。
人間は絶えずTPOに合わせて演技しているのです。
私はウィークデイでは熱血リーマンを演じていますが、休日では趣味に励む中年オタクを演じています。
そして女性の前だけは何でもハイハイと聞く物分かりの良い中年オジを演じています。
演じてないのは奥様といる時だけです。
奥様から昔と変わったと良く言われます。
多分に若い頃はチャラいんだけど優しい漢(おとこ)を演じていたみたいで、最近はその演技をするのが面倒くさくなったのに加えて人間的に成長したので、若い頃から比べたら変わったのでしょうが、それを人間界では進歩と呼んでいます。

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TPOに合わせて演じ分けができることは、普段の生活においては間違いなく有利なふるまいといえるでしょう。
全く別の場所で違う自分を作る事ができるので、仕事の上では特に有利に展開します。
自分の性格はさておき、仕事上の顔を作る事ができるからです
多面性と言う長所を活かす事で仕事を器用にこなせます。
その一方で、多面性を持つが故に本当の自分をどの様に出したらいいか分からなくなる事があります。
演ずることの自己欺瞞が短所として理解されないという悩みもあります。
常に本当の自分で生活している人はそんな事を気にしていません。
むしろ気にならないという方が正しいのでしょう。
しか〜し、多面性を持つが故に必ずどこかの場面では違う自分のふるまいがそのままの性格として理解されています。仕事上だからと割り切るなら問題はありませんが、少し考え込む事もあります。
さら〜に、いくら仕事だからとは言え、最後には騙しているような感覚になり、ときおり後ろめたさも感じることもあります。功罪相半ばなのであります。

世の中で一番面白いのは麻雀に次いで仕事です。
常に新しい仕事に挑戦する喜びはこの上ないものです。
挑戦しない人は仕事をする気がないのも同じだと思っています。
新しい事に挑戦すれば、当然、失敗するリスクもあります。
「もし失敗したらどうしよう」と恐れる心理も働くでしょう。
端的な話、失敗が怖かったら挑戦しなくてもかまいません。
そのかわり、いつまでたっても成長はなく、後退していくだけと考えるべきでしょう。
今の時代、挑戦しない限り、成功はありえないのです。
挑戦しない人は仕事をする気がないのも同じです。
このようなエキセントリックな考えも自らが演じるからできるのです。
素の自分であったらかなり面倒くさいのでここまで熱くなりません。
「乞食と役者は3日やったら辞められない」というのは昔からある西洋の格言ですが、乞食はどうでも良いのですが、役者のくだりはよくよく理解できるところであります。


これはガチ❣


今日は商都大阪に出没です。
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仕事が早めに終わったので肥後橋から梅田まで歩きました。
川面に映るあの無機質のようでいて繊細さを兼ね備えたビルたちが、毅然としかも身を寄せ合って夕闇の中に浮かび上がり、真珠のような窓の明かりを纏っている様は心を和ませます。

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今日のお店は「ブォナパスタ」さんです。

住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店 10F
電話:06-6348-8644
定休日:阪神百貨店の休日に準ずる

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

本日のオーダー「ピッツァセット」@1,998円です。
このお店はカフェモロゾフのイタリアンバージョン店のようです。
時間はほぼほぼ20時なのですがお客様は私含めてたった2名です。
店員の数が客の数より勝っています。
気分はつぶれそうなイタ飯屋さんです。

待つこと6分で前菜の到着です。
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キッシュ、スモークサーモン、サラダの陣容です。
彩り鮮やかな割にはサプライズもありません。
この時点でお店間違えたかなという不安の二文字が頭に浮かんできました。

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待つこと15分でピザが焼けたようです。

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待つこと16分でピザが到着しました。
見た目美味しそうです。
今日の私が選んだピッツァはクワトロフォルマッジです。
クワトロのフォルマッジ(チーズ)は、ゴルゴンゾーラ、モッアレラ、カマンベール、グラナ・パダーノの構成です。
それでは実食です。
あれっ、普通以上に美味しいではないですか。
これにはクリビツです。
dough(生地)はたいしたことないのですが、チーズが美味しいのです。
イタリアの至宝といえるグラナ・パダーノがこの美味しさを際立たせているのでしょうか。
チーズのふくよかさに加えてこの特上のまろやかさは心地良いものです。
ごめんなさい「つぶれそうなイタ飯屋」と評して・・・
ここのピッツァは美味しいです。

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食後のデザート「プリンアラモード」と珈琲もかなりのレベルです。
特にフルーツは秀逸でした
ピーチ、オレンジ、グレープフルーツはどれもみずみずしくて食後のデザートとしては申し分ありませんでした。
そういわれてみれば、ここはモロゾフの系列ですものね。
大変失礼いたしました・・・

それでは(^_-)