今日は「寺院消滅」です。
2013年の全国平均の葬儀費用は1,889千円だそうです。
高いとは思いますが、10年前の2003年では、2,360千円ですので約470千円の下落です。
これは葬儀の簡素化すなわち家族葬、直葬の浸透の表れです。
さらに申せばこの葬儀の簡素化に端を発して、檀家の減少にも歯止めがかからず、寺院の経営を圧迫しています。加えて浄土真宗本願寺派の地方のお寺の60%近くは年収3百万円以下で、さすがに後継者は作れず空き寺が増えていっています。

グラフ
この円グラフのように葬式の形態にも変化が表れてきています。
このグラフの凡例の一般葬(42%)の定義は参列者数が31人以上の葬儀ことを言います。
同様に家族葬(32%)は参列者数が30人以下の葬儀ことを言います。
一日葬(9%)は通夜・告別式を一日で執り行う葬儀のことを言います。
直葬(16%)は遺体が病院から火葬場にいき、火葬場に着いたら焼却される直前に、お坊さんによって5分間程度お経をあげてもらう葬儀です。
社葬は説明が不要なので割愛します。

寺院消滅2
このままですと仏教寺院の将来には暗い影が覆ってくるでしょう。
これは仏教が葬式仏教と揶揄されている通り、仏教徒は葬式=仏教以外の価値を作るのを怠っていたことに他なりません。確かに日本人においては死ぬときに当てはまる宗教として仏教は強いですが、死ぬときにどのように仏教によりそっていくのか、この重要な部分を欠落し放置していたので今日の衰退を迎えたのです。
僧侶とは名ばかりの仏教を知らない新興宗教の団体と言われてもしかたのないところであります。
さらに言えばインドのサンクスリット語の音に漢字を当てはめたお経や、意味を訳して漢文としてのお経にすがる必然性も不明です。
お経などに節をつけて読誦するものを「声明(しょうみょう)」、あるいは「梵唄(ぼんばい)」といいます。声明はインドから中国を経て日本に伝えられましたが、現在の日本には、奈良仏教系、天台系、真言系の3つの系統があります。
なぜ節をつけるかというと、仏さまを讃嘆(ほめたたえる)するために美しい旋律で読誦するという意味があるのです。で〜もこれも斜に構えて申せばインドの音楽に日本の歌詞を載せたもので、例えて申せばビートルズの「Hey Jude」を日本の歌詞で歌うようなものであり、お経の読誦に何度聞いても違和感を持っておられる方は私以外にも多いのではないかと思います。

今後、私のような無宗教の人間は増えていくと思います。
私は特段宗教を否定しているわけではりありません、時と場合によってはすがる何かは必要であります。
現在そのすがる何かが宗教ではないだけです。
仏教徒の勉強不足はいなめません、これから外の風をいれてあらたな改革の中で、親和性の高い仏教を再構築してください。なんだかんだ申しても日本人の宗教で一番身近なのは仏教であることは間違いありません。
さらなる頑張りを多いに期待するところであります。


Discover America



IMG_7607

IMG_7606

IMG_7605

IMG_7615
今日は初夏の池袋に奥様と出没です。
暑いですね・・・
所要をすませて出向いた先は最近お気に入りの洋食屋さんです。
今日のお店は「キッチンチェック」さんです。

住所: 東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館1F
電話:03-3985-1926
定休日:無休

IMG_7608
お店の外観です。

IMG_7610
メニューです。

今日のオーダー
私は「焼肉弁当」@900円です。
奥様は「ポークソテー(ライス付)+味噌汁」@1,200+@50=1,250円です。
今日は日曜日ですが店内超満員です。
やはりこのお店は人気店なのですね。

IMG_7611

IMG_7612
待つこと17分で私の「焼肉弁当」の到着です。
実は私この「焼肉弁当」を「幕の内弁当」の豪華版のように思っていたのですが、これですと「焼肉重」っていう感じですか。日本語って難しいですね。
まずは実食です。
肉は柔らかくジューシーであります。
ただ味付けが濃いですか、と申しましてもギリではあります。
味ですかまずくはないですが寂しいですね。
これは最初の個人的な擦り込みに起因しています。

IMG_7613
待つこと18分で奥様の「ポークソテー」の到着です。
見た目「焼肉弁当」と違いましてこんもりしています。
味ですか、奥様のコメントは肉は柔らかく味付けも良いけれど、量がtoo muchだと申していました。
そうか男性だと丁度良い分量なのですが、女性だと多いみたいですね。
特に画像は撮っていませんがこの日のライスの盛りはかなりこんもりしていましたからね。

それでは(^_-)