今日は「合コン考」です。
合コン2
さすがに今となって合コンなぞはいきませんが、大学はそのような出会いが大好きな学校でして、若い時はよく企画しましたし、良く行きました。
特に私はファッションに気を使うオサレな仲間が多かったのでhigh-end志向でした。
High-end志向をわかりやすく申しますと、所謂御三家である聖心、フェリス、白百合の女子大学生と付き合う事です。したがいまして、ここらの女子大と合コンの企画をしませんとかなり安く見られました。
日本女子、学習院女子は高田馬場の学校の色がついていて、その当時はまるで汚い雑巾を見るような感じすら持っていました。あくまでも当時ですからね。

一度、赤坂のイタイリアンで複数の東大の女子学生と親しく合コンする機会がありました。
その時は、私達の事をまるで女衒(ぜげん)、即ち性風俗関係の仕事を強制的にさせる人身売買業者のように思っていたようで「そのような事ばっかりしていますといつか地獄に落ちますわよ」的な慈愛あふれるご助言を発し続けていました。
当時の私の大学のイメージがそうだからといっても、それはいくらなんでも言いすぎです。
そこまで落とし入れるのであれば、「蓼食う虫も好き好き」という諺はあったにせよ、「貴女だけは売る自信はない」と耳許で囁きたい気持ちが頭をもたげました。
しか〜しね、さすがにね、そこは大人の対応をしました。

それからしばらくして、今度はフェリスの美女達と銀座の喫茶店「モーツアルト」で合コンした時に、その中の美的女子から驚愕のつぶやきがありました。それは次の様なものでした。
「私は、今日まで容姿に自信のない友達から合コンに誘われたことは一切ありませんわ。
どんなに仲良くても『合コンに行ってきたわ』と事後報告のみですもの。
それなのに『イケメンの男友達を達紹介してくださらない』などはよく頼まれますから都合いいなと思います。
同じような容姿の友達からはさそわれますけれどね。
合コンは幹事以上の美形の友人を誘わないのは暗黙のルールでしょう。
美人は合コンに行かなくても普通に生活しているだけで相手はみつかりますものね。」
な何と自信にあふれたお言葉でしょう。
個人的には、これこそ「美人特権」だと思いますのでおおいに支持しました。

合コンの誇大喧伝は今でも連綿と続いていると思います。
特に女性は同性をやたら褒めます。
それも「一点美人」です。
顔が小さいから始まって鼻の穴が縦長で格好いいなどと枚挙にいとまがありません。
これって、本当は不均衡な仲間の美醜バランスを「それぞれにきれいな部位がある」と認識することによって、皆が同一だと思いこもうとしているのでしょう。
加えてうかつに相手のすごく良いセールスポイントを褒めれば、熾烈な異性獲得競争において無用のadvantageを相手に与えてしまうという深謀遠慮も働いているのでしょう。
だから影響力の少ない「一点ボメ」になるのでしょう。

合コンはある種の「競争原理」の縮図です。
従いまして、競争原理を受け入れるのは合コンを参加する人としてはまったく当然のことで、疑う人はいないと思います。しか〜し、これがさらに加速していき、暴走していけばどうなるのでしょうか。
競争に勝つために、いろいろなものを例えば友情などを犠牲にしていくことになるのでしょう。
競争とは、お互いに相手とフェアプレイで戦って、互いに成長するためのものだと申しても、今さら詮無きことですよね・・・

There's beggary in the love that can be reckoned.
計算された恋は卑しいものだ。
William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)


Top the bottom run through The Snow Centre Hemel Hempstead for Forged In Steel!



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今日は茅場町に出没です。

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これが今話題の「OKB3」さんです。
この3人は大垣共立銀行の行員さんだそうです。
初めてみましたが、マジにクリビツです。
すごいですね、最近の銀行は・・・

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ということで今日のお店は行列の牛たん屋さんです。
今日のお店は「たん助六」さんです。

住所: 東京都中央区兜町16-6 1F
電話:03-6667-0155
定休日:日曜日・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「牛たん焼定食」@980円です。

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待つこと2分で牛たんスープと麦ごはんの到着です、
透き通ったタンスープはネギのジュリエンヌ(千切野菜)と厚い牛たんが入っています。
これは秀逸です。とても美味しいです。

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待つこと5分で牛たんの到着です。
見た目bolumy(和製英語)ですね。
牛たんは柔らかくて美味しいです。
噛みしめるたびに草原を漂うようなふくよかなしっとりとした香りを感じます。
とても美味しいです。

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白眉は味噌南蛮ですね。
辛さは少しキツイのですが、すごく楽しめるのです。
これこそまさに「ご飯の友」でしょう。

気になったのはマダム(お店の奥様の店内呼称)なのですが、針の穴を通さんばかりの気配りにはおどろかされました。しか〜しこれは丁寧と慇懃無礼の狭間にあります。
個人的には後者の方が強いように感じました。
その理由は、厨房に対する指示が上から目線だったからです。
まぁどちらでもよござんすが、すごく素敵なお店だったので、前者であって欲しいなと思う今日この頃であります。

それでは(^_-)