今日は「戦争の風景」の話です。
戦争の傷跡」
私はblog名の通り東京の下町生まれです。
東京の下町は1945年3月10日の東京大空襲で米軍が放ったエレクトロン焼夷弾の投弾による民間人への無差別攻撃がおこなわれました。
それによる業火や焼夷弾の直撃により死亡者、負傷者併せて13万人という信じられない方が犠牲になりました。
そしてこの空襲により東京の下町全体が一夜にして焼野原に変貌したのです。
したがいまして私が小学校か中学生だった頃でも、東京の下町にまだ戦争の爪跡はわずかながらではありますが残っていました。

墨田区に外出小学校という小学校があります。
そこの小学校の外壁には東京大空襲で焼夷弾に直撃された人の肉片が飛び散ったとかで、その人の生前の歩いている姿そのものが油っぽい黒いしみとしてまるで謄写版で刷ったかのように残っていました。
また私の卒業した中学には防空壕がありました。

よく友達の家に遊びに行くと友達のおじいさんが東京大空襲の話をしてくれました。
東京大空襲の時には錦糸町のあたりには真っ黒焦げの死体が山のように積まれていた、と話していました。
その死体は男女の区別もつかないほど焼け焦げていたそうです
隅田川は、大空襲のあと、川は死体で埋まり、川面が見えなかったそうです。
そのおじいさんは炎に追われながらも、川に飛び込まずに逃げたので助かったそうです。
大量の焼夷弾の炎はまるで狼が舌舐めずりをするかのように川面を舐めます。
そのために川に飛び込んだ人はみんな炎で顔を焼かれます。
そしてその熱さに耐えられず水の中にもぐります。
水の中に潜ると息が続かないのでまた川面にでて息をつぎます。
そしてまた炎に顔を焼かれます。
この無間地獄のはては溺れ死ぬか炎に酸素を奪われて窒息死したそうです。
万が一それを逃れても今度は3月という寒さから凍死した人もいたようで翌朝の隅田川には凍死・溺死者で川面が盛り上がっていたそうです。
ということで“空襲の時には川に逃げるな”とこの話がでる度に友達のおじいさんは口を酸っぱくして言われていました。

日本人のほとんどは、あの戦争のおかげで地獄を味わった、ひどい目にあった、という記憶は共通しており、もう二度と戦争はごめんだ、と誰もがその点では一致するところであります。
日本軍の死者は約200万人と言われています。
赤紙一枚で召集され、理不尽な暴力によって人殺しの機械とされ、戦地に送られた人々がいました。
そしてその死は、ほとんどが餓死だったといわれています。
侵略戦争を推進するという目的から考えても、つまり戦術的にも戦略的にも、まったく意味のない死“餓死”を強要されたのです。
軍部の統制は厳しく、もの言えば唇寒し、というありさまでしたし戦争に対する批判はもちろん、戦争でひどい目にあった、という話すらできなかったのです。
防空訓練として竹槍の練習が強要されました。空を飛んでいるB29に対して竹槍でどう抵抗するのか、と疑問を呈することすら許されなかったのです。
日本国中が狂気に包まれていたこの体験を繰り返してはなりません。

War, which is, indeed, little more than the register of the crimes, follies, and misfortunes of mankind.
戦争とは、ただ人類の犯罪、愚行、災難の記録にすぎない。
By Splash

自主制作のマトリックスアクション
完成度が高いと評判も、PV数はそんなに高くないのが不思議!



今日は東京の下町亀戸に出没です。
今日は肉が食べたかったのです。
という事で今日のお店は「Briller parfum(ブリエ パルファン)」さんです。

住所:東京都江東区亀戸2-12-1クレスコート小島1階西側
TEL:03-3683-7989
定休日:日曜日・祝日の月曜日

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お店の外観です。

chef
Chefの紹介です。
藤瀬 保
【シェフ経歴】
東京都江東区出身。高校卒業後、料理の世界へ入る。
ホテルやレストランで10年間修行し海外の大使館のシェフに就任。ロシアやウズベキスタンの大使館で6年間経験を積み東京都江東区にBriller Parfumをオープン

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お店の紹介です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「和牛のビーフシチュー」@1,680円です。
実はこのお店の「岩中豚のグリル」@1,000円を食べたかったのですが12時34分入店というのにもかかわらずsold-outでした。
まさかという坂は最近お目にかかってないのですがひさびさにめぐり会いました。
さりとて他のジャンルの料理にする気にもならず、いきおい上方修正ということで「和牛のビーフシチュー」@1,680円という遷移になったのです。
決して裕福なわけではありません。
亀戸ってド下町でしょう、従って物価がやすいという擦り込みの町ですので、この町での@1,680円って、私にとっては@3,000円位の感じなのですね。あくまでも感じなのですがね。
ちょっとカラんでますね。しつこいですよ・・・

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待つこと12分でサラダと冷製ボタージュの到着です。
見た目ウマウマ感ありサラダと冷製ボタージュです。
冷製ボタージュですか美味しすぎます。
これは一流ホテルの味わいです、コクがあってなめらかです。
サラダもedgeが立っていてイケます。

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待つこと13分で「和牛のビーフシチュー」の到着です。
見た目肉が光っているぜシチューです。
お腹がすいていたので早速実食です。
肉が柔らかいですね、美味しいです。
ソースはかなり濃厚ですがちょっと酸味が強いですかね。
でもかなりのレベルですね。
しいて瑕瑾をもうせばとnot too manyですか・・・
どちらかというと食べ物の量には拘泥しない私ですが、さすがにこのライスを含めたperformanceはいただけません。
それとchefは私同様の下町育ちとのことですので、もうすこしにこやかに接客してもらいたいものです、ハイ。
以上です・・・

それでは(^_-)