今日は「ファミリーマラソン」です。
夏休みで長男が帰省していましたので昔話です。
ひょんなことから出走した札幌マラソンで自らのマラソンの才能に気がついた私は、徐々にこの悪魔の競技にのめり込んでいったのでした。
そして札幌マラソンの後いくつかのマラソンレースにでた私は大いなる野望をひそかに温めていたのでした。
それに呼応するかのるように次男が幼稚園年長の時マラソン大会で9位になるなど私の野望の周辺環境は整ってきたのであります。
その翌年次男が小学生になったときに私の野望は全容をあらわにしたのです。
その野望とは・・・
「家族で襷(たすき)をつなぐ」であります。
要はファミリーマラソンに家族で出て入賞することだったのです。
そして新緑深い真駒内公園で開催される「駅伝サーキット」へ誰の了解もなしにマラソン参加を申し込んだのでした。
一応チーム名は「サイバークラブ」という当時はインターネットの黎明期だったという事もあり、インターネットが形成する情報空間すなわちサイバースペースから命名したのでした。
長男からは高評価だったように記憶しています。
そして想定内のトラブルが発生したのです。
それは・・・
走ることが大大嫌いな奥様のちゃぶ台返しでした。
なんで勝手に申し込んだのですか、とまさに「怒髪天を衝く」状態で荒れ狂ったのです。
私はあらかじめ用意していた想定問答集の中から、家族で目標を共有してその目標を達成するために努力する事は子供の情操教育に良い、とアメリカはトーマスクック教授(そんな教授は存在しない)の最新の論文に書かれているんだ。その論文はアメリカ国内で大いなる支持を得て最近日本にも流入し支持され始めてきている。
その論文のエッセンスは「家族の絆」なんだよ。子供たちのために理解してくれないか、と説き伏せたのです。
奥様は、わかりました。それでも私はでませんから、と取り付く島もありませんでした。

ファミリーマラソン
この「駅伝サーキット」はハーフマラソンの距離にあたる21kmを4人で走るのです。
1走は5km、2走は1.5km、3走は3km、4走は11.5kmで計21kmであります。
私がこの大会に申し込んだメンバー表は、1走は長男、2走は奥様、3走は次男、4走は私としたのでした。
まさに高橋Qちゃんを育てた小出監督の采配に勝るとも劣らない名伯楽なメンバー配置であります。
レースは1999年6月2日()であります。
奥様を除いた家族はそれぞれ自主練習を始め入賞を目指したのです。

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レース二週間前には家のそばにあるサイクリングロードにトレーニングウェア姿で練習している我が奥様を発見したのです。どうやら時宜を得たようです。
これで私の願いである「家族で襷(たすき)をつなぐ」という夢が実現しそうです。

本当ならここで当時の画像があればいいのですが、この日はガチでレースに臨んだものですからその様な余裕もなく写真は撮っていません。レース結果ですが長男、次男、奥様の頑張りで、入賞は逃したものの、なな何と100チーム中35位という好成績で大団円とあいなったのです。
「家族の絆」ですか・・・
レースの後と前ではあまり変わりませんでした。
た〜だレースの疲労からか、しばらく奥様低気圧が発生し続けてその対応に大わらわでした。
大事業をする際は、事前説明が大事である、と心より思った次第であります。

なおこの話は後日談がありまして、このレースから約1カ月後の7月7日()地元町内会の運動会に長男、次男、私とで参加して全種目入賞しました。
特に私はマラソンではそのスピードが速すぎて、年輩の方がこいでいる先導車の自転車を追い越してしまい、優勝はまちがないからもう少しゆっくり走ってよ。あんたのそのスピードに付いていったらゴールではなく天国に着いてしまうべさ、と言われたのでした。
話は戻りまして全種目入賞の景品によりマジに文房具屋さんが開けるような沢山のカラーペン、クレヨン、鉛筆、ノート等を頂いたのでした。
今は昔の話であります。


家族と一緒には見られない(笑)



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今日は夏休み前の新富町に出没です。
たまには美味しい焼魚を食べるかとお邪魔したのはこちらです。
今日のお店は味噌汁がスーパーデリシャスな「魚竹」さんです。

住所: 東京都中央区築地1-9-1
電話:03-3541-0168
定休日:土曜・日曜・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「銀鮭照焼」@900+「なかおち」@400計1,300円です。
お店に入るなり、お暑いところすいません、のお店の方全員での声掛けであります。
相変わらず気持ちの良い出迎えです。

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待つこと6分で「銀鮭照焼」と「なかおち」の到着です。
見た目美味しそうです。
それでは実食です。
「銀鮭照焼」はふっくらとしており、焼きがよいため身離れがよいです。
味ですか、すごく美味しいです。
特に皮の直下についている脂身がたまらなく美味しいのです。
これは極楽、極楽です。

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「なかおち」は脂がよくのっていて口内でとろけるようです。
刺身のつまのネギがシャキッとしていて「なかおち」の脂分をそぎ落としくれます。
この「なかおち」によく合います。

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今日の一杯目のみそ汁の具は「お豆腐」です。
ここのみそ汁は何度飲んでも美味しいですね。
マックスたまりません。
お約束の二杯目を頼みますと、お汁(つゆ)おかわり、の声が厨房内に流れます。
二杯目のみそ汁の具はは「なめこ」です。
これは舌がとろけます。
このお店のみそ汁を飲んでいますと、日本人に生まれて良かったな、と心底思う今日この頃であります。

それでは(^_-)