今日は「人手不足」です。
人手不足
政府は建設分野の人材確保のため、外国人技能実習生の滞在期間を延長したり、帰国した人を再度受け入れたりする2020年度までの時限措置を今春導入した。
だが、これで「建設分野の外国人を3万人に倍増できる」とした政府の読みは甘かった。アジアでも賃金が上昇し、日本は以前ほど魅力的な出稼ぎの場でなくなっているからだ。受け入れ団体の全国鉄筋工事業協会は、これまで実習した7000人以上の中国人に連絡を試みた。
「何とか連絡がとれ、再び日本で働きたいと意欲を示した人はごくわずか」(内山聖会長)。
実際に再入国にこぎ着けたのは17人だった。
建設分野に人が集まらない理由は、過去20年間で労働環境があまりに悪化したからだ。 
1996年度まで80兆円前後で推移していた建設投資は、景気低迷と公共工事削減で10年度までに42兆円に半減した。その過程でゼネコンなどは激しい受注競争を続けた。 
安値の波は、業界のピラミッド構造にそって1次下請け→2次下請けと波及し、しわ寄せは現場の職人に集まった。
10年には型枠工、鉄筋工とも賃金水準が年収200万円近くまで下落。交通費や道具代もほとんど自腹だ。
若い人ほど将来を悲観して建設業に見切りをつけた。残る職人も零細業者が多い。
こうした土壌で進んだのが社会保険の未加入問題だ。日本型枠工事業協会の昨夏の調査によると、関東地区で型枠技能工の雇用保険の加入率は18%、厚生年金はわずか12%にとどまる。
「若者が働きたくても社会保険にも入れない業界では親が止める。月給制や週休2日の確保も不可欠だ」(型枠工事業者) 
東京五輪関連の工事が本格化し、世界が注目する今こそ、劣悪な労働環境を見直す時だ。
官民で労働実態の把握を進め、少なくとも作業員の社会保険加入を徹底すべきだろう。女性技能者も安心して働けるように就業環境を改善しながら、人手を減らせる技術革新も欠かせない。 
建設に浮上したボトルネックの解消に魔法の杖はない。
だが、その地道な積み重ねを進めなければ国内の人材も外国人も「働きたい」とは思わない。 
日本経済新聞より転載

やはりですね、とうとうこの日が来ましたか。
要は日本の労働賃金が安いのでしょう。
それにしても2010年には年収が200万円まで下がったのですか、これでは櫛の歯が欠けるように多くの若い職人さん達が建設業に見切りをつけていった事でしょう。
最近では残存者利得で大工さんなんかは日当40,000円まで金額が上ってきましたが「いまさらジロー♪」であります。この日が来るのが分っていたのに手をこまねいていたツケが回ってきたのです。
ここにきて省力化工事とかロボット工事と申しても遅すぎます。
しか〜し正直なところ、2020年開催の東京オリンピックに向けて、建設案件数は高水準でゼネコンや加工業者は多くの受注残を抱えますが、その後の反動減を恐れているのか、新規の人材採用や設備増強を押さえていますので、これがこの話の本音でしょう。

日本の人口減の速度から試算しますと、今後否応なく外語人に頼らざるをえません。
まずは国内にいる留学生をもっと活用すべきです。
日本語もできますし、将来高度人材になる可能性もあります。
しか〜し日本は外国人の受け入れはうまく機能していません。
とくに職人同様払底しつつある看護師や介護士は経済連携協定(EPA)で看護師、介護士の海外からの受け入れを決めたとはいえ、現実には日本語の試験や滞在期間の条件などによって、門戸は事実上、閉ざされたままなのです。日本国内の医療や介護の現場では深刻な人手不足が続いているのに、まだ日本は外国人労働者の問題に真正面から取り組んでいません。
国内総生産(GDP)の1割以上に達する「出稼ぎ大国」フィリピンでは、受け入れ体制が整い、日本よりはるかに賃金の高いドイツにその優秀な労働力は流れて行っています。
ベトナム等の東南アジアにおいても同様であります。
特にドイツは戦後のトルコ人を労働者として沢山受け入れしてその結果多くの移民を創り出して、近年にはそのネオナチによる排斥運動まで起こるようになりました。
その為に移民政策と移民の社会統合政策を組み合わせた総合的で戦略的な政策を打ち立て、ドイツ社会においてドイツ人とトルコ系住民がお互いの理解を促進するように努力しているのです。
日本国はドイツの教訓を参考にしているのはわかりますが、まずは国内の労働力の偏在化を直して、衰退産業から発展分野へ当動力をシフトして国全体で生産性を引き上げなければならないでしょう。そしてその後にやる事と申せばこれは事業再編しかありませんね。


今日は赤坂に出没です。
少し時間があったので日枝神社界隈をブラリしましたのでその足跡を紹介いたします。

まずは名門日比谷高校です。
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高校生の時に庄司薫 さんの「赤ずきんちゃん気をつけて」を読んでいて、日比谷高校のクラス分けが、発表授業にあわせて1コマを100分授業とし、生徒がクラス担任を選ぶ「旗立て方式」の学年別ルーム制なるものを知り、腰が抜けるくらいに驚いたことがあります。思わず駿台予備校かとツッコミをいれたものでした・・・

赤坂日枝神社です。
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赤坂日枝神社は永田町、日本の政治の中心地にあります。厄除、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌等にご利益があるパワースポットです。近くの企業や政治家なども大切な場面の前は参拝しています。

「山王男坂」です。
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鳥居から神門に至るまでの階段のことをさします。
鳥居をくぐり、山王男坂に足を踏み入れた時点でパワーの強いエリアに入れるそうです。

日枝神社の神様のお使いは猿です。
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ちなみにこの猿は「父猿」です。
猿は「えん(縁)」とも読め、縁結びのご利益があります。

ここの突当りが「山の茶屋」さんです。
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「山の茶屋」さんは東京都霞が関、国会議事堂からほど近く、緑に包まれた情緒のある料理屋として知られているうなぎ懐石の老舗です。
ミシュランガイド2014で☆を獲得しています。
創刊以来7年連続で☆を獲得しているうなぎ店は「山の茶屋」さんだけです。

「稲荷参道」です。
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トンネルのように連なった赤くて細い階段は、京都の伏見稲荷大社と勝るとも劣らない名勝であります・


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今日のお店は「赤坂あべちゃん」です。
お酒は呑まないのに引きよせられるようにして入ってしまいました。

住所: 東京都港区赤坂2-10-18
電話:東京都港区赤坂2-10-18
定休日:土曜日、日曜日、祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダーは
第一陣がレバ、タン@150×2本=300円
第二陣がハツ、カシラ@150×2本=300円
第三陣が鶏つくね、手羽先@320+@230=550円
です。

久々です。
目の子で申せば20年ぶりくらいの再訪です。
その当時の記憶でいえば私はこのお店のやきとんは麻布十番店と比べてまずいと思っていたのですが、色々な人から聞いた話の総括は、ここの酎ハイは濃〜いのです。
従いましてすぐに酔って味が分らくなっていたというのが正しいようです。

本所吾妻橋の有名居酒屋さんみたいなお酒を呑まないとイケないお店もあるので一応その旨のことわりを入れてから入店しました。
まずはアルコールなしの「氷彩」で今日一日、一生懸命頑張った自分に完敗です。
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ちがうでしょう乾杯でした。

待つこと3分でチャームのお漬物の到着です。
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すごいですね、味ではありません。
このチャームは無料なのです。
エ、エラ〜い!
味ですか、アルコールなしの「氷彩」には「あいすいません」ではなく「あいません」でした。
かなりショッパイのです。

待つこと9分でレバ、タンの到着です。
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レバはホクホクして美味しいです。
タンはネチョとしてこれまた美味しいです。

待つこと12分でハツ、カシラの到着です。
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ハツは弾力ありで美味しいです。
カシラはこの店では鐵板の味わいです。
これは今日一です。

待つこと18分でつくねの到着です。
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これはイマイチですね。
個人的にはつくねはふっくらしたものが好きです。
この様な筋肉質なのは好みでではありません。
これは麻布十番店の方が美味しいですね。

待つこと21分で手羽先の到着です。
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正直食べるところが少ないです。
それとジューシーさが足りません。
これもつくね同様身のふっくらしたものが好みです。
味は良かったのですが不完全燃焼でした。

ということで20年ぶりの「赤坂あべちゃん」は、やきとん勝ちのやきとり負けという結果でした。
接客は麻布十番店と比べれば格段に良かったです。
しか〜し濃い目のタレはお酒で洗い流すから美味しく感じるのでアルコールなしの「氷彩」では正直厳しいものがありました。これは新発見であります。
そういえばいつも塩味だものな(笑)

最後にオマケです。
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前から気になっていたこのタールのような黒い塊ですが、何気に指を突っ込んでみました。
私の想定では炭化していてスカッとした感触かとおもっていました。
しか〜しその実態はドロドロネチョ〜でした。
決して触らない方がよろしいですよ・・・

それでは(^_-)