今日は「そんな事するなんて聞いていません」です。
1970年11月25日、作家の三島由紀夫氏が自ら結成した防衛組織「楯の会」の4人会員と共に陸上自衛隊市谷駐屯地に乱入、益田兼利東部方面総監を人質に総監室を占拠した。バルコニーに立ち、自衛官に向け決起を呼びかける演説を行ったが、通じず、総監室に戻り、短刀を使って割腹自殺をした。45歳だった。


改めてこの動画を見ました。
自衛隊員のヤジにかき消されて、ほとんど何を言っているのかわかりません。
個人的には、自裁の為の通過儀礼かなと、思って見ていました。
何とも自己顕示欲の強い方というのが感想です。
これはなにも三島さんの切腹を貶しめようとするものではありません。
三島さんの文学は、まるでフランスの幾何学庭園のような様式美文が間断なく練り込まれていて、その完成度の高さは世界中の文学者の評価がそれを証明しています。
そして、その文章を貫いているのは、強い自己主張です。
要はそのエゴの強さ、抜きがたい自己顕示性が三島文学の背骨だと思っています。
その集大成がエキセントリックな自裁なのでしょうか・・・

今このように冷静にこの事件を振り返りますと、それから幾星霜経った今では大いなる違和感があります。
違和感とは別に、三島さんが演説の最後に言われていた
「そこでだ、俺は四年待ったんだよ。
俺は四年待ったんだ。
自衛隊が立ちあがる日を。
・・・そうした自衛隊の・・・最後の三十分に、最後の三十分に・・・待ってるんだよ」
は自分の文学の行き詰まりから敢えてこの日を待っていたんだよ、読み替えることができます。
巷間では、師匠の川端康成さんがノーベル賞を取らなければ死ななかった、という話もありますが、ここら辺りはボールではないかと思います。
小年時代の三島さんに影響を与えた保田與重郎は
「三島氏は人を殺さず、自分が死ぬことに精魂をこらす精密の段どりをつけたのである」
またドナルド・キーン氏も
「三島が命を絶ったのは憂国のためだけではない。
彼には独自の美学があった。
彼は歳をとりたくなかった。
美しく咲いたままその命を閉じたかったのだ」
と同様な事を申していました。
私は那辺がこの事件のストライクだと思います。
ちなみに監禁された益田総監を奪還すべく自衛隊員が総監室に乱入したのですが、縦の会の真剣での反撃に会い、8人が重軽傷を負ったのはあまり知られていない事実であります。

テレビの正午のニュースで息子の事件を知り注視していた三島さんのお父さんの平岡梓さんは、速報のテロップで流れた「介錯」「死亡」の字を「介抱」と見間違え、なぜ介抱されたのに死んだのだろうと医者を恨み動転したそうです。そのうち、外出先で事態を知ったお母さんの倭文重や奥さんの瑤子さんは緊急帰宅し、一家は「青天の霹靂」の混乱状態となったそうですが、家庭内では「全く知らなかった」というとらまえ方で宜しいのではないでしょうか。
平岡家之墓
数年前に私は三島さんの墓参りに行きましたが、この画像のように「三島由紀夫」に触れて欲しくないという家族の思いをひしひしと感じる墓所でありました。
個人的には、三島さんの小説は良質な小説の読後にみられる高揚感はなく疲労感のみが残るので好きではありません。


今日のB級グルメはギロッポンですので・・・



今日はギロッポンに出没です。
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六本木は、大学生の頃ほぼほぼ毎日来ていた街です。
今日のお店は、かつてNHKの「ドキュメント72時間」でフイィーチャーされていたので確認を含めて来店しました。
今日のお店は「トルキッシュレストラン&バー カデル」さんです。

住所: 東京都港区六本木3-12-5 STELLA ROPPONGI 1F
電話:03-6447-2451
定休日: 定休日なし

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ケバブライス(ミックス)」@1,050円です。
入店してみて日本人は私だけでした。
何だろうこのエキゾチックな異空間はと思わせるほどです。
頭上に英語が飛び交っています。
左の二の腕にタトゥーをした肉感的且つ蠱惑(こわく)的な女性が流暢な英語で接客をしています。
そういえば、この手の女性は良くディスコで見かけたものです。

待つこと4分で「ケバブライス(ミックス)」の到着です。
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見た目ボリューミイです。

それでは実食です。
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まずはスープです。
なんでしょうこのドロドロのスープは・・・
実はこのドロドロのスープはかなり美味しいのです。
プチ満足です。

そしてサラダです。
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エッジが立っていてサウザンドレッシングもイケています。
美味しいですね。

そしてメインディシュの「ケバブライス(ミックス)」です。
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ミックスとはチキン(右の黄土色)とビーフ(左のこげ茶色)の事です。
ソースは中辛です。
味ですか、肉がパサパサしていて私の好みではありません。
特にビーフはコンビーフを乾燥させたような味わいです。
シャキッとしたキャベツと甘みのあるトマトがなければ完食できなかったと思います。
後半、宗旨替えでソースをホット(激辛)にしましたが、これは本当に辛かったので失敗しました。
で〜もこれだけ外国人の方から愛されているお店です。
今度、夜行ってみたいですね。
お店の味は、単に日本人の舌に合わせていないだけかも知れません・・・

それでは(^_-)