今日は「伝法院通り」異聞です
本日は所用があり奥様と浅草に参りました。
時間が余ったので伝法院辺りをブラリしました。
昔はこの通りは貧民窟的な様相を呈していましたが、remodelしてから見違える程のオサレなstreetに変身しました。
「〜しやがる」などの乱暴で荒っぽい言葉使いを「伝法な口調」と言いますが、originは伝法院の門番が住職法親王様の威光を頼んで無茶なことをしたことから、粗暴な振る舞い、即ち見世物や劇場などに無銭で押し入ることをさしていました。
私が子供の頃は、女性が男っぽい口調で啖呵をきるときに「女なのに伝法な」というような言い方をしていましたが今では死語でしょう。
ということで今日のフリネタは「伝法院」通りです。
宜しかったらお付き合いください。
意外に知られていないのが伝法院通り「地口行灯(じぐちあんどん)」です。
地口とは江戸時代に流行した言葉遊びで、駄洒落の一種です。
これを絵画化したのが「地口絵」で、これを行灯に仕立てたのが「地口行灯」です。
この「地口行灯」を祭礼などに競って飾る、というのが江戸の風習のひとつでした。
上記画像は鎮護堂(おたぬきさん)さんです。
鎮護堂(おたぬきさん)の縁日では、古くから数多く「地口行灯」が奉納され、賑やかに飾られていたのが「地口行灯」の嚆矢です。
今では12本の街路灯(24面)に年間を通してこの「地口行灯」を飾るようになったのです。
以下にその一部を紹介しますのでご覧ください。
たらいに見かわすかおとかお(互いに見かわす顔と顔)
とんでゆに入る夏のぶし(飛んで火に入る夏の虫)
大かぶ小かぶ山から子供がぬいてきた(大寒小寒山から小僧が泣いて来た)
はだかで田っぽれ田っぽれ田っぽれ(裸でかっぽれ)
大かめもちだ(大金持ちだ)
おやおやうずばっかり(おやおやうそばっかり)
おかめはちまき(傍目八目)
おおたけのみ(大酒のみ)
如何でしたか・・・
ということで今日のlunchは浅草です。
最近TVでやたらfeatureされている喫茶店です。
今日のお店は「ロッジ赤石」さんです。
住所: 東京都台東区浅草3-8-4
電話:03-3875-1688
休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー
私は「カツ重(お新香・味噌汁付)」@1,030円です。
奥様は「ポーク生姜焼き(ライス、味噌汁付)」@1,030円です。
待つこと28分で「カツ重(お新香・味噌汁付)」の到着です。
「カツ重」に遅れる事2分で「ポーク生姜焼き(ライス、味噌汁付)」の到着です。
私はここの黒縁の眼鏡をかけたお姉さんの威圧的接客がすきではありません。
確かに孤軍奮闘で客に対して目配り、気配りしながら身を粉にして働いているのは理解できますが、その苦労を威圧的接客で示すのは如何なものかと思います。
今日もパートのおばさんがオシボリを間違えてごみ箱に入れていたのを叱責していましたが、その言い回しが刺刺(とげとげ)しくて、こちらにまでもそれが伝染してきて一緒に怒られているような気分になってしまいます。
閑話休題
味ですよね。
私の「カツ重」は卵の黄身と白身がつややかに、そしてふわふわと揺れています。
その中に抱かれるように、顔をのぞかせるのは熱々のカツです。
カツ良し、玉子良し、割下良しの三冠王です。
これはスーパー美味しいですね。
浅草でもこのレベルの「カツ重」をだすお店は少ないのではと思います。
見た感じブラックペッパーが多いように思えたのですがそれ程のインパクトにはなっていません。
ホテルの厨房経験がある店主?が作る外連味(けれんみ)のない調理は、一本の矢に変じるらしいです。
私の味覚中枢のど真ん中に「美味の矢」が深く突き刺さりました。
とても結構でした。
総じてコスパは悪いと思いますが、早朝までやっていますので、その人件費を考えれば
宜(むべ)なるかなと納得します。
またTVでfeatureされるみたいです、さら〜に混みますね。
本日は所用があり奥様と浅草に参りました。
時間が余ったので伝法院辺りをブラリしました。
昔はこの通りは貧民窟的な様相を呈していましたが、remodelしてから見違える程のオサレなstreetに変身しました。
「〜しやがる」などの乱暴で荒っぽい言葉使いを「伝法な口調」と言いますが、originは伝法院の門番が住職法親王様の威光を頼んで無茶なことをしたことから、粗暴な振る舞い、即ち見世物や劇場などに無銭で押し入ることをさしていました。
私が子供の頃は、女性が男っぽい口調で啖呵をきるときに「女なのに伝法な」というような言い方をしていましたが今では死語でしょう。
ということで今日のフリネタは「伝法院」通りです。
宜しかったらお付き合いください。
意外に知られていないのが伝法院通り「地口行灯(じぐちあんどん)」です。
地口とは江戸時代に流行した言葉遊びで、駄洒落の一種です。
これを絵画化したのが「地口絵」で、これを行灯に仕立てたのが「地口行灯」です。
この「地口行灯」を祭礼などに競って飾る、というのが江戸の風習のひとつでした。
上記画像は鎮護堂(おたぬきさん)さんです。
鎮護堂(おたぬきさん)の縁日では、古くから数多く「地口行灯」が奉納され、賑やかに飾られていたのが「地口行灯」の嚆矢です。
今では12本の街路灯(24面)に年間を通してこの「地口行灯」を飾るようになったのです。
以下にその一部を紹介しますのでご覧ください。
たらいに見かわすかおとかお(互いに見かわす顔と顔)
とんでゆに入る夏のぶし(飛んで火に入る夏の虫)
大かぶ小かぶ山から子供がぬいてきた(大寒小寒山から小僧が泣いて来た)
はだかで田っぽれ田っぽれ田っぽれ(裸でかっぽれ)
大かめもちだ(大金持ちだ)
おやおやうずばっかり(おやおやうそばっかり)
おかめはちまき(傍目八目)
おおたけのみ(大酒のみ)
如何でしたか・・・
ということで今日のlunchは浅草です。
最近TVでやたらfeatureされている喫茶店です。
今日のお店は「ロッジ赤石」さんです。
住所: 東京都台東区浅草3-8-4
電話:03-3875-1688
休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー
私は「カツ重(お新香・味噌汁付)」@1,030円です。
奥様は「ポーク生姜焼き(ライス、味噌汁付)」@1,030円です。
待つこと28分で「カツ重(お新香・味噌汁付)」の到着です。
「カツ重」に遅れる事2分で「ポーク生姜焼き(ライス、味噌汁付)」の到着です。
私はここの黒縁の眼鏡をかけたお姉さんの威圧的接客がすきではありません。
確かに孤軍奮闘で客に対して目配り、気配りしながら身を粉にして働いているのは理解できますが、その苦労を威圧的接客で示すのは如何なものかと思います。
今日もパートのおばさんがオシボリを間違えてごみ箱に入れていたのを叱責していましたが、その言い回しが刺刺(とげとげ)しくて、こちらにまでもそれが伝染してきて一緒に怒られているような気分になってしまいます。
閑話休題
味ですよね。
私の「カツ重」は卵の黄身と白身がつややかに、そしてふわふわと揺れています。
その中に抱かれるように、顔をのぞかせるのは熱々のカツです。
カツ良し、玉子良し、割下良しの三冠王です。
これはスーパー美味しいですね。
浅草でもこのレベルの「カツ重」をだすお店は少ないのではと思います。
見た感じブラックペッパーが多いように思えたのですがそれ程のインパクトにはなっていません。
ホテルの厨房経験がある店主?が作る外連味(けれんみ)のない調理は、一本の矢に変じるらしいです。
私の味覚中枢のど真ん中に「美味の矢」が深く突き刺さりました。
とても結構でした。
総じてコスパは悪いと思いますが、早朝までやっていますので、その人件費を考えれば
宜(むべ)なるかなと納得します。
またTVでfeatureされるみたいです、さら〜に混みますね。
朝まで営業して、
タクシーの運転手さんの、たまり場
また地元の人たちに愛されている店と
紹介していました。
メニューを見ると、喫茶店とは思えぬ、
手の込んだ料理ばかりですね。
アッパレです