今日は「『いちご白書』をもう一度」です。
往年のフォークの名曲「『いちご白書』をもう一度」の歌詞には、しばしばツッコミの入るくだりがある。
就職が決まって髪を切ってきた時・・・と歌っているけれど、髪を切るべきは就活の前でしょ、無精ひげや長髪で面接を受けたのかな・・・と茶々を入れるわけだ。
しかし曲がヒットしたのは1975年。昨今に比べればおおらかな就職戦線だったから、こういう光景があったかもしれない。いまみたいにシューカツなるものがマニュアル化していなかった時代だ。
もちろん青田買いも協定破りもすでに問題になってはいた。
それでも紳士協定はなんとか、かろうじて守られていたのだ。
日本経済新聞「春秋」より転載

このコラム子の解釈は違うと思います。
私が団塊の世代の方から聞いた話では、団塊の世代の人たちは大学3年生の時にすでに就職が決まっていたのです。従いまして就職が決まった後はまた髪を伸ばしていたのです。
という事で「就職が決まって髪を切ってきた時・・・」というのは大学4年の3月に、4月から社会人だ。
長かった髪を切ってガチに社会人になるぜ、という意味だと思うのです。
ちがうかな?
もしかしたら「就活が決まって髪を切ってきた時・・・」でしょうか。
いずれにしても、この曲を作った荒井由実さんは、就活しなかったので那辺の事情に疎かったのかもしれません。

今だから言える嘘みたいな話です。
社会人になるのが嫌で3月の下旬から友達の家を泊まり歩いていました。
すると誰かの家で飲んだくれていましたら、遅れてきた仲間の一人が、▲▲、お前大学の卒業式にでないのか、ってお前のオフクロサンが俺たちの周りを色々と探していたぜ、と言われたのです。
あに、卒・業・式・・・って、えっ、何で言わないんだよ、当たり前だろ。大学が違うんだから他人(ひと)の大学の卒業式なんか知るわけないじゃん、と言われたのです。
そういえばうちの卒業式って明日(あした)じゃん。
やばい、親父に殴られる。卒業証書をもらって神棚に供えるのを親父は楽しみにしていたんだ、という事を思い出しましたら3月だというのに体が芯から火照ってきました。
脱兎のごとくその日のうちに家に帰り、友達が胃痙攣で入院騒ぎになって、病院で付き添っていたんだ、と大嘘をつき、なんとか次の日には卒業式に行き無事に卒業証書をもらって帰ったのです。
卒業式が金曜日だったので、1日開けて日曜日には美容院にいき髪を切りました。
そしてその夜、地元の友達とドンチャン騒ぎをしがら、4月から社会人か、クソッ、あの時あれほど真剣に語っていた俺の未来は一体どこに葬ればいいんだ、なんて青臭い事を言って朝方まで飲んでいましたら、風邪からひどい咽頭炎になりました。
そして三日後の水曜日の入社式では病人状態でおまけに喉が腫れあがって声がでず、大変な目にあいました。
今、この様に思い出しながら書いていますと、かなり適当な人間だったのですね。

いちご白書
締めはこの曲です。
この歌を聞いて大学のテニスクラブの可愛い女子と「いちご白書」を見に行ったのですが、この映画は政治映画でまったく面白くなかったのです。
見た後には、荒井由実は絶対にこの映画を見ずにこの詩を作ったんだ、と憤っていました。
なんとか誘い出した可愛い女子にはフラれるし、今でもこの曲をききますと、頭の中にめら〜っとした青白い怒りの炎が立ち登ります、ハイ。



今日はそぼ降る雨が舗道に跳ねる本郷三丁目に出没です。
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今日のお店は東大生御用達の「ニッキカフェ (NIKKI Cafe)」さんです。

住所: 東京都文京区本郷4-1-5
電話:03-6801-6105
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ポークひき肉とキノコ・丸ごと玉子のポークキーマカレー(珈琲付)&「アップルパイ」@800+@398=1,198円です。

いつもの通りメスの三毛猫の歓待を受けての入店です。
猫の好きな体臭なのでしょうか・・・
待つこと9分で「ポークひき肉とキノコ・丸ごと玉子のポークキーマカレー」の到着です。
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相変わらずこのお店のカレーは美味しいです。
辛さはないのですが味がふくよかなのです。
従いまして食べれば食べるほど味が膨らむのです。
白眉はエッヂがたった玉葱です。
口内食感最高です。
このお店のカレーは私の好みです。
美味しい・・・

食後のデザートは「アップルパイ」です。
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これはジューシーで美味しいです。
ここでボーっとして珈琲を飲んでいますと自然と疲れが取れてきます。
私の癒しのお店です。

それでは(^_-)