今日は「どのように生きるか」です。
IMG_6547
現代社会は「本気で生きる」ことが難しいという話をしましょう。本気で生きるってどういうことでしょうか。
「本気で」とついてるところが味噌で、最近よく思うのは、いまの人ってどこまで本気か分からないところがあるわけです。
青木ヶ原で首くくって自殺しようとする人の話をよくするんですが、首くくったら、枝が折れて落っこちて、「ああ、びっくりした。死ぬかと思った」と本人がいったという話です。
本人は本気で思い詰めて、もう死ぬしかないと思っている「つもり」なんですが、それはあくまで「つもり」であって、実際に首くくってみて枝が折れて落っこちたら、「ああ、びっくりした。死ぬかと思った」といってしまう。
後の「死ぬ」は本音の「死ぬ」なんですね。前の「死ぬ」は、いってみれば建前の「死ぬ」なんですよ。
いまの人はほとんどその建前の「死ぬ」しか、実感できなくなっているんです。
「真っ赤なウソ」養老孟司著より転載

最近自殺者が増えていますね。
しか〜もラッシュアワーに多いですね。
何故でしょうか?
自殺は夜と明け方に多いといわれているため、電車の動いている時間を考えると、夜が多いのはうなずけるのですが、それに加えて家庭に帰りたくなくなった人が刹那的に自殺に走ってしまったという分析があるようです。
踏切や路線には行って死ぬ場合はともかく、駅から電車に飛び込む人は決断に要する時間は短いのです。
換言すれば死にたいと思っている人が、駅の外で自殺を決断し、わざわざ切符を買って飛び込むとは思えませんからね。
とすれば通勤通学で電車を使っている人、もしくは目的もなく移動していた人が、家に帰る緊張感に耐えかねて発作的に自殺した可能性は大いにあるといわれています。
高学歴・高収入のために働いてきた人達が、自分の空虚さに気付いた時、帰るべく家庭が自分にとって重荷になってくるというのがラッシュアワーに自殺が多い理由だそうです。

養老先生は「この方々は死ぬ気で死のうと思うから死ねるのです。要は電車に飛び込めばいいんですから。だけど、それは本気で死ぬ気だったのかなって考えると、どうも本気でないような気がするんです。本気で生きていないから、本気で死ねないっていうことになるわけです」自著で語っています。
個人的には自殺をする人の多くは鬱病等の精神病疾患もおおきく影響していることから、ここまで単刀直入には申せませんが、本気で生きている件(くだり)には反応します。
「本気で生きる」って結構難しいですよね。
要はすべての事に全力であたるということでしょう。
しか〜し「メリハリをつける」という言葉もありますので、しばしば本気でない時もありますよね。
それが人生の処世術です。
でもですよ。本気で生きてきた人と適当に生きてきた人の差って、年を重ねる度にくっきり、はっきりしてきます。
つまり微差は大差を生むということなのでしょうね。

初老の方々が「速いものが嫌い」の様な事をよく言われます。
即ち「亀のように着実に歩を進めよ」的発言です。
亀の実直さと勤勉さ、そして何よりも家庭を想起させる屋根(甲羅)を背中にのせている不恰好で誠実な姿が彼等の人生にかぶってくるのでしょう。
英語でも「Slow and steady wins the race.」という教訓もありますので、この件(くだり)は万国共通の敷桁(しきげた)となっています。
初老の方々にとって、速度(x)と人生(y)はいつでもy=f(x)になっているからでしょう。
換言すればたゆまぬ速度は墓場へそそいでいるからなのです
だからゆっくりと行った方がよいのです。
人生の終盤においては、どんな些細の事でも詳(つまび)らかに見ておきたいという感性にその方が合致するからでしょう。

It matters not how a man dies, but how he lives.
どのように死ぬかではなく、どのように生きるかが重要なのだ。
James Boswell(ジェイムズ・ボズウェル)


海外のドッキリ(生きているマネキン)


IMG_7843
今日は大阪に出没です。
なにやら美味しい洋食屋さんがあるとかで早速出向いてまいりました。
今日のお店は創業88年オムライスが名物の「明治軒」さんです。

住所: 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-5-32
電話:06-6271-6761
定休日:水曜(水曜が祝日の場合は翌日)

IMG_7855
お店の外観です。

IMG_7851
店内の雰囲気です。

IMG_7848

IMG_7847

IMG_7850
メニューです。

今日のオーダー「オムライス・串カツ3本セット」@950円です。
まずはお店の惹句です。
しっとりご飯に熟練の腕が巻くつやつや卵。
創業以来のレシピを守り、愛され続けている明治軒の名物「オムライス」。
もう1つの人気メニューは串カツ。
薄く叩いた牛もも肉を、カリッと揚げて特製ソースをかければ、思わずやみつき♪
オムライスとセットで食べればどこにもない絶品の味!!
お1人様でもご家族でも気軽にご利用頂ける、そんなお店です。
お持ち帰りもやってます!お気軽にどうぞ!

老舗でんなぁ、というのが店内の感想です。
厨房はオープンキッチンです。
バックガードは顔がつらんばかりにピカピカに磨きあげられています。
厨房はこうでなくてはいけません。

IMG_7852

IMG_7853
待つこと7分で「オムライス・串カツ3本セット」の到着です。
見た目、ピカピカやんオムライス、です。
それでは実食です。
それではまずオムレツからいただきます。
どうやら火がはいりすぎたようでトロトロではありません。
ただし関東と比べてですが。
関東のトロトロオムレツに慣れてしまっている私からすると、ここのオムレツのトロトロ感は見劣りします。

チキンライスはパラっとしたものではありません。
白飯に多量の水溶性の下味をラテフロンフイパンでからませるのみのあおりなので、どうしてもドロッとした仕上がりになってしまうのです。
ここら当りは関東風のパラパラ感あふれるオムライスとは根本的に作り方からしてちがうのでしょう。
これは作り方の良し悪しを申しているのではありませんので予めお断りしておきます。

味ですか少し濃すぎます。
酸味が強いですね。
さらにオムレツにかかっているウスター系のソースはさらに濃いのです。
この濃さにはどのような意図があるのでしょうか・・・
単なるculture gapだとは思うのですが、関東のデミグラの味に慣れた者からすると考えこんでしまいます。

串カツはカラっと揚がっていて美味です。
お店特製のタレ壷のソースをくぐって供されます。
で〜も牛肉はいくらなんでも薄く伸ばし過ぎでしょう。
口内余韻がありません。
この串カツは油勝ちです、衣自体によい香ばしさが立ち込めています。

全体の印象としてはculture gapですが、大阪の老舗の味をお土産にできたので由としましょう・・・

それでは(^_-)