今日は「東大秋入学」の話です。 
東大秋入学
海外は7〜8月がバカンスで9月に新学年を迎えます。
日本は4月に入学して3か月半位で夏休みとります。せっかく身につき始めた勉強する習慣は夏休みを満喫するとどこかへ行ってしまいます。したがって9月に新学期を迎える時には勉強する習慣を取り戻すのにひと苦労します。
春入学の日本の学生たちは国際競争において圧倒的に不利だそうです。
アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ロシア、カナダ、中国と主要国の ほとんどが9月入学です。世界215ヶ国のうち116ヶ国つまり世界の半数以上の国々が秋9月入学です。アジア圏のように四季がない国々や一年中気候がほぼ同じのアフリカ諸国では4月入学でもよいと思います。しかし日本には四季があります。暑い夏に休みを長くとり、避暑することで夏を乗り切り、9月から心機一転して入学、新しい学年を迎える方が日本の風土に合っていると思います。
日本でも大正9年までは秋入学だったそうです。大正10年から春入学に変わってしまいました。春入学へ変更した理由は、国から補助金を得るために会計年度と一致させたからであり、その会計年度は田植えの時期を考慮して設定したと言われています。時代はglobal化へと進んでいます。日本独特ともいえる春入学は時代にそぐわなくなってきています。

日本では超一流大学の頂点東大ですが、世界で比較するとどうでしょう。
優秀な大学には優秀な学生が世界中から集まってきます。海外からの学生留学生の割合をみると、ハーバート大学は10%オックスフォード大学は7%に対して東大はたったの1.9%です。優秀な大学には優秀な教員も世界から集まってきます。外国人教員の割合をみるとマサチューセッツ工科大学は14%オックスフォード大学はなんと20%それに対して、東大は2.3%です。
この数字が表していることは、世界トップクラスの生徒、教員が東大に集まってきていない、ということです。それは東大が春4月入学であることが大きな要因です。留学生たちのほとんどが秋入学の国から来ています。春入学の東大へ留学しようとすると半年から1年のロスが留学生たちに強いられることになります。外国人教員たちにも同じことがいえます。そして、世界クラスの優秀な学生たちが少ない大学には、世界クラスの優秀な 教員たちは来たがりません。東大が春入学から秋入学へ変更されれば今よりもっと海外から優秀な生徒、優秀な教員が集まりやすくなることでしょう。そして、東大は世界的にも超一流大学になっていくと思います。

今年のハーバード大学に入学した日本人は”たった一人” となりました。韓国、中国からの入学者数はもっと多いのです。2009年度のデータによるとこの年の日本人入学者数は5人でしたが、韓国は42人、中国は36人、シンガポール22人、インド20人でした。日本人留学生の減少は日本の大学の存在感を低下させることに つながります。数年後に東大が秋入学に変更された場合、入学試験は今までどおり冬に行うため秋まで約半年間の空白が生じることになりますが大学側はこの期間にボランティア活動、企業での体験就業(インターン・シップ)、サマースクール等の留学などを学生たちに体験してほしいと述べています。日本では、国際基督教大学(ICU)が秋 9月入学を実施しています。秋入学にしたことで、留学生が増加し海外の大学との交流がスムーズになったそうです。また、卒業生を採用する企業側も秋入学の学生に合わせて、春と秋の年2回の採用を行うところが増えています。
優秀な学生を採用したい大企業は、優秀な学生の卒業時期と採用時期を合わせます。東大が秋入学へ変更するのであれば採用時期を年2回にする企業が増えることでしょう。昨年8月に民間の調査機関が全国の大学に調査をしたところ、回答を寄せた263の大学のうちの4割が「秋入学について肯定的である」という調査結果が出ています。東大のように秋入学へ一本化することに前向きに考える大学がある一方で春入学も残し、学生たちに選択肢を与えようとする大学もあるようです。今後は東大だけでなく、どれくらいの大学が秋入学を導入していくかが焦点になっていくことでしょう。時代はglobalに活躍する人材を求めています。
東大が秋入学に変わることで得られるメリットは大変大きいと思います。
「デヴィの独り言独断と偏見」参照

海外で海外の取引先と話をしているとよく言わるのが「日本の常識、世界の非常識=Don't take anything for granted」です。確かに日本人は単一民族ですので、皆目が黒くて髪の毛が黒く、さらに常識的なことは言わなくても意思の疎通はできる国民です。いきおい夜郎自大(やろうじだい)になる素地は十分にあったのです。
そんな日本人において桜の花ほころぶ春入学は疑問の挟む余地はなかったと思います。東大のde facto standardに合せた秋入学ですか、結構ではないでしょうか。
農業の自供率の低い日本はいきおい頭脳で差別化するしかレーゾン‐デートル(存在価値)はありません。どんどん秋入学を推進して優秀な学生を輩出してください。

ちなみに海外の人がきて驚く日本での常識surpriseは以下の通りです。
街頭でポケットティッシュ配っている
レストランでタダでお茶がでる
レストランでタダでオシボリがでる
本にブックカバーを付ける
電車の中で寝れる=安全
“スイマセン”を多用する=謝っている訳ではない
試験などの正解にはチェックマークではなく丸を付ける
美白化粧品を売っている
手招きするときに掌を下に向けて手を上下に振る→西洋ではあっちいけ=シッシシ
“ほか弁”などの弁当屋が多数ある


Sexy Bikini Nun、これ思わず笑えます。



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今日は月上野のKorean townに出没です。
今日のお店は「満奈多(まんなだ)」さんです。

住所: 東京都台東区東上野2-15-8
電話:03-3837-5121
定休日:日曜日・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です、

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メニューです。

今日のオーダー「カレーラーメンチゲ(キムチ、白飯、杏仁豆腐付)」@1,000円です。
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まずはキムチです。このキムチはKorean townのmain streetにある同店系列の第一物産でも求めることができます。ここは自家製ですので化学調味料まみれのキムチとは違って味わいが深いのです。辛いけど美味しい。
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待つこと15分でカレーラーメンチゲの登場です。
丼ぶりがチンチンになっていますので湯気の迫力に押され気味です。
それでは実食です。
辛い、でもすごく美味しい!
何ですか、この美味しさは・・・
辛いけど美味い、美味いけど辛いという無間地獄に陥っていきます。
カレースープは辛いのですが中に生卵とチーズが入っていてmildなのですね、しかしそれを凌駕する唐辛子が入っているので辛いのです。
乾麺の素朴な味わいがこのカレースープに良く合うのですね。
カプサイシンの影響で顔はすでに汗だらけですが美味しすぎて箸が止まりません。
結局一気に食べつくしてしまいました。
ここのカレーラーメンチゲは本当に美味しい。

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杏仁豆腐です。強烈な辛さの後ですから正に一服の清涼剤ですね。これまた美味しい!
このお店はできれば公開したくなかったのですが・・・

それでは(^_-)