今日は「サバイバルコミュニケーション」です
新年度になりどこの会社でも新入社員が配属されます。
私の部にも2名が配属されました。
私の会社ではイントラネットで配属前の新入社員の研修日誌を読むことができます。
上司、先輩、指導員達は毎日激励のコメントを入れています。
入社して如何許りの頃に、多くの人がその一挙手一投足を注視してくれるのはさぞかし嬉しい事かと思います。
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そのような新人に対して私は、彼等が身につける「サバイバルコミュニケーション」を作ってみました。
宜しかったらお付き合いください。

#経験から学ぶ
新入社員が入社して一番驚くのは多分仕事上での会話ができないという事だと思います。
それは偏に日本語のもつ不思議さにあります。
基本的に日本では、「目を見れば分かる」「阿吽の呼吸」など、一種の精神性に依存することが普通で、細かく説明すると、「やぼったい」とか、「空気が読めない」などと言われてしまいます。
これは日本語が低文脈文化の流れをうけていて、会話にすべての情報を入れなくても通じるからなのです。
さらに常識的なことは説明しないで会話が進行します。
今まで学生だった新入社員にはこれが大事件なのです。
世の中の常識は知っていても?仕事上の常識は知りませんし、加えて英語、ジャングリッシュ、専門用語、会社内での特殊用語が飛び交うのですから、分るわけがないのです。
従いましてこれにつきましては「経験から学ぶ」を励行してもらわなければなりません。

#レトリックが大事
会話の上で重要なのは相手との距離を適切に置くことです。
新人に多いのは一生懸命説明しようとするばかりに、例えて申せば、近い距離なのに思いっきり速い球を投げてしまうことです。
これでは良い会話は成立しません。
加えて申せば人間の記憶は曖昧です。従いまして、相手の印象を良くするには、論理の整合性、まぁこれが一番重要なのですが、それと共にレトリックが必要なのです。
例えば取引先の極めて自己韜晦(本心を隠して決して表に出さない)の強い人とのネゴになったら、間違っても、嘘をつくな、など言ってはいけません。
そういう場合は、お互いに正直にやりましょう、と言えば、言っている事は同じでも穏当な印象を相手に与えます。

#丁寧語が大事
相手との距離感は話し方を含めて会話全体の中で測ります。
分かりやすく申しますと、相手が距離感を感じるのは敬語です。
尊敬語や謙譲語の使い方など難しく考える必要はありません。
現代の日本社会はボーダーレス化しています。
従いまして、謙譲語や尊敬語が使い分けられなくても丁寧語さえ使えればそれで良いのです。
正直、私も謙譲語や尊敬語を正しく駆使できているかと申せば否です。
バターがマーガリンに変わったように謙譲語や尊敬語が丁寧語に変わり始めているのです。
ここは押さえておきましょう。

#日本語を正確に話す
英語は必要且つ重要です。
当社でもTOEICである程度のスコアに達していなければ管理職になれませんが、TOEICみたいなガラパゴス判定は近い将来なくなります。
昨今、私の会社でも帰国子女を代表として流暢な英語を話す新人が増えていますが、そもそも日本語がきちんとできるからこそ英語は付加価値になるのです。
仮に日本人でどんなに英語がうまくても、自国を知らず、自国語を知らない人間は、国際的にみて軽蔑の対象であっても、尊敬の対象にはなりえません。
よく英語ができれば国際人である、という事を言われていますが、大切なのは英会話力の優劣はなく、絶対的に内容なのであります。
これは、片言の英語で話しても尊敬されている日本人はごまんとおり、英語を得意とする英米人の中でも国際人はわずかという事でも自明であります。
要は中途半端な英語よりも、正確な日本語を正しい距離感で話せる事こそ、これからのグローバリゼーションを生き残る秘訣です。


プレイバック、プレイバック♪



今日はザギンに出没です。
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銀座最大級の大型商業施設「東急プラザ銀座」が、2016年3月31日(木)にオープンしましたので早速行って参りました。建物の外観デザインは、「光の器」という建築コンセプトのもと、伝統工芸である「江戸切子」がモチーフだそうです。多様な文化や人・モノ・コトを受け入れ、新しい情報や文化を発信する「器」となろうという想いが込められているそうですよ。

水と緑をテーマにしたオープンテラス「KIRIKO TERRACE」です。
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館内の雰囲気です。
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折角来たのでレートランチをいただきました。
今日のお店は回転寿司「根室花まる」さんです。

住所: 東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座10F
電話:03-6264-5735
休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

このお店、昔は道内だけだったので希少価値があったのですが、ちょっと出店しすぎですよね。
という事で東京では初体験であります。

今日のオーダー

まずは「炙りさば」@280円です。
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さば好きなのでいの一番で頼みました。
うん、これは鯖の鯵が違うか味が深いですね。
炙る事でまろやかになっています。
端から満足な一皿した。

そして「根室のさんま」@205円です。
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これは良く脂がのっています。
で〜も北海道ではこの脂ののりは普通です。
ちょっとクレームっぽいコメントみたいですが普通に美味しいです。


そして「サーモン」@205円です。
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これはちょっとガッカリポンです。
もう少し甘さが欲しかったですね。
普通以下のサーモンです。

そして「いかげそ握り」@140円です。
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これげそがコリコリしていて美味しいです。
ちょっと値段が安かったので軽く見ていました。
これはマジにビックリポンです。

締めは「たらこ」@205円です。
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味がはっきりとして美味しいです。
もしかしたら虎杖浜(たらこの名産地)のたらこでしょうか。
実はたらこ好きです。
とても満足な締めの一品でした。

番外編ですがここのガリ美味しいですね。
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ちょっと味はきついのですが、ガリとはこのようなものであると体現したものです。
すんごく美味しかったです。
所謂一つの「白眉」であります。

という事で締めて1,035円のレートランチでした。
コスパ良しでした。
プチ満足で銀座を後にしました。

それでは(^_-)