今日は「マタニティマーク」です。
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21世紀の母子保健分野の国民運動計画である「健やか親子21」では、その課題の一つに「妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保」を挙げている。この課題の達成のためには、妊産婦に対して理解のある地域環境や職場環境の実現、受動喫煙の防止、各種交通機関における優先的な席の確保等について、国民、関係機関、企業、地方公共団体、国がそれぞれの立場から取り組むことが重要である。
とりわけ、各種交通機関における優先的な席の確保については、優先席のマークなどにおなかの大きな妊婦のマークが使われているが、妊娠初期には外見からは妊娠していることが分かりづらいことから、周囲からの理解が得られにくいという声も聞かれるなど、さらなる取組が必要とされている。
こうした課題の解決に向けて、「健やか親子21」推進検討会において、マタニティマークを募集し、マークを妊産婦に役立てていただくとともに、妊産婦に対する気遣いなど、やさしい環境づくりに関して広く国民の関心を喚起することとした。
平成18年3月10日厚生労働省発表転載

先週通勤の車中で多分通勤途中だと思われるお腹の大きい女性が目の前に座っている女性に「妊婦に立たせるの!貴方も女でしょう」って言って腕力で席を勝ち取った場面に遭遇しました。
とてもイヤな感じがしました。
マタニティマークって席を譲らせるための水戸黄門的な印籠ではないはずですし、だいたいマークそのものにも「席を譲れ」とは書いていません。
このマークを見てどう行動するかは、見た側が考えることになります。
妊婦さんなんだ、席を譲ろうかな、と考える人もいれば、そうではない人もいるわけで、それは個人個人の妊婦に対する向き合い方だと思います。
決して強制されるものではありません。
さらに最近ではこのマークがnet auctionにかけられてtradeされているそうです。
多分太った女性が自分の肥満をカモフラージュするために求めるのでしょう。
あわよくば席も譲ってもらえますからね。
こういう人もいるものですから好意で席を譲ってよいのかどうか考えてしまいます。

妊娠初期は流産の可能性が高いのでこのマークの必要性が高まります。
そういう意味ではお腹が目立つ頃よりも目立たない頃に席を譲った方が有効的なのです。
奥様の妊娠時にはこのマークはありませんでしたが、かなりの確率で席を譲ってもらっていました。
当時人情あふれる下町に住んでいたことと、私がそのsceneにいたのがほとんど休日だったことの二点が連関していると思います。要はTPOなのです。
個人的にはso farマタニティマークを付けている女性が目の前に立っている時には100%席を譲っています。
しか〜しその立ち振る舞いは少し違っています。
私の通勤途中は自分のsophisticationの為に一所懸命勉強しています。
したがいましてその時にマークを付けた女性に立たれると正直少しうんざりして席を譲ります。
休日の時の様に車内で何もすることがない時は積極的に譲っています。
この差があるのですよね・・・

妊婦の方は色々と諸般の事情があるかと思いますが通勤の満員電車に乗る事は避けて時差出勤してください。
それが生まれてくる赤ちゃんに対する最大の防衛策だと思います。
そして体調が悪かったらその旨を声掛けしてください。日本人なら必ずそのように言われたら席を譲ると思います。
特に男性の立場からいわせてもらいますと、妊婦でもとてもきびきびと生活している方もおられますので、その緊急性というか体調が悪い時はわからないのです。
いずれにしても赤ちゃんは日本の将来を背負う宝です。
健やかな赤ちゃんが多く生まることは日本をさらに明るくします。

最後に個人的には通勤時に限り「どこで降りるマーク」を付ける事を国民に義務つければ、皆自分が座れる時間が確認でき立っていることが我慢できます。
その結果として優先席に健康な人が座る事はなくなると思います、キッパリ。
安倍総理是非一度ご検討くださいm(__)m


アメリカのヒップ・ホップ・デュオが初めてロンドンのテレビ番組に出演してセンセーションを起こす、というビデオです。



オリンピック
今日は朝4時におきて(いつも土曜日は4時に起きている)オリンピックの開催都市の発表をみていました。
東京に決まってよかったですね。心の底より喜んでいます。
しか〜し正直オリンピック特需で仕事がすごく忙しくなります。
まっいいか、仕事好きですから、キッパリ。

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今日はりんご(APPLE)に用事があって銀座に奥様と出没です。
銀座ってお昼に食べられるところって少ないのですよね。
ということでおとぼけ夫婦が訪れたのは、なな何と銀座老舗「木村屋總本店」銀座本店さんです。

住所: 東京都中央区銀座4-5-7 銀座木村屋総本店
電話:03-3561-0091
定休日:年中無休(大晦日、元旦を除く)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ペアプレート(ビーフシチューのハーフ&ハンバーグのハーフ」@1,850円です。

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こちらは明治2年創業のパン屋さんです。
もともとは茨城県牛久市出身の創業者木村安兵衛が、東京芝日陰町に日本初のパン屋「文英堂」を開業したのが始まりです。確かこの人お侍だったはずです。所謂武家の商法の成功例ですね。
文英堂の「文」は安兵衛の妻の名前“ぶん”と文明開化の“文”ですか、息子英三郎の「英」をとったのだという説があります。
その後火事に見舞われ、翌明治3年に現在の銀座付近に移り同時に屋号を「木村屋」に改称されました。
かの有名な「酒種あんぱん」の販売が開始されたのは明治7年です。
販売開始の翌明治8年4月4日には明治天皇が東京向島の水戸藩下屋敷(今の隅田公園)を行幸された折に、侍従であった山岡鉄舟より酒種あんぱんが献上されご試食の栄を賜りました。
さらには天皇皇后両陛下のお気に召しとなり引続き上納の栄を賜り、これによって宮中御用商に加わったのだそうです。
ちなみに、このことから明治天皇に献上された4月4日は「あんぱんの日」として記念日に制定されました。
もしかして糖尿病で亡くなった明治天皇の病気の萌芽がこのあんぱんだったりして、嘘です。
ごめんなさい、木村屋總本店さんm(__)m

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結構並びました21分後に入店です。
まずはレトロなデザインのオシボリです。

木村屋といえばパンです。
私が頂いたパンを一挙に公開します。

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人参パンとトウモロコシパンです。
人参パンはあまりくりびつはありませでしたがトウモロコシパンは生地が甘くて美味しかったですね。

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胡桃パンとほうれん草パンです。
胡桃パンはコリコリ食感が最高です。ほうれん草パンは香りが良く且つ良い味わいです。

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トマトとバジルパンです。
これが今日一でしょう。すごく香りが高い一品です。
木村屋さんおそるべしです。とても美味しかったです。

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待つこと3分でサラダの到着です。
私の嫌いなベチャコサラダです。
このようなサラダを供する作り手のセンスは許せません。
案の定ドレッシングも酸味が強くてペケポンです。

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待つこと11分でプレートの登場です。

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ビーフシチューの器がハンバーグのソースで汚れています。
給仕する人は皆プロパーさんみたいですので、このような場合はキッチンクロスで汚れを拭き取ってからお客にだすのが給仕の常識のはずです。
緊張感がたりませんね!

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ハンバーグは凡庸な味です。
肉には上質な美味しさがありますが、ハンバーグに弾力がなくジューシーさもありません。
かなり残念です。

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ビーフシチューはトロトロ感が横溢しています。
実際に食して見ますと口トロです、これはとても美味しいです。
ソースにはかなり香りのよい赤ワインがおしげもなく注ぎ込まれているようで濃厚かつ良い味わいです。

しか〜しビーフシチューのような非凡な一品とハンバーグのような凡庸な一品を作るchefの舌というか腕は一体どうなっているのでしょうか、そこがとても不思議に思えました。
いずれにしても銀座ですのでコスパは良くないですが、美味しいパンを食べたい方にはお薦めのお店です。

それでは(^_-)