今日は「大酒飲みは遺伝」の話です。
遺伝子配列のわずかな違いは、個人の体質を大きく左右する。上戸か下戸かは分かりやすい一例で、カギを握る酵素と2種類の遺伝子が分かっている。ところが、下戸になる配列はなぜか、日本や中国などアジア人だけにしかみられない。その原因は不明なままだ。 
飲酒後、顔が真っ赤になる現象は「オリエンタル・フラッシング」と呼ばれる。アルコールで血管が拡張して顔だけが赤みを帯びる例は欧米人にも見られるが、全身が赤くなり、吐き気や頭痛など不快な症状を伴うのは、アジア人に限られる。  
この現象が起きる原因は判明している。肝臓でアルコールを分解してできる「アセトアルデヒド」という物質だ。毒性があり、体内で濃度が高まるとアレルギー症状を引き起こす生理活性物質、ヒスタミンが作り出され悪酔いを招く。
このアセトアルデヒドを分解する酵素に、きちんと働く「N型」とうまく働かない「D型」がある。どちらかの親からD型を受け継げば、オリエンタル・フラクシングを起こす。この遺伝予配列を突き止めた原田勝二・元筑波大教授は「両親かららN型を受け継いだ人との間では、酵素の働きに理論的に16倍もの差が生じる」と解説する。
原田さんが世界各地でこのN型とD型の出現頻度を調べたところ、ハンガリーでD型がわずか2%であったほかは欧州や中東、アフリカで全く見つからなかった。一方、日本でD型は44%と最も高い頻度になり、中国で41%、タイで10%とアジアに集中した。北米の先住民族で。はスー族に4%、ナバホ族に2%のD型が見つかったという。 
アフリカで誕生した現人の祖先は、すべてN型だった。大陸を移動し人種が分かれる過程で、突然変異のD型が誕生した。原田さんは「3万〜2万5000年上前、中国の南部地域で」と推測している。しかし、なぜこんな変異が起きためか、理由は分かっていない。
もしこの遺伝子変異が命に関わっていれば、D型の子孫は途絶えてしまったはず。飲酒が直接、生存に必要な条件でなかったことが、この追跡調査を可能にした。
国内でN型の出現頻度をみると、東北や九州南部に高い傾向が出た。つまりこの地に酒豪が多い。縄文時代に日本に渡来した人はほぼN型で、弥生時代に渡来した人の中にD型の人が含まれていたとみられる。その名残かもしれない。
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日本経済新聞「謎かがく(酒に弱い遺伝子のアジア人)」より転載


そうだったのですか、たしかに欧米人と飲んできた感想としては、今日までのところは下戸の人に巡り会ったことはありません。しかし中国人に下戸がいる頻度が高いとは、確率論の問題なので軽々には論じられませんが、とても信じられません。
話は戻りますが、欧米人ですが、若い頃、大学の友達と郷ひろみさんの英語の先生だったイギリス人と飲んだことがありました。
二軒ほどハシゴして、最後は自分の友人がやっている店にいこうと四ツ谷三丁目にあるScotch pubに連れて行かれました。こともあろうにそこではそのイギリス人は、店に入るやいなや勝手に大きなビア樽をゴロゴロところがしてきて、拳でその蓋をぶち破ると、ジョッキですくって飲めというじゃないですか、時間にして深夜2時です。
さらにビールじゃ酔わないだろうと、要らぬ心配をしてくれてビールの入ったジョッキにウィスキーをジャボジャボと注ぎ込んでくれました。
まさに“Thanks for nothing!(ありがた迷惑だぜ!)”です。
次の日が土曜日で会社も休みだったので、ビア樽×1樽飲んで別れたのですが、私達は二足歩行も困難な状態だったのですが、当のイギリス人は全くヘッチャラでした。
その時、私は日本人の体力で欧米列強に戦争を挑んだこと事態、敗戦の遠因だったのではないか、と確信したのです。


ところで、大概どちらの会社でも、二日酔いの酒臭い息を巻き散らかしながら、まったく平気の平左で仕事をしている人って、一人か二人いますよね。
この人達の人体構造は一体どうなっているのか、是非とも科学的に証明していただきたいと思っています。
多分ですよ、私が思うに、alcoholの分解を受け持つ肝臓は、分解を一切する事なく、そのalcoholをスルーで直腸に送り込んでいるのではないでしょうか…アリエナイ?


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今日は奥様と栃木に出没です。
佐野アウトレットで買物をした後は、ラーメン史上もっとも熱いラーメンといわれている「火山ラーメン」さんにお邪魔しました。

住所: 栃木県栃木市箱森町52-4
電話:0282-80-7314
休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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石焼野菜ラーメンの食べ方です。
ちなみにこのあしたのジョーコラボはスープの跳ねヨケです。
ちょっともったいないですね。

奥様のオーダー「しょうゆらーめん」@787円、私のオーダー「雷味噌らーめん」924円です。石焼野菜ラーメンとは石焼ビビンパのラーメン版です。
それなのに麺が伸びず最後までモチモチしているとう摩訶不思議ラーメンなのです。

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奥様のオーダー「しょうゆらーめん」です。
途中のマグマ状態がスゴイですネ。
味は意外とあっさり系で美味しいです。
麺がモチモチしていて美味しいです。

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私のオーダー「雷味噌らーめん」です。
これまた途中のマグマ状態がスゴイですネ。
味は辛美味です。漢(おとこ)の味です。
これは病み付きになりそうです。

本当に最後まで舌の火傷を気遣いながら食べたラーメンというのはこれが初めてです。
なんでラーメン食べるのにこんなに緊張して食べなければいけないのでしょうか(笑)
真の極熱美味ラーメンを体験することができました。
史上最悪のラーメン?に偽りなしです。

それでは(^_-)