今日は「葵の間」です
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色々な偶然が重なり、私と奥様と長男は寛永寺内にある徳川慶喜公謹慎の部屋である「葵の間」を特別に見せてもらいました。なお室内は写真撮影厳禁ですのでnetよりの転載です。
歴史を紐解きますと、江戸幕府が慶応3年(1867)に大政奉還し、慶喜は征夷大将軍職を返上し、翌慶応4年(1868)に慶喜は、ここ寛永寺書院「葵の間」に二か月間蟄居していました。
案内していただいた僧侶の話では、慶喜さんはこの間でず〜っと瞑想し続けていたそうです。
それに疑問を持った私は僧侶に、慶喜さんは、その実読書三昧ではなかったのですか、と聞きますと、ひたすら恭順の意を示すために終日ひたすら瞑想し続け、部屋も雨戸を閉めており、わずかに開けた雨戸の隙間から差し込む日の光で時間の移ろいを確認されていました、との事でした。
さらに非公開の慶喜様が使用した雪隠も見せていただきました。
三畳くらいの畳敷の部屋の中央に雪隠がありました。
皆さんご存知でしょうか、今の和風便所は前方に金隠しがありますが、正しくは後ろにあるのが正しいのです。
ちょっと冷静に考えれば、ひどい下痢でもあんなところまで我が身の分身は飛沫しません。
実はあれって、もともとは金隠しではなく「きぬかくし」とか「きぬかけ」と呼ばれていたのです。
昔の人は裾野長い着物を着ていましたから、それが汚れないように、着物の裾をまくりあげて立てかけておくための板が金隠しの由来です。
その板はトイレの前ではなく、後ろに設置されていたのです。
ちなみに慶喜様の「きぬかくし」は上品な飾り装飾が施された井桁の横三本格子でした。
さらに慶喜様は用便をすますとお付きの者が紙を手渡してくれるので雪隠内には紙置きがありません。
すごいですね。
さらにこの雪隠は深く底までは4〜5Mもあるそうです。
そこで、なんでそんなに深く掘ったのですかね、と聞きますと、それは不明です、と返されたのですが、正しくは便所の底に暗殺者がひそみ槍で突き殺されるのを防止されるためなのですが、さすがにそこは槍だけに突かなかったのです。いずれにしても歴史の1ページを見る事ができました。

個人的には慶喜さんと言えば、10男11女に恵まれ合計21名の「子宝チャンピオン」の方という認識です。
これは、11代家斉(55名)、12代家慶(29名)に次ぐ第3位です。しか〜も産まれた子供は全て明治に入ってからの子供であり、厳密に言うと、将軍で無くなってからの記録と言えます。
正室との間には一子が生まれましたが、夭折してしまい、以後、子供が生まれる事はありませんでした。
慶喜さんの子供は、全て二人の側室との間に出来た子供です。
普通、側室同士と言えば、仲が悪いモノと思いますが、それは慶喜の側室に関しては当てはまりませんでした。
側室は、幸さんと信さんの二人でしたが、慶喜の寵愛を競う事もなく、夜の勤めも、日替わりで勤めるなど関係も良好でした。
慶喜もそんな二人をとても気に入り、就寝では、3名で川の字になって寝るなど奇妙な程に仲良しだったのです。
側室二人は、21名の子供も分け隔てなく愛し、子供達は、どちらの親のお腹から産まれたか分からない程だったと言います。ここまで、居心地のよい環境なら、子供も自然に多くなるのはうなずける理屈だと思われます。
その影響か現在徳川家は18家にも増殖したそうです。
さもありなんです。


第6回公共広告CM学生賞優秀賞「猫と女子高生」



今日はふりネタの通り上野に出没です。
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今日は甘味です。
いつも行列ができているお店ですが、今日は空いていたのでお邪魔しました。
今日のお店は「ラ・クール櫻」さんです。

住所: 東京都台東区上野桜木2-19-1
電話:03-3821-4463
定休日:月曜日(祝日の際は翌火曜日)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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「ちい散歩」でも紹介されています。

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メニューです。

今日のオーダー
私「あんみつ」@500円
奥様「おしるこ おぐら 餅入り」@550円
長男「(冷)ぜんざいアイスクリームのせ」@550円
店内は外国人夫婦と私たち家族だけですので陽だまりのまったりした空気に室内は支配されていました。
待つこと12分ですべてが供されました。
甘味には全て本格的な抹茶が付きます。

見た目きれいですね。
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私が頼んだ「あんみつ」は寒天、ギュウヒ、ミカン、パイナップルが乗っていました。
味ですか、とても美味しいです。
と申しますのはここのつぶ餡は甘さ控えめで私の好きな味わいなのです。
脇役のミカン、パイナップルとの相性も抜群でした。

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おしるこ、ぜんざいも同様に甘さ控えめです。
このお店は美味しいですね。
まったりとした空間で甘さに心をとろけさせたいお方にお奨めです。

それでは(^_-)