今日は「桜を求めて東北へ(番外編)」です。
二回に亘りまして「桜を求めて東北へ」をお付き合いいただきましてありがとうございました。
雨天催行必至な旅を覚悟していたのですが、まさかという坂に備えて仙台駅で傘を求めた謙虚さを雨神様がみておられて私達夫婦に慈悲を与えて下されたのでしょう。
全行程を晴れで乗り切りました。
全くもってありがたいことです。
今日は番外編です。
この二日間の私の疑問、驚きをまとめました。
宜しくお付き合いください。
それではlet’s get started!

#ガイドさん紹介
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今回のガイドさんの土坂(とさか)真美さんです。
画像のとおり美人です。
特筆すべきはネタの豊富さとハスキーな声です。
九州旅行でお世話になった舎利倉さんに勝るとも劣りません。
本当に素晴らしいガイドさんでした。

#焼卵
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皆さんご承知のとおり、私は卵好きです。
この看板を見て即奥様に、ねぇねぇ焼卵食べようよ。
珍しいよねぇ焼卵、って言ってからこのお店に駆け込んだのですが・・・
こんな事もあります。

#フランス語
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「ホテル安比グランド」のフロント前のソファーで彼女と雑談していました。
すると彼女の携帯が鳴り響いたので、彼女はかけてきた方と話し始めたのです。
別にそば耳をたてたわけではないのですが彼女の話し言葉は全く聞き取れませんでした。
最初仏蘭西人からの電話なのでフランス語で話しているのかと思ったほどです。
噂にはきいておりましたが「おそるべし東北弁」であります。

#角館で見つけた明治のイケメン
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益田孝
まずは益田孝さんです。
は益田孝さんは日本の著名な実業家です。
草創期の日本経済を動かし、三井財閥を支えた実業家であります。
明治維新後世界初の総合商社・三井物産の設立に関わり、自ら初代社長に就任しました。
日本経済新聞の前身である中外物価新報も創刊しています。
なかなかのイケメンです。
下段は晩年の画像です。

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新聞小政さんです。
現在でも通用するイケメンです。
新聞配達にくる小政さんを待っている妙齢の女性は巨万(ごまん)といた事でしょう。

#タカビーなお願い
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平泉中尊寺のトイレで見つけたタカビーなお願いです。
このようなお願いは始めてみました。
私は洗面所で思いがけず水が飛び散った際にはハンカチでその飛沫をふいていますが、このような事って個人裁量であってお願いするものではないと思います。
観光目的のお寺だけにこのような高飛車なお願いは唾棄するものです。
肉寺(儲かっているお寺)なので清掃の方はそれこそ巨万といますので全くもって意味不明であります。

#JRなのに乗車船とは?
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これは、JRグループには現在宮島航路しか鉄道扱いの連絡船はありませんが、かつては青函連絡船や宇高連絡船更に昔には関門連絡船などが鉄道の代わりの連絡船として有ったため乗車船用という文字がたんに残っているのだ、という説があります。
その一方で、JRでは旅行会社独自の様式のチケットを発券できるようになっています。
従いまして交通系のきっぷ(飛行機以外)においてはすべてそのチケットに印刷しています。
旅行会社では鉄道に限らず、バスやフェリーなど(東海汽船や佐渡汽船など)のきっぷも発券できますから、「船」という文字を入れているのです、という説もあります。
帰路のJRの駅員さんに確認しましたら、良く分かりませんがという断りはありましたが、どうやら後者が正しいようです。旅行会社のツアー切符を細かく分けて発券しますと、必ず紛失する客がいるから一本に纏めて発券せざる得ない、というのは私の考えです。

#ガイドさんネタ
土坂さんはまだお若いのですが小さい頃は東北の鄙びた村で生活していたそうです。
その生活の中で実際にあった話を紹介します。

肩こりはヒルで治す
ヒル
この話は聞いた事がある都市伝説ですが、土坂さんのおばあ様は肩こりをヒルで治していたそうです。
おばあ様は肩こりがひどくなると飼育?してあるヒルを患部にのせ痛みを吸いとってもらっていたそうです。
ネットで調べましたら、医療用ヒルを手に入れるのは困難だからといって、その替わりに野生のヒルを使いますと、野生のヒルは感染症の危険がありますのでやめたほうがよい、と書かれていました。
ちなみに土坂さんはシモヤケになった際には、ヒルに悪い血を吸いだしてもらっていたそうですが上記のような感染症は皆無だったみたいですよ・・・

マムシ酒のマムシは溶ける
マムシ酒
彼女の申しているマムシ酒は生きたマムシを焼酎につけたものです。
ただ〜し中のマムシが溶けていない間はかなり生臭いそうですが2年もすればマムシは溶けて無くなるそうです。
それまでの間、生臭い匂いは瓶の中からも洩れてくるそうです。
生きたマムシを瓶に入れるのが大変なのだそうです。
4ヶ月程絶食させて体内の糞とかを出しきらせ、それから焼酎で酔死?水死させてマムシ酒にするとのことです。
水死させるときに清潔な瓶に絶食マムシをいれかえるのだそうですが、飢餓状態のマムシは気が立っていてこの時に噛まれる事が特に多いそうです。
で〜もちょっとした切り傷なんかはマムシ酒をちょこちょこと付ければすぐに直ったそうですよ。
これを見て簡単そうだからといってお気軽にマムシ酒を作らないでください。
マムシは毒蛇ですから・・・

#一応グルメブログなので・・・
今回のツアー選定に重きをおいたのは食事です。
従いまして今回のツアー料金はかなりexpensiveなのです。
ホテルでの食事はバイキングなので割愛しておりますが、雰囲気だけ画像で紹介します。
味ですが、この様なツアーで泊まったホテルの中で最高でした。
全てが美味しい、特に揚げたて天婦羅は筆舌に尽くせない味わいでした。
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最終日の夕食は仙台でめいめい自達です。
そこで仙台通の私が奥様に仙台で一番美味しい「牛たん屋」さんに連れていったのですが、地元客がこのように団子になって客待ちしています。
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帰路の電車は決っており、それに乗り遅れる事は許されません。
「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」の故事ではないのですが断念して向かった先は「ときわ亭」仙台駅東口店さんです。 

住所: 宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目2-2
電話:022-295-1787
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダ―
ときわカルビ×2=1,560円
特たん塩×2=1,960円
豆腐サラダ@480円
です。

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まずはサッポロフリーでお疲れさま乾杯をしました。

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待つこと5分で豆腐サラダの到着です。
うん、このサラダは胡麻ドレッッシングが豆腐によく合っています。
美味しい。

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待つこと6分で特たん塩とときわカルビの到着です。
見た目美味しそうです。

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タレは旨味噌ダレ、レモン、しょうゆダレが選べます。
個人的には旨味噌ダレが一番この肉には合っていました。
奥様も同意見です。

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肉の評価ですが奥様はときわカルビを一押しです。

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私は特たん塩を一押しとしました。

近くに店員さんが通ったので「利休」さんとの比較を聞きましたら、利休さんも牛は飼ってないはずですから、味は一緒ですよ。違いは知名度とテールスープのあるなしですよね。
もし目隠しテストをしたならば、うちの店の違いと「利休」さんの違いが分かる人っていないと思いますよ、ですと明言ですね。
そうそう味ですがとても美味しかったです
特に特たん塩・・・
新幹線の時間を予め店員さんにいってありましたのでかなりの気配りをいただきました。
ありがとうございました。

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ということで「余裕のよっちゃん」で仙台駅に着きました。
仙台駅のぺディストリアンデッキにはもったりとした茜色の空が広がっていました。
楽しいたくさんの思い出をお土産にできました。ありがとう東北です。

それでは(^_-)