今日は「オペラ観劇」です。
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最近、年上のセレブリティの女性達との付き合いがあり、なにかの時にオペラ鑑賞を勧められたのです。
歌舞伎は好きですが、オペラは・・・と言いますと、声の迫力は歌舞伎とは比べ物になりません。
まずは見てみて、と言われたものですから会社でアマアチュアオペラをやっている女性に相談しましたところブルガリアンオペラの「トゥーランドット」がよいと強く推薦されたのです。
しかも見るならS席です。それ以外の席はドブ捨てです、と言い切られたのでした。
当然のことながら奥様に相談しましたところ、行きます、でした。
さらに奥様からは、中学、高校と音楽をやっていた長男にも声をかけて、と言われたのです。
長男は快諾でした。
S席は@20,000ですから@20,000×3人=60,000円です。
ちなみにくだんのオペラの女性からは、S席で@20,000は安く、加えて「トゥーランドット」であればお得感がかなりあります、との説明がありました。
家長として子供に対する差別は嫌いなので、絶対にこのような高尚なものは見ないと断じていた次男にも声をかけましたところ、なななんと、ぜひ見たい、との想定外の返事でした。
個人的には、お金は価値あるものに使うのであればその多寡は問わない、という哲学があるものですから甘んじてこの顛末を受け入れたのです。

チケットは開演の丁度半年前に求めました。
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くだんのオペラの女性から、一階のS席はダメです。声が響きません。
取るなら2階の最前列のS席です、とこれまた強く言われたのです。
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運よく左サイドですが2階の最前列がとれました。
と申しますのもこの時点でS席の良いところの半分は埋まっていたのです。
恐るべし日本のオペラファンであります。

当日は開演の一時間前に会場である上野にある「東京文化会館」に集まりました。
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申し合わせましたように全員ドレスアップしてきました。
外からはこのような感じでしたが、中に入りますと超満員でした。
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なぜか和服の方が多く、思わず歌舞伎公演か、と叫んでしまいました。

目が良くないのでオペラグラスを借りました。
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貸出時に5,500円で返却時に▲5,000円ですので、実質500円です。
2階席の音は良いのですが、演者の顔は良く見えません。
これ必須ですね。

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皆さん幕間にはここでワインを求めて簡単な食事を取りながら、これまでのオペラの感想を交換しています。
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このお方もくつろいでいました。
意外に体が大きいのですね、かなりくりびつしました。

あらすじです。
美しいトゥーランドット姫に求婚する男は3つの謎を解かねばなりません。
謎を解けなければ、処刑されるのです。
ダッタン国のカラフ王子は、謎を解けなかった男の処刑の場に現れた姫に一目で恋におち、周囲の反対を押し切り自らが新たな求婚者になることを宣言します。
カラフは姫の出す謎を解いてみせたのですが、姫はなおも結婚を拒んでいます。
それを見たカラフは、明日の夜明けまでに私の名を知ることができたなら、命をささげよう、と逆に謎を出したのです。命を賭した謎解きの果てにあるものとは、二人を結び付けた「愛」の存在だったのです。

折角ですのでカラフ役を演じたマルティン・イリエフが歌うアリア「誰も寝てはならぬ」の紹介です。
すごい声量でしょう・・・


感想ですか、前半のトゥーランドット姫の傲慢さ、あざけりにたいして、最後には愛がすべてに勝ち、彼女の冷たい心が和らいでいくところは圧巻でした。
ブルガリアンボイスの豊かさにも驚かされました。
よく2階まで朗々とそのきらびやかで力強い声色がとどくものです。
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これはヨーグルトパワーでしょうか・・・
加えて北京の紫禁城の舞台セットのゴージャスさにも驚かされました。
で〜もこってりとした生クリームを食べ続けているような感じがして正直申して疲れました。
個人的は喜怒哀楽が裃つけずに楽しめる「歌舞伎」の方が好みです。
しか〜し、もしオペラを次に見るのであれば絶対に一階の最前列です。
バズーカの機銃掃射のような肉声を全身で受け止めたいという気持ちが強くあります。


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今日のオペラ観賞lの後の夕食は池袋です。
家族が肉を食べたいというので出向いた先は「アウトバック・ステーキハウス」池袋店さんです。

住所: 東京都豊島区東池袋1-41-4池袋とうきゅう7F
電話:03-5928-1391
定休日:年中無休

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お店の外観です。

店内の雰囲気です。
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若い人が多いですね。
奥様が圧倒されていました。
私が普段の夕方(もちろん業務時間後)ここで残務処理をしていると、いいましたらマジに驚いていました。

今日はいきなり紹介です。

まずは奥様がオーダーした「クランベリークラッシュ」@620円です。
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クランベリーとオレンジジュースのジンジャーエールです。
すごいbig sizeです。
まさか二人分?って言ってたのは誰でせう。

次は知り合いのテキサス娘の一押しの「ブルーミン・オニオン」@1,130円です。
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なぜか奥様が食べたがっていました。
これはアウトバック名物のジャンボサイズの特製フライドオニオンです。
これは全員でシェアです、
味ですか、熱々なら美味し、冷めたら地獄です。
で〜も自家製ピリ辛マヨソースをディップしながら頂いていますと「気分はヤンキー」ともうしても不良ではありません、アメリカ人の意味であります。

次男のオーダー「アウトバック・スぺシャル(200g)・ミディアムレア」@2,390円です。
これには「クリーミーオニオンスープ」がついています。
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長期穀物飼育の豪州産の上質なランプ肉をしようしていますので赤身で脂肪が少なく、味に深みがあります。
なかなかの味わいです。

長男のオーダー「ブラック・ペッパー・ステーキ (170g)」@2060円です。
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粗挽きコショウと自家製デミグラスソースで味付けした食欲をそそるサイコロステーキです。
バターライスと温野菜付いています。
これはブラック・ペッパーがよい演出をしています。
大人の味わいです。
お子チャマには厳しいかな・・・・

私たち夫婦がシェアした「ガーリック・ステーキ(170g)」@2060円です。
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サイコロステーキに、ガーリックとピーマンをミックスし、自家製デミグラスソースで味付けしたもので。
バターライスと温野菜がついています。
これはガーリックが生っぽすぎてかなり辛いです。
アメリカ人ってこういうガーリック・ステーキが好きだという事がわかっただけです。
ちょっとねぇ、でありました。
ちなみに奥様からご不満がないのは、ガーリックのすべてを私に放出したからであります。

「ハニーブレッド」@freeです。
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このほのかに甘みのあるふわふわの美味しいパンです。
ハニーバターが程よい甘さで美味しいです。
お代わり無料ですので2本もいただいてしましいました。
これは奥様のお気に入りになりました。

最後は皆でシェアした「チョコレート・サンダー・フロム・ダウン・アンダー」@920円です。IMG_9764
手作りピーカンブラウニーをベースにリッチなバニラアイスクリームの上に温かい自家製チョコレートソースと手作りホイップクリームをトッピングしたものです
味ですか、すごく美味しいです。
しか〜し全員のお腹はほとんどいっぱいでしたので苦行を強いられたかのように無音で食べていました。

ということでオペラとあんどステーキな一日はすてーきに過ぎ去りました。
私のお財布はかなり痩せましたが、このように家族が集って楽しめるのはこの上ない幸せです。
お金は意味あることに使うべきです。減ればまた貯めればいいだけです。
このようにいつも思って暮らしております・・・

それでは(^_-)