今日は「日本一美味しいケーキ屋さん」です。
とうとう待ちに待った年末・年始休暇に突入しました。
このブログのアップ日は1月7日なのでだいぶ時間差がありますよね。
お許しください。纏め書きの弊害であります。
実は甘党です。
停酒する前は大の左党を自負していたのですが、実は隠れ甘党だったのでした。
そして停酒をきっかけにもう隠す必要がないというか、隠さなくなったので全開になったわけです。
ということで年末・年始休暇の初訪問は日本で一番美味しいケーキ(オーストリアンケーキ)屋さんに行って参りました。このお店は
このブログを書いた時に知り得たのでした。
今日のお店はウィーン菓子の絶巓「リリエンベルグ」さんです。
住所: 神奈川県川崎市麻生区上麻生4-18-17
電話:044-966-7511
定休日:第1・3月曜、火曜
このお店、年内はすべてのcalendar dayを営業するですが、新年は1月1日から9日まで9日間のlong holidayをとる為に、作り置きの焼菓子の在庫が払底するみたいです。
したがいましてただでさえ行列店なのですが、この状況により大行列必至なのです。
そこで10時の開店よりだいぶ前に行く計画をたてました。
前日、カーナビが高速を使えば70分で到着と計算してくれましたので、当日は余裕を持って8時に家を出ました。
道すがらの東名高速はめずらしく空いており、なな何とお店には8時40分に到着してしまったのです。
わかりやすく申しますと、開店1時間20分前に着いてしまったのです。
さすがに到着一番でした。
この日はみぞれがまじる悪天候で震えながらお店の玄関で待っていましたら、そこは玄関ではなく喫茶室(tearoom)の入口だったのです。
うかがった時には店内超混雑の為にその喫茶室(tearoom)は臨時閉鎖されており、駐車場整備の方々の出入口となっていたのです。
最初は新しい整備のアルバイトさんに間違えられたのですが、すぐにお客だと分かったみたいで、このお店の警備主任がその失態にひどく恐縮されまして、時間になったら呼びに参りますので車で待っていて下さい、という事にあいなったのです。
そして開店10分前、車中にいた私は警備主任に呼ばれ、正しい玄関に向かいますと、そこには既に長蛇の行列できていました。
その行列を警備員さんの声掛けで、このお客様が、今日の最初のお客様です。道をお譲りくださ〜い、と大きな声で叫んでくれましたので、恥ずかしながらも沢山のお客さんが待っている右側にある入口用階段の脇の左側の出口用階段を登っていって一番札の場所を取ったのであります。
ここのシェフは、街のケーキ屋さんとして、地元の人に愛される温かい店でありたいと考えていて、そのこだわりは、洋菓子の味以外にも及ぶのです。
具体的に申しますと、お店の外回りはジブリ映画にでてくるお城の様な雰囲気を醸し出しており、その店内と申せば、おとぎ話から飛び出したような幻想的なしつらえとなっているのです。
ちなみに店名の「リリエンベルグ」とはドイツ語で「百合の丘」を意味します 。
「ここにこんなお店があってよかった」と思ってもらえる様な店にと願い「新百合ヶ丘」に1988年にオープンしたそうです。
それではお店の外観と店内の様子を一気に公開します。
宜しかったらご覧ください。
#お店の外観です。










#店内の様子です。









#お菓子の面々です。



まずは横溝オーナーシェフのこの言葉を紹介させてもらいます。
「ケーキは決してアートじゃない。子どもから大人まで、誰もが食べたときに温かみを感じてくれるような菓子を作りたいと、40歳で独立して以来、思い続けている。
何より心がけているのは素材の味を大切にすること。イチゴ、マンゴー、ラフランスなど北海道から沖縄まで十数軒の農家と直接契約している。農家が届けてくれる新鮮な食材をなるべく早く使い切る」
そしてその思いが塗り込められた数々のケーキを以下に紹介します。
#ザッハトルテ


実はこれを食べたかったのです。
ウィーンの代表的なチョコレートケーキです。
横溝シェフの修行時代のウィーンの老舗のレシピはそのままにし、独自のテクニックで口当たりを軽くして、甘みを強く感じさせない様に作りあげたものです。
スイス産スイートチョコレートとフランス産カカオマスをブレンドしています。
味ですか噂とおりの絶品です。
横溝シェフの苦心の作であるチョコレート粒子の微細な質感がすごいですね。
美味しいです。
掛け値なしに日本一の「ザッハトルテ」でしょう。
#イチゴのタルト



見た目がキレイです。
カスタードクリームをたっぷり流し込んだ生地の上一面に いちごが隙間無く並んでいます。
甘酸っぱくて幸せな味わいです。
イチゴが美味しいです。
カスタードクリームのまったりとした質感がイチゴに良く合っています。
外連味(けれんみ)のない素材重視の一品でしょう。
#トムテン

トムテン(妖精) をケーキに仕上げました。
これはセカンドパティシェの作品です。
食べるのがはばかれるような可愛らしいお菓子です。
紅茶風のケーキですが、中は苺がぎっしりと詰まっています。
何度も横溝シェフからダメだしを受けて完成しました一品ですので瑕瑾はありません。
完成度の高さに拍手です。
#ウィリアムス


ウィリアムスは洋梨とラム酒のケーキです。
金粉がさりげなくゴージャス感を醸しだしています。
クリームと洋梨のとろとろ感がたまりませんね。
これは見た目からは想像できませんが、言葉を無くすほど美味しいです。
#抹茶のロールケーキ


緑があざやかなロールケーキです。
横溝オーナーの「あんこ」好きが高じて、小豆を自家炊きしているという、絶品ロールケーキです。
香り高い抹茶生地と抹茶のクリームとのバランスが素晴らしいです。
美味しいです。
和風テーストと申してもよろしいでしょう。
私も「あんこ」好きなのでたまらない一品でした。
#カプチーノ


マスカルポーネチーズを贅沢に使ったムースとエスプレッソにつけたスポンジがアクセントです。
コーヒー味のケーキです。ホワイトチョコのウサギが飾りになっています。
大人の味です。美味しい。
#ショコラーデオーバス


口当たりの軽いチョコレートスポンジにアールグレイティのシロップを浸しチョコレートクリームをサンドした優しい味のチョコレートケーキです。
これはチョコレートケーキの最高峰です。
美味しい、思わずため息がでました。

焼菓子もかなり求めましたが、焼菓子はとれ高がよくないのであえて画像upはしなかったのです。
このお店はケーキより焼菓子の方が美味しいです。
そして一番強調したいのはこのお店の販売員さんです。
接客の仕方、そのhospitalityは今まで訪れたケーキ屋さんの中では最高です。
ケーキは美味しいのだけれど待っているお客の順番を間違えたり、ケーキの説明がきちんとできなかったりするお店は多いのですけれど、このお店はそんなことは皆無でした。
これって「言うは易く行うは難し」であります。

ケーキの名前を妻に教えてあげたいのだけれど、とお願いすればあわただしい接客の中でもきちんとこの様にケーキの名前を納まっている場所毎に明記してくれました。
多分ですよ、これって販売部門の責任者である横溝マダム(社内では真弓さん)がこのような躾というかサービス体制を作ったのだと想像するに難くありません。
横溝オーナーが奥様である横溝マダム(真弓さん)にまったく頭があがらないというのは那辺にあるのかもしれませんね。本当にハードとソフト両面に亘って本当にすごいお店でした・・・
とうとう待ちに待った年末・年始休暇に突入しました。
このブログのアップ日は1月7日なのでだいぶ時間差がありますよね。
お許しください。纏め書きの弊害であります。
実は甘党です。
停酒する前は大の左党を自負していたのですが、実は隠れ甘党だったのでした。
そして停酒をきっかけにもう隠す必要がないというか、隠さなくなったので全開になったわけです。
ということで年末・年始休暇の初訪問は日本で一番美味しいケーキ(オーストリアンケーキ)屋さんに行って参りました。このお店は

今日のお店はウィーン菓子の絶巓「リリエンベルグ」さんです。
住所: 神奈川県川崎市麻生区上麻生4-18-17
電話:044-966-7511
定休日:第1・3月曜、火曜
このお店、年内はすべてのcalendar dayを営業するですが、新年は1月1日から9日まで9日間のlong holidayをとる為に、作り置きの焼菓子の在庫が払底するみたいです。
したがいましてただでさえ行列店なのですが、この状況により大行列必至なのです。
そこで10時の開店よりだいぶ前に行く計画をたてました。
前日、カーナビが高速を使えば70分で到着と計算してくれましたので、当日は余裕を持って8時に家を出ました。
道すがらの東名高速はめずらしく空いており、なな何とお店には8時40分に到着してしまったのです。
わかりやすく申しますと、開店1時間20分前に着いてしまったのです。
さすがに到着一番でした。
この日はみぞれがまじる悪天候で震えながらお店の玄関で待っていましたら、そこは玄関ではなく喫茶室(tearoom)の入口だったのです。
うかがった時には店内超混雑の為にその喫茶室(tearoom)は臨時閉鎖されており、駐車場整備の方々の出入口となっていたのです。
最初は新しい整備のアルバイトさんに間違えられたのですが、すぐにお客だと分かったみたいで、このお店の警備主任がその失態にひどく恐縮されまして、時間になったら呼びに参りますので車で待っていて下さい、という事にあいなったのです。
そして開店10分前、車中にいた私は警備主任に呼ばれ、正しい玄関に向かいますと、そこには既に長蛇の行列できていました。
その行列を警備員さんの声掛けで、このお客様が、今日の最初のお客様です。道をお譲りくださ〜い、と大きな声で叫んでくれましたので、恥ずかしながらも沢山のお客さんが待っている右側にある入口用階段の脇の左側の出口用階段を登っていって一番札の場所を取ったのであります。
ここのシェフは、街のケーキ屋さんとして、地元の人に愛される温かい店でありたいと考えていて、そのこだわりは、洋菓子の味以外にも及ぶのです。
具体的に申しますと、お店の外回りはジブリ映画にでてくるお城の様な雰囲気を醸し出しており、その店内と申せば、おとぎ話から飛び出したような幻想的なしつらえとなっているのです。
ちなみに店名の「リリエンベルグ」とはドイツ語で「百合の丘」を意味します 。
「ここにこんなお店があってよかった」と思ってもらえる様な店にと願い「新百合ヶ丘」に1988年にオープンしたそうです。
それではお店の外観と店内の様子を一気に公開します。
宜しかったらご覧ください。
#お店の外観です。










#店内の様子です。









#お菓子の面々です。



まずは横溝オーナーシェフのこの言葉を紹介させてもらいます。
「ケーキは決してアートじゃない。子どもから大人まで、誰もが食べたときに温かみを感じてくれるような菓子を作りたいと、40歳で独立して以来、思い続けている。
何より心がけているのは素材の味を大切にすること。イチゴ、マンゴー、ラフランスなど北海道から沖縄まで十数軒の農家と直接契約している。農家が届けてくれる新鮮な食材をなるべく早く使い切る」
そしてその思いが塗り込められた数々のケーキを以下に紹介します。
#ザッハトルテ


実はこれを食べたかったのです。
ウィーンの代表的なチョコレートケーキです。
横溝シェフの修行時代のウィーンの老舗のレシピはそのままにし、独自のテクニックで口当たりを軽くして、甘みを強く感じさせない様に作りあげたものです。
スイス産スイートチョコレートとフランス産カカオマスをブレンドしています。
味ですか噂とおりの絶品です。
横溝シェフの苦心の作であるチョコレート粒子の微細な質感がすごいですね。
美味しいです。
掛け値なしに日本一の「ザッハトルテ」でしょう。
#イチゴのタルト



見た目がキレイです。
カスタードクリームをたっぷり流し込んだ生地の上一面に いちごが隙間無く並んでいます。
甘酸っぱくて幸せな味わいです。
イチゴが美味しいです。
カスタードクリームのまったりとした質感がイチゴに良く合っています。
外連味(けれんみ)のない素材重視の一品でしょう。
#トムテン

トムテン(妖精) をケーキに仕上げました。
これはセカンドパティシェの作品です。
食べるのがはばかれるような可愛らしいお菓子です。
紅茶風のケーキですが、中は苺がぎっしりと詰まっています。
何度も横溝シェフからダメだしを受けて完成しました一品ですので瑕瑾はありません。
完成度の高さに拍手です。
#ウィリアムス


ウィリアムスは洋梨とラム酒のケーキです。
金粉がさりげなくゴージャス感を醸しだしています。
クリームと洋梨のとろとろ感がたまりませんね。
これは見た目からは想像できませんが、言葉を無くすほど美味しいです。
#抹茶のロールケーキ


緑があざやかなロールケーキです。
横溝オーナーの「あんこ」好きが高じて、小豆を自家炊きしているという、絶品ロールケーキです。
香り高い抹茶生地と抹茶のクリームとのバランスが素晴らしいです。
美味しいです。
和風テーストと申してもよろしいでしょう。
私も「あんこ」好きなのでたまらない一品でした。
#カプチーノ


マスカルポーネチーズを贅沢に使ったムースとエスプレッソにつけたスポンジがアクセントです。
コーヒー味のケーキです。ホワイトチョコのウサギが飾りになっています。
大人の味です。美味しい。
#ショコラーデオーバス


口当たりの軽いチョコレートスポンジにアールグレイティのシロップを浸しチョコレートクリームをサンドした優しい味のチョコレートケーキです。
これはチョコレートケーキの最高峰です。
美味しい、思わずため息がでました。

焼菓子もかなり求めましたが、焼菓子はとれ高がよくないのであえて画像upはしなかったのです。
このお店はケーキより焼菓子の方が美味しいです。
そして一番強調したいのはこのお店の販売員さんです。
接客の仕方、そのhospitalityは今まで訪れたケーキ屋さんの中では最高です。
ケーキは美味しいのだけれど待っているお客の順番を間違えたり、ケーキの説明がきちんとできなかったりするお店は多いのですけれど、このお店はそんなことは皆無でした。
これって「言うは易く行うは難し」であります。

ケーキの名前を妻に教えてあげたいのだけれど、とお願いすればあわただしい接客の中でもきちんとこの様にケーキの名前を納まっている場所毎に明記してくれました。
多分ですよ、これって販売部門の責任者である横溝マダム(社内では真弓さん)がこのような躾というかサービス体制を作ったのだと想像するに難くありません。
横溝オーナーが奥様である横溝マダム(真弓さん)にまったく頭があがらないというのは那辺にあるのかもしれませんね。本当にハードとソフト両面に亘って本当にすごいお店でした・・・
こんなお店は、期待大です。
ケーキのなまえの手書きが、なんとも心をくすぐられます
アップされているケーキのどれも、美味しそうです。
お奨めの ザッハトルテ食べてみたいですね〜