今日は「台湾に行きタイワン 其の参」です
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「千と千尋の神隠し」の「湯婆婆湯屋」モデルになったのではないかと噂になっている阿妹茶酒館(アーメイチャージョウグァン)がある九份を後にした私たちは瑞芳駅までバスでいきました。
そこで人気のローカル線「平渓線」に乗り次の目的地である十份駅まで移動しました。
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約50分で十份駅に到着しました。

#十份点燈上げ
十份はとてもノスタルジックで、それはどこか昭和の雰囲気を漂わせています。
平渓線沿線の中でも十份は規模が大きく活気がある街で、名物は何と言ってもランタン(天燈)飛ばし体験です。
大きなランタンに、願いを書いて空に飛ばします。

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ここは線路を封鎖して点燈上げを行います。
気分は1986年公開のアメリカ映画「スタンドバイミー」であります。

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ランタンには筆で願い事を書きます。内容は何でも構いませんが、ランタンの色によって叶う願いが変わりますので、自分に合ったランタンを購入しましょう。
私たちは健康をお願いしたいので赤色を選びました。

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願いことは前後左右の4面にたっぷりと墨汁を含ませた筆で書きます。
こそっと私どもの願い事を披露します。
私は「事業有成(商売繁盛)」でした。
奥様は「いつまでも旅行ができますように」でした。
あまり直截に健康には関係ありませんが、健康でなければ「商売繁盛」も「旅行」もできないわけですから間違ってはいないと思います。
ちょっとコジツケですかね。

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願いことを書き上げた後にはこのようにして点燈上げを行います。
何気ないことのように思えますが、かなり感動しました。
自分たちの願いことが天に昇っていくのを見ていますと、夢が叶うんだ、というような思いで胸が押しつぶれそうになります。二人でいつまでも自分たちのランタンを目で追い続けていました。

毎年元宵節の日、十份では平渓天燈節が毎年開催されています。
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お祭りでは、願い事を書いた1000個以上のランタンを一斉に夜空に放たれます。
輝くランタンが一斉に空に昇る姿は幻想的で、その光景を見るために毎年、数万という観光客が世界中から十份に訪れるのです。

#點水楼(ディンスェイロウ)
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台湾リピーターの方や、「鼎泰豐」には行ったことがあるので、違うお店の小籠包も食べてみたいという方にお奨めのお店が「點水樓」(ディンスェイロウ)さんです。
「點水樓」はインターネットの小籠包人気投票で1位になったこともある人気店です
店内は、オールド上海を思わせるいい雰囲気です。
鼎泰豐のような長い行列はないので、静かに食事ができる大人向けのレストランと言えるでしょう。
ここはJTBのツアーできているのですが人気投票で第1位を獲得した小籠包には期待が高まります。

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セレブの面々も数多く来店しています。

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

このお店はJTBのツアーできていますのでパチリは控えめにしています。
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まずは台灣啤酒(TAIWAN BEER)です。
このビールは、ビール業界の最大手「台灣煙酒公司」が販売しているビールです。
こちらのメーカーは日本統治時代、日本人技術者によって設立された「高砂麦酒株式会社」という会社が前身となっており、以降90年以上の歴史を持ちます。
ツアーの皆さんと申しても私たち夫婦を含めて二組の家族ですが、不調法であいすみません。
エアー乾杯でお付き合いさせていただきます。

台湾NO.1の小籠包の面々です。
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小龍包・九層塔小籠包(バジル入り)・松露小籠包(トリュフ入り)・XO醤小籠包・翡翠小籠包(海老と糸瓜入り)・蟹皇小籠包(蟹味噌入り)等盛り沢山ですべての内容は覚えられませんでした。
このお店の小籠包の皮は薄めで餡に深みがあります。
スープは熱々でコクがあります。
NO.1の評価に納得です。

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木耳と豆腐のスープです。
木耳のシャワシャワの食感が楽しめました。
味付けはあっさりしていますが味わいは深く美味しいスープです。

締めの海老炒飯です。
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これは出されるのが早すぎて食べるころには冷めていました。
名店なのにあるまじき失態と断じて良いでしょう。
味ですか、冷めた炒飯は感想を述べてはいけないでしょう。
総じて満足な夕餉でありました。

それでは(^_-)