今日は「私語厳禁」です。
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会社のエレベターホールでエレベーターを待っていたら3人の外国人と同じエベーターになりました3人の内1人は日本に初めて出張にきたみたいで初めて体験する日本のビジネスに緊張しているみたいです。
エレベーターに乗り込みますと箱内は、日本人は私を含めて7人とくだんの外国人3人の組合せです。
エレベーターがそれぞれの目的階に向かって上昇していきますと、日本初見参の彼が、日本のエレベーターの中は静かだね。何か理由があるのかい?って聞きましたら同僚の外国人が真面目な顔して、知らないのかい。
無理もないよな。日本のエレベーターは私語禁止なんだ。
もし大きな声で話し続けると、と言いながら箱内の天井隅にあるCCDカメラのレンズを指さして、あそこで証拠としてキャプチャーされるのと同時に警察に発報されて、扉が開いたら即逮捕さ、と言ったのです。
すると、嘘だろう。かつぐなよ、と言ったら他の同僚もそれにワルノリして、口に指を持っていき、シーッ❣って言いながら、俺も初来日の時捕まってさぁ。1日ブタ箱だぜ。信じられるかい、と言ったものですから、今度は大きな声で、ジーザス、と言ってしまいました。
すると間髪入れずに、今の音量は逮捕だな。即に日本の優秀な警察が出動しているはずだ、と言ったものですから、本当に知らなかったんだ。助けてくれよ、とかついだ相手に哀願を始めたのです。
そのやりとりを聞いていた私は、思わず口から笑いがこぼれてしまい、それを見た逮捕直前の外国人は、かついだな、と気を取り直したのですが、他の同僚が、で〜も、半分は本当なんだ。
日本人はエレベーター内では話さないんだぜ、と言って彼も口に手を当て、シーッ、と言ったものですから、なってこったい。エライ国に来たもんだぜ、と言って自分を慰めていました。

くだんの話の通り、日本人はエレベーター内では話しません。
そのオリジンは大正12年に建築された旧丸ビルにあるようです。
当時、できたばかりのビルの使い方に慣れていない国民に対して、洋便器の使い方等が記載された「安全第一ビルヂング読本(大正15年発刊)」の中の「昇降機(エレベーター)の巻」に「私語厳禁」が記載されておりました。
その一部を以下に紹介しますのでご一読ください。
入口近くに立てられると、後ろから乗る人が困りますから、足腰の弱い人か、病人でない限り、必ず立っている事。
席をふさぎますから。
立つには必ず入口の方に向かって立つこと。
自分が降りる處を運転手任せずにせず、自分で注意している必要があり。
運転手に話しかけたり、乗客同士でも一切話さぬこと、
話しかけられた運転手が、運転を誤ったり、話をしている乗客が降りられなかったりして、自他の為に悪いからです。
酒に酔った人や、人の嫌がる病気の人は、遠慮して乗らぬ事。他人の迷惑になり危険です。
かさばる荷物や危険な物を持って乗らぬ事。
かさばる荷物は席をふさぎ、危険な荷物は自他ともに危ないからです。
煙草をのまぬ事。
狭い處に煙がいっぱいになって他の人の荷物をこがしたりします。
どうです。
私語厳禁」でしょう。
運転手とはいまのエレベーターボーイ(死語)の事です。
当時は停止階をエレベーターボーイに短く、5階、とか言って彼らの操作で降りたい階に停めてもらったのです。

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このように書いていましたら昔の記憶が起動してきました。
小さかった妹が生まれて初めて、柴又の老舗料亭「川甚」で自動式のエレベーターに乗った時のことですが、その初体験に喜んじゃって、エレベーターガールの真似をして、何階に止まりまぁ〜す、と言って1時間位エレベーターガールを演じていました。
個人的には、私の幼かった頃の浅草松屋のエレベーターには、履物を脱いでそれを座布団代わりにして正座してエレベーターに乗っていた老女を見かけたことがあります。
老人にとってエレベーターは部屋の一種だったでしょう。
今は昔の話です。


こういうの大好き!



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今日は池袋に出没です。
昔、良く飲み歩いた場所を巡ってみました。
今思うと、当時、路上では外国人同志の内部抗争で青龍刀が振り回され、場合によって切り離された手がその悔しさで落ちた地面をかきむしるような事も珍しくないエリア(画像はあくまでも参考画像)で夜な夜な泥酔していました。
酔っていると誰でもがそうなのでしょうが怖いものなしになるのですね(笑)
今日のお店は「ラー油蕎麦屋」さんです。
今日のお店は「池袋壬生」さんです。

住所: 東京都豊島区池袋2-73-3 サンスプレンダー池袋 1F
電話:03-6914-2880
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

本日のオーダー「肉そば(小)」@790円です。
ここのおそばは大(380g)中(280g)小(230g)でも値段は同じです
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待つこと10分で着丼です。
見た目、海苔蕎麦です。

それでは実食です。
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具の方は、牛バラスライスのボイル、刻みネギ、ゴマ、刻み海苔が大量にのっています。
麺はかなりの硬麺です。
そして、卓上には天かす、生玉子、辛味ダレ(食べるラー油?)が置かれています。
味ですか、辛味のあるつけ汁と香り高いネギ、硬めの蕎麦を一緒にいただくと好合性で、程良い香ばしさやケレンみのない辛さが結構でした。
とても美味しいですね。
驚いたことに今日の厨房は二人ともバイトです。
マニュアルを確認しながら作っていましたが、かなりの美味しさなので違う意味で驚きました、ハイ。

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食べ終わったら白濁したトロトロの蕎麦湯で割って飲みます。
かつお節をかけ回すのがお約束です。
実は肉そばよりこの蕎麦湯割りがすきなのです。

それでは(^_-)