今日は「回転ずし受難」です。
回転すし
「30代男性がマクロの皿をとった後にサーモンを選ぶ確率は?」 
あきんどスシローは顧客の注文を先読みするシステムの開発を急ぐ。1人あたりの平均食数は10皿。豊崎賢一社長は「もう1皿を誘うポイントを探し出せ」と専任チームにハッパをかける。 
全国に約350店あるスシローが蓄積する販売データは1年で15億。膨大な経験値を分析して「軍艦巻きを食べた小学生の男の子が卵焼きを食べたくなるタイミング」を狙い澄まして皿を流すサービスに挑む。

週末には60〜90分待ちもある回転ずしの人気店。「くら寿司」のくらコーポレーションはインターネット予約をいち早く導入。顧客の待ち時間を減らしつつ、座席の稼働率を平準化した。景品が当たるルーレットが付いた注文タッチパネルで子供を飽きさせず、店内で待つ顧客にはスマートフォンに電子漫画を配信して楽しませる。 
2000年から12年に市場規模が2倍近く膨らんだ回転ずしの成長のけん引役が、顧客満足度を高めるIT(情報技術)経営だ。裏方でも100万円を超える「しゃり玉ロボット」を導入して省力化。売上高人件費比率もシステム化で先行してきたファミリーレストランより平均で5ポイント低い。 
だが、調査会社エヌピーティー・ジャパン(東京・港)によると昨年10月、24ヵ月連続で前年実績を上回っていた回転ずしの利用客数がマイナスに転じた。同社は「低価格に慣れた家族客がファミレスなどに流れはじめた」とみる。  
変調の波は出店競争にも及ぶ。大手3社が得意とする郊外が一巡。「幹線道路沿いの出店余地が狭まり、都心部に新たな出店地を求めている」
(いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員)
「変調の波回転ずし」日本経済新聞より転載

なな何とデフレキングの回転ずしが調子悪いようです。
理由は色々とあるようですが、一番目の要因は“客離れ”のようです。
低価格に慣れた家族客がファミレスに流れ始めたようです、
要は回転ずしの味に飽きられたのでしょう。
二番目の要因は円安による原料高と日本人の味のこだわりからおきる海外調達の難しさが起因しているようです。
というのも回転ずしの原価に材料費の占める割合は45%と構成比の中で断トツです。
ちなみに他の比率は、人件費が25%、地代、家賃、水道光熱費が25%、営業利益が5%です。
ここで特徴的なのは収益性の低さですね。
例えば安定的に輸入している人気ネタが不漁となれば、他の国から高くても緊急輸入しなければならず、あっというまに10%程度材料コストがあがります。
45%×10%≒5%ですから、瞬間的に5%の利益は吹き飛んでしまうわけです。
そのような背景のなか、かっぱ寿司の13年2月期決算は9億円の黒字予想から20億円の赤字になっているようです。他のくら寿司、スシローも似たり寄ったりの決算です。

このような構造的収益体質から回転ずしでは“脱すし”メニューに力を入れて、魚の使用率を下げる試みをしています。実際にくら寿司ではデザートなどのすし以外のメニュー比率を4割までもってきています。
しか〜しどうなのでしょう、回転ずしにきてデザートを食べる必然性ってあるのでしょうか。
子供客が多いくら寿司では喜ばれるのでしょうが・・・
私は大人客の多い銚子丸にいっていますが、そこでもデザート皿は流れていることは流れていますが、取る人はほとんどいません。
難しいところですよね、すし以外メニューを増やすのはお店の勝手ですが、取ってくれなければ意味がありません。その一方で好きなすしを食べに来ている客は、肝心要のすしが流れてこなくてデザートばかりでは、食の楽しみは半減となりいずれは再訪しなくなります。

いずれにしてもデフレ下で急成長した回転ずしは、景気回復の期待が高まる中、あらたなパラダイムを作り上げなければなりません。
頑張れ回転ずし、たまには食べに行くぜ



巨匠ウディ・アレン監督が、古都ローマを舞台にさまざまな男女が繰り広げる人間模様を¬軽妙なタッチで描くロマンチック・コメディー。『タロットカード殺人事件』以来となる¬ウディが自身の監督作に登場するほか、ベテランのアレック・ボールドウィン、『それで¬も恋するバルセロナ』のペネロペ・クルス、若手実力派ジェシー・アイゼンバーグ、エレ¬ン・ペイジら豪華キャストが勢ぞろい。コロッセオやスペイン階段などの名所をはじめ、¬普通の観光では訪れることがあまりない路地裏の光景など、次々と映し出される街の魅力¬に酔いしれます。



今日は富士見台に出没です、美味しい中華でもたべるかとお訪(とな)いをいれたのは「麺條居士(めんじょうきょし)」さんです。
このお店は美味しいですよ。
今日はどのような喜びを与えてくれるのでしょうか・・・

住所: 東京都練馬区貫井3-16-11 関口ビル1F
電話:03-3999-2185
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「海老となすのチリソース」@1,160円です。

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待つこと10分で「トマトのスープ」です。
トマトの酸味がよいですね、味わいは意外とマイルドです。
イケます。

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「茄子としし唐の煮びたし」です。
うん、これは食感が最高です。
美味しいです。

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待つこと11分で「海老となすのチリソース」の到着です。
なんとも色鮮やかな一皿です。
これは海老良し、なす良し、ソース良しです。
白眉はモロッコいんげんです。
これが食感と彩(いろどり)に良いアクセントになっています。
なんとも美味しい一皿です。
チリソースの辛さがこのお店が四川の名店である事を思い出させます。
とても美味しゅうございました。

それでは(^_-)