今日は「記憶力」です。
記憶力
私はカウンターに座って料理を作るのを見ながら食事する事ができるオープンキッチンが好きです。
大量の注文をテキパキとこなしている姿は感動すら覚えます。
しか〜し彼らはこの大量の注文をどのように覚えているのでしょうか。
そこで人気でいつも混んでいるお店の調理人の方にそのくだりをinterviewしました。
宜しかったらお付き合いください。

#お寿司屋さんの場合
私がよく行く寿司屋さんの昼時はいつも超満員です。
ランタイムですから頼めるのは、にぎり、にぎり1.5人前、ちらし、ちらし1.5人前の4通りですが15人分もの注文を間違いなく作るのはcoolです。
そこで親方の山ちゃんにそのコツを聞いてみました。
山ちゃん曰く、そんな大人数の注文は言葉では覚えられないので、頼んだお客さんの顔に注文のイメージを貼り付けて覚えているんだよ。コツはないよね。
長年そのようにして覚えているから体にその覚え方がしみ込んでいるみたい、と極めて謙虚です。
夜のアラカルトのにぎりは、米粒を陳列ケースのネタの前に ポイポイと置いて印にしていたけれど、最近、夜は昔と違って暇だから、そこまでして覚える必要もないよね、とそこのくだりは寂しげにつぶやいていました。
どうやら寿司屋さんの場合は注文を文字情報として記憶しているのではなくて、画像情報(客の顔)として記憶しているようです。

#中華料理さんの場合
私がよく行く中華料理屋の昼時もいつも超満員です。
このお店はランチタイムにはメニューを6種類に限定しています。
満席になれば25名ほど入れますので、そのオーダーをこなすのは大変です。
そこでオーナーシェフのサムさんにそのコツを聞いてみました。
サムさん曰く、オーダーは頭ではなく体で覚えるもの、と言われていました。
もう少し具体的にはオーダーがはいると、厨房スタッフが作る料理の下ごしらえを準備してくれるんで、それを基に調理計画を組み立てるんですよ。たとえば一番と三番が同じオーダーなら一緒に作るとかね、その様にして料理計画を頭の中で組み立てて、そのうえで下ごしらえの材料を確認するので、間違いなく作れます、と言っていました。
後は中華鍋をふるか麺をゆでるかの分岐もありますので、そのあたりは覚える方にとっては楽ですね。
私が、新人のころからそのような事ができたのですか、と聞きますと、新人のころは大量の注文を覚えられず、よく親方から怒れていましたので、いわゆる経験がそのような記憶方法を作ったのではないでしょうか、と言われていました。中華料理の場合は作る材料をあらかじめ用意しておきますので、これは材料から演繹できるのでメニューを記憶するのは寿司屋さんより若干楽なのかもしれませんね。

私は沢山の懸案事項をかかえて仕事をしています。
重要なのは手帳に書いていますが、枝葉末節的な懸案はイメージ処理です。
なんらかの言葉をみるとそれを脳が関連付をして、懸案事項が頭の中に立ち上がってくるのです。
所謂、そういえば、これやらなくちゃ、ですね。
これは本当に不思議です。
普段はまったく意識していないのに、なにかの動機づけで懸案が立ち上がってくる。
これは「無意識の意識化」でしょう。
無意識を意識に変えるのは、結局のところ「意識」がそれを行っているからでしょう。
どうして意識がそれを行わなくてはならないのかは、それをしなければ仕事上で失敗するという擦り込みがあるからだと思います。
最近はこの「無意識の意識化」にもそれなりにriskがあるので、懸案はすべてiPad air2に打ち込んでいます。
iPad air2は指定日時で通知、指定場所で通知、優先順位等がありますので便利です。
おかげさまで懸案事項の遺漏はゼロになりました。
こんな時代が来るなんて、です、ハイ。


Fake or not I love it.



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今日は近所のカナダ人の友人のアメリカ人の女性の推薦のお店にまいりました。
本場アメリカの味は下町っ子の味覚に合うのでしょう。
今日のお店は「アウトバック・ステーキハウス」池袋店さんです。

住所: 東京都豊島区東池袋1-41-4池袋とうきゅう7F
電話:03-5928-1391
定休日:年中無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

アウトバックス
お店の紹介です。アウトバック・ステーキハウス(Outback Steakhouse)は、オーストラリアをモチーフにしたステーキレストランです。1988年2月にフロリダ州タンパにて創業、OSIレストランパートナーズによって2006年10月現在23か国に900店舗を展開しています。
メニューは世界共通のオリジナルレシピで作り上げて提供しています。
ステーキのソース、サラダのドレッシングやクルトン、ベーコンビッツ、デザートのチョコレートソースに至るまで、料理の味の決め手となるものは全て店内で手作りされています。

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メニューです。

今日のオーダー「グリルサーモン」@2,024円と「フリーリフィル(飲み放題珈琲)@473円計2,497円です。

ヤンキー娘の紹介ではありますがなにか場違いのようなお店に入ってしまったようです。
店内はご覧のとおりシャレオツです。
加えてテーブルに妙齢の担当美女がついて接客してくれます。
なにかお気に召さないことはございせんでしょうか、から始まって、料理のお味はお口にあいますでしょうか、などなど本当にひっきりなしに私のテーブルに来てはサービスしてくれます。
プチモテたような気分になりましたが、どうやらアメリカスンタイルの接客を試みているみたいで、思わずチップはいくら払えばよいのだろう、という強迫観念が立ち上がってきました。
しか〜し右顧左眄した限りでは、誰もチップは払っていないようなので、それを真似することにしたのです。

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待つこと26分で「グリルサーモン」の到着です。
今回のオーダーですが、見るからにコッテリしたステーキはちょっとという感じと最後の方は味が落ちると思いテーブルスタッフの女性に推薦してもらい注文したのが「グリルサーモン」なのです。

それでは実食です。
一口食べてわかったのですがこれは鮭ではなく鱒ですね。
まぁ「酒と升」ちがうか「鮭と鱒」は親戚みたいなものなので味的には違和感はありませんでした。
味ですか美味しいですね。
シーズニングがJapanese tasteで良かったです。
なんてムシャムシャ食べていましたら、店長がやってまいりまして、お味はお口に合いましたでしょうか、との質問です。早速シーズニングの妙について聞きましたら、やはりこれのみは日本仕様に変えているようで、私のベロセンサーはきちんと機能していたみたいです。
付け合せのマッシュポテトも美味しかったです。
白眉はタルタルソースですかすごくおいしかったですね。
総じて満足度高しであります。

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ハニーブレッドもいけました。
お代わり無料ですので2本もいただいてしましいました。
これはお気に入りになりました。

この後、フリーリフィルコーヒーを飲みながら1.5時間程度仕事をしていました。
感想ですか、正直接客はギリですか。
この様な接客を受け慣れていない者からするとプチ苦痛ですが、まぁたまには良いのではないでしょうか、というところであります。
蛇足ながらこの接客には10%のサービスチャージがついていました。
アメリカではその率が15%ですので5%のお得感はあります。
いずれにしてもアメリカ人に肥満が多い理由を体感したい方にお奨めのお店です。

それでは(^_-)