今日は「落語鑑賞」です。
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地元の施設で地元の落語研究会の「春爛漫寄席」の公演がありましたので、予め予約を入れ観に行ってきました。今回は単独です。
お神酒徳利の奥様は風邪でゴホゴホしており欠席とあいなりました。

実は落語好きです。
三代目「三遊亭金馬」の大大ファンです。
当然のことながら彼の演目はすべて10回以上聞いています。
私がたまに見せるフラ(持って生まれたおかしみや愛嬌)は多分落語の影響かと思っています。
実際の商談でもよく落語的な表現を多用しますので、もって生まれた下町気質もあるのですが、私と話した相手が私の事を面白い人だと思われるのであれば、多分その蓄積が敷桁(しきげた)となっているのでしょう。
ちなみに一番好きな演目は「寝床」です。


余談ですが三遊亭金馬師匠も下町っ子(墨田区石原)です。
ちなみに林屋三平さんの母である海老名香葉子さんも下町っ子(墨田区立川)です。
海老名香葉子さは、東京大空襲で3代目竿忠(釣り竿屋)の父音吉・母・祖母・長兄・次兄・弟の家族6人を亡くしています。身寄りを亡くしたため、終戦・帰京後は親戚をたらい回しにされますが、父の知人で釣り好きで知られた3代目三遊亭金馬さんに引き取られています。三遊亭金馬家に七代目林家正蔵の奥さんが出入りしていました。
この偶然があったので七代目林家正蔵さんの長男である先代林屋三平さんとめぐり会う事ができたのですよ。

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前フリが長くなりましたが落語研究会の話は楽しめました。
特に欅家しい朝さんの「妾馬」はプロ級です。
多分この方成蹊大学の落語研究会にいたように思われ、基礎はしっかりとできています。
それが永年の積み重ねで円熟の話しになったのでしょう。
大笑いしました。

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さらに付け加えますとこの演者の中の一人が、ほぼほぼアマチュアみたいです。
セリフは忘れるは、つっかえるはで観ていましてヒヤヒヤです。
さら〜に極度の緊張の為に汗が絶えまなく吹き出てきて、その度に手拭で汗をぬぐっています。
これでは見ている方がかえって緊張してしまいます。
このように緊張感をもって観る落語は初めてです。
やはり落語は口跡の良し悪しでしょう。それとほぼほぼ同意語ですが滑舌の良さでしょう。
私は五代目古今亭志ん生さんのような滑舌の悪い演者はあまり好きではありません。
さらに目線でしょう。このアマチュアの方は目線が安定していなくこれまた不安になりました。
要は挙動不審の犯罪者のようです。
いずれにしても別な意味で楽しめました。さらなる精進を望むところであります。
私も人前で話すのは大好きなので、将来は素人落語家になろうかなと計画しています。
その際はご案内しますので、観に来て下さいね・・・


マジ(笑)



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今日は小糠雨降る淡路町に出没です。
無性に炒飯が食べたくなりました。
そこで選んだお店は中国料理「興安楼」さんです。

住所: 東京都千代田区神田須田町1-2
電話:03-3253-1288
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダー「上海風ブラックチャーハン」@750円です。
暗い雰囲気の店内です。
照明も暗いし、店員さんも暗いし、それに反して厨房からは中国語の高笑が洩れてきます。
なにか長居したくない気分が横溢してきます。

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待つこと3分で「上海風ブラックチャーハン」の到着です。
見た目ブラックというより濃い目のブラウンチャーハンです。
「ブラックチャーハン」ってビーフシチューの素とかブラックペッパーを入れるのですが、このお店では中国醤油を入れて作るようです。

それでは実食です。
一口、口に入れますと甘ショッパイ懐かしい香気が口内でふくらんできます。
数時間かけて炙り焼いた紅色の叉焼が良い味わいのアクセントになっています。
イケますね。美味しいです。

カボチャの馬車
しか〜しこれはシンデレラのおとぎ話と同じで、時間制限の美味しさです。
後半チャーハンが冷めてきますと、きらびやかな馬車がカボチャの馬車に変わるが如くになりました。
要は味がくどくなってきたのです。
で〜もコスパよいので満足です、ハイ。

それでは(^_-)