今日は「幸せな最後とは・・・」の話です。
日本老年医学会は今年、11年ぶりに終末期医療の基本見解を見直した。「患者の尊厳を損なったり苦痛を増やしたりする場合は治療の差し控えや撤退も選択肢」と延命一点張りを戒めた。とりまとめた飯島節・筑波大教授は「延命を追求しすぎると患者の利益にならないこともある」と語る。  
関西の中堅病院で患者の家族に延命措置として胃ろうを説明し、希望されれば胃ろうを作る内科医は「自分は絶対に胃ろうは嫌」と話す。どんな状態でも長く生きたいと願う人もいれば、そうでない人もいる。 
100人超の国会議員でつくる「尊厳死法制化を考える議員連盟」(増子輝彦会長)は延命措置をとらなかったり中止した医師の免責を定めた法案を検討中だ。  
財政破綻した夕張市。171床の総合病院は19床の診療所に縮小し、約100人に増えた在宅療養の患者を医師の森田洋之さん(40)らが往診する。森田さんはかつて九州の病院で胃ろうを作る手術を繰り返していたが、そんな医療に疑問を感じ、夕張へ移り住んだ。
今は肺炎ワクチンなどによる予防医療に力を入れる。入院しないことを目指す医療で「夕張市は死亡率が下がり、医療費も減った」(森田さん)5年前に全国並みだった1人当たりの高齢者医療費は、全国より年10万円安くなった。 
厚労省によると、生活に制限のない「健康寿命」は女性が73.6歳、男性は70.4歳。平均寿命との差である「不健康な期間」は女性が12.8年、男性は9.2年になる。人生最後のままならぬ月日をどう過ごすか。判断力を失ったらどうするか。間われているのは私たちの生き方そのものだ。
日経新聞「医療再建」より転載


胃ろうの問題は難しいですね。
自分の意思で胃ろうを作ることあるいは作らないことを希望する人はまだいいのでしょうが、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、脳梗塞、脳出血等の疾患に不幸にもなった方はどうしたらいいのでしょう。
これらの疾患の方はすでに自分の意思表示ができない状況にあります。
そして早晩嚥下ができない状況に陥ります。
病院は点滴が行えますが、点滴が行えない施設では本人が好むと好まざると胃ろうの措置を取らざるを得ません。そうしませんと口から栄養が取れない状態になりますので栄養失調により死に至るからです。

人間は生きることも大変ですが、きれいに死ぬことはさらに大変です。
曲解されるのは嫌なので、敢えて言いますが、きれいに死ぬことの範疇として自殺は論外です。
きれいに死ぬ為には、元気なうちに家族に万が一の時に延命を望むか望まないかを書面で残しておく必要があります。
側面的に延命措置をとらなかったり中止したりする医師の免責を定めた法律の立法化も急務でしょうね。

平均寿命との差である「不健康な期間」は女性が12.8年、男性は9.2年にも注目する必要があります。病院が老人で溢れている現状は、このような不健康な期間が長期に亘っているからなのですね。これは、決して老人軽視ではありません、統計的事実であります。

ある程度の年齢になったら、人生の最終goalを見据えてのending designを作っておく必要があると思う今日この頃です。


JR東海 X'mas Express 歴代CM 1988年〜1992年 深津絵里 牧瀬里穂 高橋理奈 溝淵美保 吉本多香美



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今日は所用があり栃木に奥様と出没です。
東北道上り線蓮田SAにあったレアなお土産です。
「Chuップリン」は昨年4月に仙台で販売を始めた蒸し焼きプリンで、マヨネーズのような容器に入っているのが特徴です。スプーンを使わずに片手で吸って食べるものです。
販売開始直後から、ユニークな形状と「濃厚でありながらクリーミーな口当たりがおいしい」と評判を集め、1カ所で1日1000個を売り上げる日もあるなど「売れ行きは大変好調」だそうです。地元客や観光客が土産物として利用し、リピート率も高いという一品ですが、どこで売っているのか不明でした。
こんなところにあるとはクリビツです。
味ですか、意外に濃厚で美味しかったですよ。
一個@300/100g円です。

閑話休題おはなしはもどりまして
ということで今日のお店は佐野ラーメンの頂点「まるQラーメン」さんです。

住所: 栃木県佐野市若宮下7-6
電話:0283-24-9955
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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二人でshareした「餃子」@400円です。
見た目、美餃子です。
それでは実食です。
あれん?皮が不味くなっています。
以前の皮はモチモチしていてとても美味しかったのですが、今日の皮は肉厚でしかも硬いです。
餡も甘みがありません、少し変な味わいを感じます。
どうしたのでしょう・・・

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奥様のオーダー「チャーシュー麺」@800円です。
これは絶品ですネ。
丸鶏と鰹をベースに透明感溢れるマイルドなスープは安定感があります。
麺は佐野ラーメン特有の青竹踏みの麺ですから、モチモチしていて口内食感最高です。

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私のオーダー「みそホルモン」@400円です。
このホルモンはいつ食べても弾力感があってプリンプリンしています。
ホルモンの脂身も嫌みなく、さらにこの味噌が秀逸です。
これは美味しいですよ。
近所にあれば毎日食べに行きたい一品です。
佐野に至福の「みそホルモン」ありですか・・・

それでは(^_-)