今日は「Summer vacation in Atami 其の弐」です。
今年の夏休みは、お盆休みの混雑をさけいち早く奥様と熱海に海水浴に行ってまいりました。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

#ホテルミクラス
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ミクラス5

ミクラス
海水浴を楽しんだ私たちはホテルに戻りました。
本当は今井浜にある伊豆今井浜東急ホテルに泊まるつもりだったのですが一泊74,000円でしたので、最初はそれでもいいかなぁ、と思ったのですが、奥様が高すぎると猛反対したものですからこのホテルにしたのです。
ここも高級ホテルでしかもハイシーズンでしたので料金はそれなりにしました。
部下から会社の福利厚生を使えば電子マネーで50,000円まで補填してくれるという事がわかったのでそれを利用しましたら実質負担金は0円でした。
コスパを考えますと一番お得な宿泊プランは朝・夕食付宿泊64,000円でした。
福利厚生を利用すれば実質負担は14,000円でしたので、それにすべきだったのですが、間際に知りえた情報でしたのでプラン変更するにも当該商品は売れ切れており残念な顛末となったのです。
ちなみに購入しました商品は朝食付宿泊でした。
ミクラスとは、心と体がほどけていく、癒しと寛ぎに満ち溢れたホテル、というコンセプトから発想した、スペイン語の単語を組み合わせた言葉だそうです。

ミクラス4
とても良いホテルでしたホスピタリティ良し、温泉良し、料理良し、の三冠王です。
白眉は温泉です。
露天風呂から駿河湾を睥睨しながらの夜景はまるで宝石箱をひっくり返したようなきらびやかさでこの世のものとは思えませんでした。

#熱海ビール祭り
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熱海2

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二人ともお酒は飲まないのにこの会場にまいりました。
夜風に当たりながら地元のフラダンス愛好グループのショーを堪能しました。
なかなかお上手ですね。
熱海にはフラがあうなぁと思って観ていました。

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このオバアサンはお酒が入りすぎたのでしょうか、ハワイアンのリズムに呼応して一生懸命に踊っていたのが微笑ましかったですね。
こういう出会いが旅の面白さなのでしょう。

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その後海岸傍にあるジョナサンでデザートを頂きながらお茶してホテルに戻ったのですが、飲まないとこのようなふるまいになるのです。このホテルの画像はジョナサンの前からパチリしたものです。

#錦ヶ浦
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次の日は朝早く起きて単独行動です。
今回の旅行の目的の一つである東日本で一番有名な自殺の名所「錦ヶ浦」への出向きです。
奥様は絶対にそのような心霊スポットは行きませんので隠密行動とあいなったのです。
この錦ヶ浦での自殺者の数も相当数なもので、一説では数百名もの自殺志願者が、錦ヶ浦の断崖絶壁から身を投げたそうです。たしかWヤングの相方がここで亡くなっています。
この錦ヶ浦では、更なる自殺者を呼ぶような声が聞こえてくるといった噂もあります。
もしかすると、数百名の自殺者の幾人かは、そういった声に呼ばれ自殺する気が全くないにも関わらず、その声に引き込まれて飛び込んでしまった方もいたのかもしれないという噂もあります。
なお、自殺者の数に比例して浮かばれない霊の数が非常に多いためなのか、ここでは心霊写真がよく撮れるといった情報もあるのですよ。
所謂超有名心霊スポットなのであります。

なんでここに来たのかを説明します。
亡き父が、超ビビりなのにここへ来たがるのでした。
家族で伊豆にある母の実家に行くときに立ち寄るのがわが家のお約束でした。
意味不明ですよね(笑)
当の本人はマジに怖いものですからビールを飲んで気を紛らわしているのですが、運転している私は酔っ払いの相手(父)が苦痛でたまりませんでした。

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昼間ならこの側道にすんなりと入れるのですが、夜道で飛ばしているとこの側道を見落としてしまい何回もこの側道を探すためにこの道を行ったり来たりしていたのでした。

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確かに夜のこのトンネルは怖いものがあります。
真夜中にこのトンネルの中で石積をしている子供をみかけたら即にパチリすべきです。
良質の心霊写真が撮れること間違いありません。

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このあたりが自殺の名所なのです。絶景でしょう。
たしか昔は「この先は危険に付立入り禁止」というおおきな注意書きが貼ってあって鉄条網でしきられた門は乗り越えたら死ぬより痛い目に合う事請け合いでありました。
父はいつもこの張り紙をみて、なかに入ってはいけないんだな、と言って終わるのですが、だたこれだけの儀式のためになんで立ち寄るのかといつも強い憤りを感じていたものでした。

錦浦
ちなみにホテルに戻ってホテルのフロントの方に聞きましたら、この錦ヶ浦あたりは魚釣りの方々の絶好の釣り場でして最近は自殺する人はいません、とのことでした。
今ではこのような高い柵がその当時の名残であります。
個人的この錦ヶ浦は海流が強い渦を巻いているので投水した人の遺体は上がらないということで皆さん身を投げたそうですが、そういう地形的な特別な背景があるのであれば遺体のトレーサビリティができないはずです。
という事は錦ヶ浦で亡くなったら遺体が上がらないので死んだ事すらわからないのです。
なのに何でここまで有名になったのかが不思議であります。


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ということで夕食です。
今日の夕食は今回の旅行の目的の一つである地元の美味しい魚料理を食べにいくであります。
私が夜も寝ないで昼寝して選んだお店はこちらです。
今日のお店はさかなの店「大嵩」さんです。

住所: 静岡県熱海市渚町11-1
電話:0557-81-6342
休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー
「海鮮丼」@1,850円
「サザエの壺焼き」750円です。

開口一番、アワビのバター焼きください、と言いましたら、ごめんなさいね。もう売り切れてしまったので、とすまなそうな声で断られてしまいました。
私たち夫婦は、鮑のバターソテーが大大好きなのであります。
奥様は、年寄夫婦が二人でやっているので高級な食材は大目には買ってないのですよ、と言われていました。
なんて良心的なんでせう。

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待つこと22分で「サザエの壺焼き」の到着です。
美味しそうでしょう。
それでは実食です。
サザエはコリコリ且つプリプリしていて口内で弾みます。
サザエの汁はご主人の手で一加えされていて上質でありながら野趣溢れる味です。
まるで海そのものを食べているような味わいです。
これはすごく美味しいです。
サザエは飽きるほど食べていますが近年ではこれがBESTであります。

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待つこと24分で「海鮮丼」の到着です。
見た目どんぶりが輝いています。
具は鯛の漬け、イクラ、鰺の叩き、甘エビ、いなだ、帆立でした。
この丼は鯛の漬け以外も下味がついていて醤油でいただく海鮮丼とは一線を画しています。
どう表現してよいのでしょうか、それぞれの魚が存在感を出しながら融合しているのです。
的を射た料理というものは、一本の矢に変じるようです。
味覚中枢のど真ん中にこの矢が深く突き刺さりました。
これこそまさに至福の味です。
このご夫婦高齢ですので年内もう一回くらい再訪してみたいと思わせる味でした。
本当に美味しゅうございました。

それでは(^_-)