今日は「母性」の話です。
野生動物の「母性」について、科学者はときに、「遺伝子を、より若い、将来生殖能力を持つ子どもに伝えるために自分は犠牲になるものだ」と説明することがある。しかし、見ていると、「遺伝子を伝える」という一言では言い表せない、もっと生々しい印象があるのも事実なのだ。 
ゾウの群れは子ゾウを大切に扱う。移動するときは子どもを群れの中心に置いて外敵から守る。そんなゾウでさえ水を飲むときは自分の子どもを鼻でぽーんと追いやったりする。乾季、川底が乾くと、ゾウたちは前肢と鼻で井戸のような穴を掘って水を飲む。その穴は一頭の鼻がやっと差し入れられる程度の小さな穴だ。そこではお母さんと子どもでも同時に飲むことはない。お母さんが鼻を上げたときに、子どもが交代で鼻を入れて水を飲む。そのルールを犯したとき、母親は子ゾウを前肢で突き飛ばした。 
多くの例を見ていると、「母親が子どもを保護する」という考え方は当てにならないと思えてくる。ヒトの子のように、「お母さんにおっぱいを飲ませてもらう」「お母さんに助けてもらう」という受動では結局生きていけないようだ。子どもが生きていこうとする力、生命力がもっとも大切なのだ。それが弱いと最後は淘汰されてしまう。そういう見方の方が素直なのではないか。事実、多くの野生動物の授乳を見ていると、「授乳」というよりは「子どもの方で乳首にぶら下がっている」ように見える。肉食獣のように子どもが多い場合は、兄弟同士の間でも競争になる。
「生きもののおきて」岩合光昭著より転載

象の妊娠期間は22カ月(動物の中では最長)と長く、三年に一回出産します。そのことから象は妊娠期間が長いから子象を可愛がると言われています。確かに小さな子象がいれば、移動も少なくなるし家族全体が敏感になります。移動するときには子象を群れの中心に入れて外から見られないように
しています。
よく見かけるのは子象が水を飲んでいる時に、それを狙ってワニが子象を水の中に引きずり込もうとします。するとそれを察知した母親象が猛然とかけつけて、自らがワニと子象の間に入って体を張って助けようとします。この様に象の母性は強いのですネ。
またそれを見ていた仲間の象もどんどんと駆けつけて、やはり同様にワニと子象の間に入ってワニを子象に近づけない様にします。
そして陸にいる仲間の像が長い鼻を伸ばして、子象を引っ張り上げて助けるのです。
この様に象同士の絆は強いのです。そんな像ですが、子象は子象で自分の事をきちんとできないと象の群れでは生きていけないのです。

人間はといえば妊娠期間は10月10日と象ほど長くはないのですが、他の動物と比べれば長いといえます。加えて人間の子供は独り立ちするのには4年近くかかるので、それに比例して母性は育まれています。加えて母性強化には母乳が貢献しています。
といいますのも母乳育児はママと赤ちゃんの間に強い絆を作っているからです。
母乳を射出するオキシトシンというホルモンには、ママに幸福感や恍惚感を与える作用が、母乳を産生するプロラクチンというホルモンにはママに赤ちゃんを守りたい、保護したいと思わせる作用があるそうです。
ということで最近は母乳で育てない母親もいるようですが、子供の為には母乳育児が必要なのですよ。


So・・・much.・・・pain.・・・



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今日は銀座におりましたので、今日のランチは「ジャポネ」さんにも行こうかと出向きましたら、二時近くだというのにこの行列です。weekdayですので仕事が多忙です。従ってこの行列の後ろにつく程、時間の余裕はなく、仕方なく京橋に足を伸ばしました。
ということで今日のお店は「ダバインディア(Dhaba India)」さんです。

住所: 東京都中央区八重洲 2-7-9 相模ビル1F
電話:03-3272-7160
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。「ダバインディア(Dhaba India)」とはインド語で「食堂」を意味します。店内は幻想的なマハラジャの町「ジョドブール」をイメージしたなんとも言い表せない素晴らしい「ブルー色」で統一されています。

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メニューです。

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今日のオーダーは「三食カレー」@1,000円です。

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まずは辛口、マトンとカリフラワーのカレーです。それ程辛くはないですよ。マトンが結構柔らかくてイケました。カリフラワーは箸休め的意味合いの様ですので評価は低いですね。

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そして中辛、ミックス豆カレーです。なにかメニューとはちがいますが、ミックス豆が味わいが深くて美味しいですね。個人的にはインドカレーはミックス豆カレーが一番美味しいと思いますよ。

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最後はマイルド、海老カレーです。これまたメニューとはちがいますネ。
ソースはクリーミーで美味しいのですが、impactがありませんね。海老がプリンプリンしていて美味しかったです。それと以外にプリンプリン海老の量が多くてウレシイ限りです。

ということでソースをご案内させていただきましたが、正直に申しましてソースは特別に美味しいというものではありません。しかしここのナンはイケます。
ほのかに甘い香りが立っていて、本当に芳しい味わいです。
特に焼き立てのナンは、この上ない食感です。インド料理はそれほど、食歴はないのですが、個人的にはここのナンは帝都一番だと思っています。

それでは(^_-)