今日は「エクソシスト」です。
織田信長の強引さはよく知られているが、豊臣秀吉もすごい。「武力と財力で、地上のすべてを屈服させる。
天下人とは、そのような絶対者であり、地上の生物も天上の神も、すべてを支配する」この思想は、信長の脳内で生まれ、秀吉の体内で育ったといってよい。 
あるとき、秀吉最愛の養女・豪姫にキツネが取り憑いた。全国のキツネは伏見稲荷の配下である。秀吉は烈火のごとく怒り、石田三成らを呼び、「伏見の稲荷大明神に書状を書け」と命じた。もし豪姫を死なせたら、稲荷の〈社を即時に破却〉する。〈そのうえ、日本国中のキツネ猟を毎年かたく仰せつけられ、その類を断ち、悉く殺〉す。そういって稲荷とキツネを脅した。はじめ、この秀吉書状は偽物だろうと思われていたが、その後の研究で、本当に秀吉が、このような書状を書かせていたことが、わかってきた。
事実、この秀吉書状は現存している(桑田忠親「豊臣秀吉の狐狩に関する文書」)。脅しが効いたのか、豪姫の病気は治った。 
秀吉は、竜宮城にも命令している。天正18(1590)年、小田原攻めのときのこと。遠州灘の駒形という場所は、馬を乗せると船が難破するので、船頭が軍馬を乗せたがらなかった。すると、秀吉はぐっと筆をつかんで、〈(この船は)無難に通るべき者也、竜宮殿〉と書いて船頭に渡した(『理斎随筆』)。「おれの船を安全に通せ」と、竜宮城の乙姫にあてて通行手形を書いたのである。
この秀吉の時代以降、日本人は「神仏よりも世俗の力のほうが強いのだ」と思うようになった。そして、天草の乱を最後として、日本の国内から宗教がらみの戦争がなくなったのである。
「江戸の備忘録」磯田道史著より転載
我が意を得たり、です。
秀吉のこのような腕力話は心地良いですね。
個人的には死後の世界、神、仏を全否定していますが、宗教だけは「it depends on how person feels」であります。
要はその方の好き好きですので否定していません。

狐憑きですか、最近は聞きませんよね。
それはですね、2002年より「統合失調症」と呼称されるようになったからなのです。
この精神疾患は、それ以前は「精神分裂症」、さらに古くは「狐憑き」などと呼ばれていたのです。
その症状はさまざまですが、「幻聴・幻覚」も固有症状のひとつです。
姿なき物が見え、声なき声が聞こえてしまい、周囲の人たちから見ると、「狐が憑いてしまった」としか思えないほど人格が変わってしまうことから、その名前が冠せられたのです。
もちろん「統合失調症」のすべての患者が「幻聴・幻覚」を体験するわけではありません。しかしこの体験が顕著な症状を発症する患者になりますと、本人にしか感知できていない存在と日常的に行動を共にしたりするケースもあるそうですよ。
「統合失調症」は「投薬治療派」(投薬で治したケース)が圧倒的多数ですが、中には「霊能者のお払い(除霊)」を奨励している体験者もいます。
この除霊体験者の場合、「娘が数ヶ月、投薬をずっと続けていたが改善されなかった。そこで最後の手段と思い霊能者を頼ったところ、除霊により約2週間で完治した」と報告もあるそうです。

除霊

エクソシスト

エクソシスト2
除霊者(エクソシスト)って何なのでしょうか。
基本的にこの存在を認めたら日本の精神医療はすべて除霊者で固められてしまうのでありえないでしょうが、一度高校の友人の精神科医に聞いてみましょう。
すごく気になっている今日この頃であります。

There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.
人生には、二つの道しかない。
一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
アルバート・アインシュタイン


泣いてください・・・


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今日はお茶ノ水に出没です。
明治大学の学食「スカイラウンジ暁」さんで夕食をと思ったのですが、春休みでした。
大学職員っていいですよね、これだけ休みがある職種ってないですよね、正直ウラヤマシイです、ハイ。
ということでたまにはrichな夕食でも食べるかと向かった先は「銀座コージーコーナー」お茶の水店さんです。

住所: 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビル B1F
電話:03-3233-4415
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「パスタセット(ボロネ―ゼ・仏蘭西産フォアグラをのせて、シーザーサラダ、プチ抹茶デザート、珈琲)」@1,480+@200(仏蘭西産フォアグラ)=1,680円です。

このお店綺麗ですし、接客が良いので好きなお店の一つです。

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待つこと5分で「シーザーサラダ」の到着です。
見た目、色鮮やかですね。
サラダはすべて涼感あふれ且つエッヂが立っていて結構です。
生ハムが白眉です。
美味しいです。

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待つこと7分で「ボロネ―ゼ・仏蘭西産フォアグラ付」の到着です。
仏蘭西産フォアグラが光輝いているではありませんか、たまりませんね。
ボロネーゼの肉っぽさとトマトソースとの相性が抜群によいですね。
フォアグラの上にのっているバルサミコがフォアグラの味わいを高めています。
パルミジャーノ(イタリアチーズの王様)がもちもち生パスタの良いaccentになっています。
これは美味しいです、かなりのレベルです。

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デザートの「プチ抹茶デザート」と「珈琲」です。
「プチ抹茶デザート」は私のお願いで餡多めです。
「銀座コージーコーナー」さんですからデザートは鐡板です。
口福の神が降臨してきました。
このような贅沢は心をふくよかにします。
大満足のdinnerでございました。

それでは(^_-)